データ
全高 | 50.0m(肩上まで54.5m) |
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全幅 | 33.0m |
胸厚 | 37.5m |
重量 | 2400t |
スピード | 300km/h |
出力 | 1200万馬力 |
概要
騎士竜戦隊リュウソウジャーの巨大戦力でもあり一号ロボである。基本形態は第2話から登場。
騎士竜ティラミーゴから人型に変形し、巨大化したレッドリュウソウルが頭部に変形、合体することで完成する。
コックピットは頭部にあり、起動にはリュウソウケンを中央部の突起に差し込む。操縦方法はゲキレンジャー、キョウリュウジャーに続くトレース式。必殺技などでは引き抜いてマスタースレイブに近い形で動かす。
歴代戦隊ロボの中でも足首周りがかなりスマートなデザインで体捌きが機敏な機体であり、着ぐるみの状態で走ったり、スライディングができる(今までにも激しいアクションを繰り広げるロボはいたが、その多くがCGによる演出だった)。
スーツアクターは前年で、デストラ・マッジョとエックスエンペラーを演じた藤田洋平氏。数少ない戦隊ロボの操演が出来る人物の一人であり、大ベテランの日下秀昭氏が演じることが多かった戦隊1号ロボの演者を務める大役を当作で任されることとなった。
基本は手持ちの武器は持たず、素早い動きを活かした徒手空拳による格闘と前腕部に装備したミニガンを織り交ぜて戦うが、パーツを全身にある竜装ジョイントに移動・取り付けするジョイントチェンジによって様々な状況に臨機応変に対応できる。これは頭部の変身用リュウソウルも同様で、他のメンバーだけでなく、ツヨソウル等の強化用リュウソウルをも頭部に換装可能な事も意味する。
更には他の騎士竜と合体する事でパワーアップする。他の戦隊ロボに多い、「腕などを他メカに換装する」という仕組みではなく、竜装ジョイントに取り付けて「武装する」形である。合体形態でもジョイントチェンジによる多彩な攻撃を行える。
技
- テイルクラッシュ
左腕にテイルウィップを装備して叩きつける。
- ティラダイナバイト
右腕に噛みつきアームを装備して、噛みつきつつ強烈なパンチを叩き込む必殺技。
キシリュウオースリーナイツ
派生形態を含めた詳細はキシリュウオースリーナイツを参照。
派生形態
スリーナイツをトリケーンをメインに頭部をブルーリュウソウルに換装した姿。
スリーナイツをアンキローゼをメインに頭部をピンクリュウソウルに換装した姿。
強化形態
スリーナイツにタイガランスを組み合わせた高速戦闘形態。
スリーナイツにミルニードルを組み合わせた攻防一体の形態。
- フォートレスモード
スリーナイツが要塞の様な形に変形した姿。おそらくダイノタンカーを意識した形態。
スリーナイツにパキガルー&チビガルーを組み合わせた格闘戦特化形態。
キシリュウオーファイブナイツ
詳細はキシリュウオーファイブナイツを参照。
派生形態
キシリュウオーディメボルケーノ
全高:50.0m(肩上まで64.6m)
全幅:33.2m
胸厚:33.8m
重量:2700t
スピード:350km/h
出力:1350万馬力
合体する騎士竜:キシリュウオー(ティラミーゴ)・ディメボルケーノ
第12話で初登場。キシリュウオーにディメボルケーノを竜装合体させ頭部をメラメラソウルに換装した炎を扱うことに長けた形態。
右手にナイトメラメラソード、左手にナイトファンを装備し近接攻撃、両肩のキャノンで遠距離攻撃も行える。
なお劇中ではナイトメラメラソードとナイトファンを実際に燃やしてアクションしている。
技
- ボルケーノキャノン
両肩のキャノンから強力な火炎放射を放つ。
- ボルケーノスラッシュ
ナイトメラメラソードで相手を連続で切り裂き焼滅させる必殺技。
キシリュウオーコスモラプター
全高:50.0m(肩上まで53.5m)
全幅:42.8m
胸厚:37.5m
重量:2800t
スピード:400㎞/h
出力:1400万馬力
合体する騎士竜:キシリュウオー(ティラミーゴ)・コスモラプター
第22話で初登場。キシリュウオーにコスモラプターを竜装合体させ頭部をコスモソウルに換装した宇宙の力を扱う形態。
右手にカガヤキソード、左手にクラヤミガンを装備し遠近のどちらでも立ち回れる。
またコスモラプターの持つ空間移動能力も引き続き扱え他の形態では入れない空間に入ることが出来る(インターネット等の電脳空間にすら入れる)。
