「ほざけ! ならばドルイドン最強、このタンクジョウ様が、纏めてあの世に送ってやる!」(第1話)
「覚えておけ。この星は元々我々ドルイドンの物だ。必ず返してもらう」(同上)
データ
属性/ルーク級幹部
分類/ドルイドン族
身長/199m(巨大魔強化身長/48.8m)
体重/299kg(巨大魔強化体重/732.6t)
分布/揺れる大地
経験値/609
概要
ドルイドン族のルーク級幹部ドルイドン。再度地球に来訪した最初のドルイドン族。
甲冑と城が一つになった様な重厚な鎧に身を包んだ騎士の様な姿を持っており、その体型に違わず、幅広で剣先が3つに分かれた大剣『ルークレイモア』を軽々振るって戦うパワーファイター。
リュウソウケンの攻撃をも防ぐ頑丈なボディも兼ね備え、自ら「ドルイドン最強」と豪語するのは伊達ではない。劇中ではあまり描写は無かったが、ドルン兵の指揮を担当する。
目からビームや手から発生させる衝撃波を放ったりする他、地震エネルギーを取り込む特性も有しており、それによる強化や自力での巨大化・『巨大魔強化』も可能。また地震エネルギーを込めた砲丸状のカプセルを両肩より装填し、中央の大砲から強烈な砲撃必殺技『キャスリングランダー』を放つ。
また溜め込んだ地震エネルギーを一気に放出させれば、半径10kmの範囲内にある全ての物を簡単に消し去る事が出来るが、自身が窮地に陥った時に使う手段でもある。
また、カプセルへは他にも火山性の可燃ガスを充填する事も可能で、それを知っていたクレオンのアドバイスによりカプセルをバラ撒いて周囲にガスを充填、相手が攻撃時に発する火花を種に引火・爆発させるトラップ攻撃を使える様になった。
威厳に溢れた武人らしき性格で、自らリュウソウジャーと交戦するクレオンが生み出したマイナソーの助太刀にも毎回馳せ参じる。
だが、その本質は自身が有意でなければ気が済まない暴力的な人物で自身が手に掛けたマスターレッドの事を持ち出す形でコウをなじって嘲笑する等、卑劣な一面も覗かせている。
一方で第2話で彼に助けられたクレオンから「タンクジョウ様、200ポイントあげます!」と振られ、「そのポイントで何が貰える?」と冗談に同じくジョークで返す等、ユーモアへの理解もある。
また、自身の戦闘力に自信を持っている為か、侵略行為も搦め手よりも力押しの物になりがちなので、マイナソーを用いた作戦はクレオンに一任している。
とは言え、クレオンに対してそこまで自分の考えを押し付けたり、無理を強いる事もしなく、必要以上に彼に対して踏み入ることも無く、癖の強い後続の2人に比べると上司としては理想的な距離感を保てており、短い付き合いながらもクレオンからも多少は信頼を得られていた模様。
劇中での活躍
第1話
騎士竜を狙ってクレオンと共にリュウソウ族の住む幻の村の神殿に侵入し、追って来たコウとマスターレッドの2人と交戦。
一度はその圧倒的な力で2人を追い詰めて、マスターレッドへルークレイモアからの斬撃を浴びせて命を奪うもマスターレッドが咄嗟に使ったカタソウルの効果で無事だったコウが彼の魂を受け継いでリュウソウレッドに変身。
先程と全く違うレッドの猛攻に押されてしまい、外で暴れ回るマイナソー完全体の攻撃で崩壊する神殿の巻き添えになるのを危惧、上記の台詞と共に崩壊する神殿から脱出した。
第2~4話
クレオンが人間からマイナソーを生み出し始めたのでドルン兵と共にマイナソーの護衛に当たる。
持前の戦闘力によってリュウソウジャーを圧倒・牽制してマイナソーを逃がす事に成功、巨大化する段階にまで漕ぎ着けている。
第5話