技
- キシリュウオーコズミックブレイカー
クラヤミガンから放たれる寸前の収束弾丸を、カガヤキソードを振り下ろして倍加速させて対象にぶつける必殺技。
キシリュウオージェット
全高:50.0m(肩上まで53.2m)
全幅:65.8m
胸厚:34.1m
重量:3450t
スピード:マッハ1.2
出力:1725万馬力
合体する騎士竜:キシリュウオー(ティラミーゴ)、プテラードン(⇒プティラミーゴ)・パキガルー、チビガルー
第32話で初登場。4体の騎士竜が合体した飛行形態。
頭部はレッドリュウソウル。両手にナイトグローブ、背中にナイトエッジを装備。
拳技や格闘を得意としジェット気流パンチや乱気流キックを繰り出す。
技
- キシリュウオーブリザードインフェルノ
右手に氷、左手に炎を纏い連続パンチで発射、近づいたところでチビガルーのラッシュを浴びせる必殺技。
ギガントキシリュウオー
詳細はギガントキシリュウオーを参照。
キングキシリュウオー
詳細はキングキシリュウオーを参照。
立体物
キシリュウオー単品の物と、トリケーン&アンキローゼが入った『キシリュウオースリーナイツセット』が販売されている。
また2019年4月20日のミルニードル発売と同時に、スリーナイツセットにタイガランスとミルニードルを加えた『キシリュウオーファイブナイツセット』が発売されている。
玩具でも竜装ジョイントが多数組み込まれている為、劇中登場した組み換えパターンのみならず想像力次第でオリジナルのナイトロボや竜武装も作る事ができる。
スーパー戦隊おもちゃウェブ「キミの騎士竜!」に写真を投稿する事も可能、審査後問題が無ければサイトに写真がアップされる。
この組み換え遊びが評価され、日本おもちゃ大賞2019において『キシリュウオースリーナイツセット』がボーイズ・トイ部門で大賞を受賞した。
騎士竜合体シリーズ01ではスリーナイツがラインナップ。
2019年5月27日(月)には騎士竜合体シリーズ02が発売。タイガランス、ミルニードル、ディメボルケーノが追加された。01を買い逃した人の為かスリーナイツも再録されている。
2019年9月23日(月)には騎士竜合体シリーズ02:Reが発売。買い逃した人が気軽に入手出来るように02の内容をそのまま再販。
ミニプラにもリュウソウジョイントminiという小型化したジョイントが組み込まれておりこちらも組み換え遊びが可能、またミニプラならではの可動も健在。
公式で「ミニプラ俺合体フォトコンテスト」を2019年4月1日から5月13日まで開催、ツイッターにハッシュタグ「#俺合体フォトコンテスト」と付けて騎士竜の様々な俺合体の写真を上げる事を推奨し。5月24日に公式サイトで結果発表がおこなわれた。第2回が開かれるかは現在不明。
パワーレンジャー
パワーレンジャー・ダイノフューリーではTレックスチャンピオンゾード バトルモードという名前となっている。なお、コクピット内は新規に作られており、他のメンバーでも搭乗が可能となっている。
余談
レッドのメカが単体で人型になるのはゴーバスターエース以来。
ティラノサウルス型のメカが単体で人型になることは初めてではないが、恐竜スーパー戦隊としてみれば初めての事である(どのティラノサウルスメカもボディパーツを構成していたが、人型にはなれなかった)。
内1話でロボが合体した状態が登場する事自体は珍しい物ではないが、初登場の時点が合体した状態且つデビュー戦が一人乗りと言うのはシリーズ初である。また、基本形態より先に強化形態が出るのも稀なケース。
関連タグ
ゴセイグレート:機体各所に設けられた同一規格のジョイントにパーツを付け変えられる仕様が同じ。
ゴーバスターエース:同じく単体で人型に変形するレッド専用ロボ。ただし、こちらは合体してから名前にオーが付属する。
オーレンジャーロボ:同じく各メンバー専用形態が存在。ただし、必殺技はレッドメインの形態しか使えないと言う扱いがやや不遇。
マキシマムゲーマーレベル99:背中にも顔がある仮面ライダー(構造がリュウソウルのナイトモードと一緒)が大柄な体躯のアーマーを着た外見の準最強フォームで、シルエットや大まかな構造等が類似。コラボ映画では戦隊ロボサイズに巨大化、当時の戦隊1号ロボと共演している。
ルパンカイザー/パトカイザー←キシリュウオーファイブナイツ/キシリュウオー→キラメイジン