マイナソーを生み出せるクレオンを狙って追い詰めたリュウソウグリーン・リュウソウブラックを強襲、程無く残りのリュウソウジャーも駆け付け1対5の状況になり、5人の連続攻撃に怯むが突如、その場に大地震が発生。
これを好機とばかりに地震エネルギーをカプセルに閉じ込めて体内に取り込むと著しい強化を遂げ、キャスリングランダーを放ってリュウソウジャーを蹴散らし変身解除へ追い込む。凄まじい地球のエネルギーを手に入れた事に「これでお前らや人間達みたいなちっぽけな虫ケラの命など、一捻りだ!」と歓喜し、これでリュウソウジャーへの勝利を確信した。
そして、1人だけ立ち向かうリュウソウレッド/コウに対し、「強がりもここまでだ。あの世でマスターと剣術ごっこでもするんだな!」とレッドをなじって挑発して怒りの誘発させつつレッドを追い詰め、レッドがミガケソウルの力により足元の地面をツルツルにされ体勢を崩し掛けるもルークレイモアを突き立てて持ち直した上で滑りながらレッドへ向かって衝撃波を放って対抗する。
グリーン=トワとブラック=バンバがレッドに加勢しようとするもクレオンが生み出したケルベロスマイナソー(兄)を呼び出してトワに毒を注入し、行動不能に追い込んだが、クレオンに横槍を入れられた事ですっかりと興醒め、ボロボロになったリュウソウジャーに「苦しみ抜いて死ぬが良い」と呟いて、そのまま空間移動を行い撤退する。
またその日の夜、潜伏場所の谷でケルベロスマイナソーの毒の詳細をクレオンから聞き、「あいつさえいれば、地球は俺の物になる…」と不敵に呟いた。
夜が明けた後、ケルベロスマイナソーを探すトワ以外のリュウソウジャーを足止めすべく、「来たな、リュウソウジャー。お前達の相手はこの俺だ!」と叫んで巨大魔強化を遂げて出現。
これに対抗すべく繰り出されたキシリュウオースリーナイツと交戦、怒りに任せて戦うレッドの隙を突いてキャスリングランダーからの砲撃や火炎放射で攻め立て圧倒。
その間、マスターの言葉を思い出してレッドは冷静さを取り戻し、マスターの為ではなくみんなの為にタンクジョウを倒すと考えを改めたが、間髪入れずにキャスリングランダーを放ち、追い詰めていく。
しかし、しばらくしてケルベロスマイナソー(弟)を片付けたブラックがミルニードルを召喚。
とどめのキャスリングランダーを放とうとした際に、ミルニードルの放つナイトニードルを浴びて怯んだ隙に、キシリュウオーとミルニードルが合体、キシリュウオーミルニードルを完成させる。
「何体合体しようが、俺のパワーには勝てん!」と、自慢の怪力でキシリュウオーミルニードルを叩き潰そうと襲いかかるも、自身のパワーをも超えるキシリュウオーミルニードルのナイトメイスでの殴打を打たれてしまい、振りかざしたルークレイモアをメイスで弾き返されてしまう。
更には怯んだ隙に懐へ潜り込まれで投げ飛ばされ、キャスリングランダーを放とうとするもナイトニードルを放たれて怯み、さっきとは打って変わって自身が追い込まれていく。
そしてそのまま『ニードルクラッシャー』を喰らい、「何と言うパワーだっ…! おのれ、リュウソウジャーッ!!」と言いながら爆散・敗北。
しかし致命傷には至っておらず、這う這うの体で潜伏場所へ帰還。
自身に対して罵詈雑言を吐きながら帰ってくるクレオンの声を聞いて、「やってみるか…?」と呟いて睨みつけたが、失言には咎めはせずにリュウソウジャーに対する復讐の感情を見せた。
第6話
敗北はした物のケルベロスマイナソーの毒がトワを媒介にリュウソウジャーに伝染する事を見越し、リュウソウジャーが毒で全滅するまで潜伏場所で一旦待つ事を選択。
因みに、その際に自身と共に笑っていたクレオンに対して「お前は笑うな」と注意していた。
そして日を跨いで再び巨大魔強化を行い、巨大化を遂げたケルベロスマイナソー(兄)と共にビル街に出現。邪魔者のいない今こそ、地球を自分の物にすべく人類を滅ぼそうと動き出す。
ところがそこへ、毒にやられた筈のリュウソウジャー5人が登場。タンクジョウが動かなかった昨日において必死の思いで解毒薬を生成、それで毒から回復した上で待ち構えていたのだった。
尚、この経緯を知るクレオンはタンクジョウに怒られるのを恐れてしらばっくれていた模様。
そしてリュウソウジャーが呼び出した騎士竜達の波状攻撃に怯んだ隙に、相手はキシリュウオーファイブナイツへ初合体。
「何体合わさろうが無駄だ!」と言い放って負けじとルークレイモアを突き出すも、ナイトシールドで防がれた上でティラノバーストを喰らって丸腰になり、多彩な波状攻撃に圧倒される。更にはクレオンの指示で加勢しようとしたケルベロスマイナソーも雪辱に燃えるリュウソウグリーンの操作で返り討ちに遭い倒されてしまう。
快進撃を続けるリュウソウジャーに憤慨し、大量のカプセルを装填して最大火力のキャスリングランダーを撃つも、真っ向から火炎を押し切った相手に反撃を受けて転ばされ、その隙に『ファイブナイツアルティメットスラッシュ』を浴びて再び敗北。
しかし、ボロボロになりながらもしぶとく立ち上がり、
「俺が死んだ瞬間…、体内の地震エネルギーが一気に噴出し、ここから半径10キロは跡形もなく消し飛ぶ。それでも俺を倒せるか…? 大勢の人間とお前らは、道連れとなるぞ…?」
自身が原子爆弾並みの威力を持って自爆し、人間達諸共リュウソウジャーを消し去る為に捨て身の行動に出て、リュウソウジャーに揺さぶりをかけようとする。
だが、これに対しコウ/リュウソウレッドは、プクプクソウルの力でタンクジョウを膨らませて浮かし大気圏へ追放した。
最期はそこで追撃の『キシリュウオーファイナルキャノン』を浴び、「許さん…、リュウソウジャァァッ!!!」と屈辱に満ちた断末魔を残して宇宙で大爆散・戦死。
結局、弱いとなじり見下したコウから屈辱的な格好で引導を渡される、因果な末路を迎えた。
タイムスリップ!恐竜パニック!!
6500万年前当時の本人が登場。地球に巨大隕石の落下が迫る中、巨大魔強化を行いつつガチレウスと共にリュウソウ族を強襲、彼等が建造していた宇宙船を破壊し巨大隕石から逃れる道を絶った。
そのまま残ったリュウソウ族を始末しようとするも、ヴァルマ/ガイソーグが駆るディノミーゴとコブラーゴに妨害されそれが竜装合体したキシリュウジンと交戦、返り討ちにしようと挑むも圧倒された上に回転斬りで薙ぎ払われ敗北。
しかしリュウソウ族を地球に閉じ込める目的は達成したので、そのまま生き残って宇宙へ飛び立った様子。
第21話
「一度死んだら、ポイントはゼロになるのか?」
クレオン「いいえ、持ち越せますっ! むしろ、復活ポイントとして5億ポイントあげます!!」
マスターピンクから自然発生したネクロマンサーマイナソーの力で生者が消え、死者がこの世に復活した影響で現世に復活。クレオンと再会し喜ばれ、ポイントカードのやり取りをしていた所、現世へ降り立つ死者の中にタンクジョウの姿を目撃、その場へ駆けつけたグリーン・ブラックと交戦したが、クレオンからのアドバイスで火山性ガスを充填したカプセルを投げ付けわざと相手に割らせる。
その流れからブラックがディーノスラッシュを放とうとするが、そこで迸ったエネルギーがガスに引火して誘爆、グリーン諸共爆風で吹き飛ばしたが爆風に紛れて2人の逃走を許す。
その後、クレオンを引き連れて町中で破壊活動をしている(その際クレオンが笑っていたので、「お前が笑うな」とまた注意していたが、クレオンは「ああ…やっべぇ…」と嬉しそうな声を上げている)所にリュウソウジャーが出現。
竜装して向かって来た相手を持ち前のパワーで軽くあしらった上で、ガスを込めたカプセルを投げ付けトラップ攻撃で翻弄。すぐにリュウソウジャーはトラップの仕組みに気付くも、タンクジョウは構わずカプセルをバラ撒いて町中にガスを充填、迂闊に自身を攻撃すれば町中に引火すると揺さぶりを掛ける。
しかし、そこへマスターピンクを伴って現れたリュウソウゴールドが登場、彼がクラヤミソウルで強竜装して生み出したブラックホールにカプセルもろともガスは吸い込まれてしまう。
ならばとカプセルのエネルギーを使った巨大魔強化を行い、キシリュウオーファイブナイツ・キシリュウネプチューンシャドーラプターと交戦。
以前自身が戦った時よりも成長した相手に劣勢を強いられるも持ち堪え、キャスリングランダーを撃って圧倒、リュウソウジャーに優位に立つ。
これに対しレッドはかつての様にプクプクソウルを使おうとするが、以前と違い消耗が無く同じ手は二度も食わないとソウルの力を軽くかわし「どうした? ヤケになったか?」とコウを挑発する余裕を見せるが、レッドが構わずソウルを使い続けたのは、周辺のビルを次々と膨らませてタンクジョウの動きを封じるためであった。
タンクジョウが気づいた時には既に遅く、膨らんだ建物のせいで視視界と身動きを封じられた所に『キシリュウネプチューンブラックホールキャノン』を撃ち込まれ、発生したブラックホールへ吸い込まれた。
第22話
「死んだ者が蘇る。これほど素晴らしい事はない」
再度、死後の世界へと送り込まれ、死後の世界へ飛ばされてしまったコウと対面。
多くの命を犠牲にして生き返る事に疑問を投げかけたコウを一蹴し、「マイナソーの力を使えばマスターレッドが生き返る」と揺さぶりを掛けて襲い掛かり、圧倒し変身解除へと追い込んだ後はネクロマンサーマイナソーの胸座を掴んで、「もっと人間の魂を狙え。この世とあの世を入れ替え、世界を混乱に陥れるのだ」と凄んだ。
それでもコウは「どんな理由があっても、犠牲にして良い命なんて一つもない!」とタンクジョウに立ち向かうが、コウの発言を「綺麗事」と片付けて殴り飛ばしトドメを刺そうとルークレイモアを振るうも、コウの諦めない姿勢を見て助けに現れたシャインラプターの放つ光に目が眩んでしまい、コウの脱出を許してしまう。
その夜、クレオンが生贄に差し出したドルン兵3体の魂と引き換えに、現世へ三度の復活を果たし、翌日に開催されるイベント「50000人(ごまんと)フェスティバル」で多くの人間が集まる事を見計らい、ネクロマンサーマイナソーの力で、多くの死者を復活させようと目論むが、昨日の内にネクロマンサーマイナソーの出現ポイントを予測していたリュウソウジャーが、カクレソウルの力で看板を透明にしてイベントに先回りされてしまった事で、生贄になる人間が集まらず計画が頓挫、ドルン兵を差し向け、自身はネクロマンサーマイナソーの討伐に向かったレッド以外のリュウソウジャーと交戦。
相手を一通り挑発しつつ、二度倒されてもドルイドン族の幹部の地位に恥じない凄まじい戦闘力を見せ、キャスリングランダーで追い討ちを掛ける(その際、前回でも戦ったカナロ/リュウソウゴールドの事を詳しく知らなかった為「お前は誰だ!?」とゴールドに返した)。
それでも、タンクジョウを倒す為に立ち上がるリュウソウジャーを追い込み、リュウソウピンクのリュウソウケンをはたき落としてトドメを刺そうとするも、マスターピンクから受け取った剣の用いたピンクの一撃を腹部に喰らって怯む。
尚も襲い掛かるタンクジョウだが、リュウソウジャー4人の力をマスターピンクの剣に集めて生み出した、虹色の剣を振るうピンクにルークレイモアを叩き壊された上、繰り出された強烈な一撃が致命傷になって敗北・爆散。
そして、ネクロマンサーマイナソーもコウの操縦するキシリュウオーコスモラプターによって倒された事で、現世と死後の世界への繋がりも絶たれ、三度あの世に送られた形となった。
余談
放送前から発表されていた幹部格であったが、当初は6話と言う短い期間での退場であった。
しかし放送終了後、公式から演じた中田氏のオールアップした写真は掲載されなかった事から再登場の可能性が匂わされており、その後劇場版に出た事を皮切りとして再登場を果たした。
CVを担当する中田譲治氏は『超新星フラッシュマン』のサー・カウラー、『超獣戦隊ライブマン』の大教授ビアスの顔出し出演と、『動物戦隊ジュウオウジャー』のアザルドのCV出演を経て、スーパー戦隊シリーズの敵役で通算4人目の戦隊幹部キャラを演じる事となった。単発ゲストながら設定上は幹部級の『海賊戦隊ゴーカイジャー』のザイエンを含めれば5人目である。
因みに岡本美登氏も、副官ブーバ、ボー・ガルダン、地帝忍オヨブー、ドクター・アシュラで4年連続幹部クラス出演の記録あり。その内、ガルダンとアシュラは中田氏と共演した役でもある。
因みにクレオンの声を担当する白石涼子氏の声と比較すると、声にノイズの様な特殊なエコーが掛かっている。
名前の由来は戦車のタンクと城を掛け合わせた物で、どちらもチェスではルークの事を指す。経験値の値も「ルーク」の名前を語呂合わせにした物。
武器のルークレイモアもルークの駒の様な形状をしていて、腰のバックルの模様はチェスにおけるルークの動きを表した物である。
必殺技名の由来でもある「キャスリング」とは、ルークの駒とキングとクイーンどちらかの駒を一手で同時に動かすチェスの動きの事。
デザイナーの久正人氏曰く、本編で初めて登場する幹部なので分かり易く『マッチョな強敵』と言うオーダーから、胸部に戦車の大砲や、バーニアに見立てて両肩に塔を配置する等、随所にロボット様な意匠が仕込まれているそうだ。
スーツは、第43話に登場するガンジョージに改造された。
現状、エラス登場以前のドルイドン幹部の中では、(ほぼ)唯一プリシャスから強迫を受けていない幹部となった為、一部の視聴者からは(自分の矜持に従って戦死したと言う意味で)勝ち組の幹部の1人と見られている(もう1人は当然だがワイズルーである)。
前述通り序盤に倒されてしまった彼だが、ヤバソードの経験値が判明するまでは幹部の中では最も高く設定されていた(マイナソーには何体か彼以上の経験値持ちがいる)。
最も同じ他のルーク級幹部は、水中戦という本領を発揮出来る場所が限られるうえ指揮官として問題大有りなガチレウスであり(なお、火力は有れど生まれたてで戦闘経験が少ないガンジョージはナイト級幹部であり、退場直後にルーク級と誤植されている為カウントしない)、しかも倒されたのは劇中では終盤であり、6500万年前から生きて戦い続けて来たであろう彼の経験値が高いのは必然と言うべきか。まさにコウ達リュウソウジャー序盤最大の壁だったと言える。
彼の最期となる第6話が放映されたのは2019年(平成31年)4月21日で翌々週の5月5日に元号が令和に変わったため、彼が平成で最後に死亡した幹部になった。