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デストラ・マッジョ

ですとらまっじょ

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場する敵幹部。
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お前の好き嫌いなど、どうでもいい。我々は裏の世界で生きる身…」

「私の名はデストラ・マッジョ。ドグラニオ様の右腕だ。お前達はギャングラーの恐ろしさ、少しは思い知った方が良い!」

CV:うえだゆうじ
スーツアクター藤田洋平(エックスエンペラーも兼演)

データ

身長/203cm(巨大金庫身長/50.8m)
体重/223kg(巨大金庫体重/557.5t)
犯罪歴/人間界襲撃、異世界拉致監禁
犯罪技/デストランチャー、デストラストアタック
ルパンコレクション/右肩「遠く離れて~Au loin~」(#15)→未所持(#15~42)→ビクトリーストライカー(#42)
左肩「幸運の大当たり~Le coup de chance~」(#18)→未所持(#18~42)→サイレンストライカー(#42)


概要

異世界犯罪者集団ギャングラーのボス、ドグラニオ・ヤーブンのボディーガード。
緑色の鎧をまとった大柄でごつい体格からして、一見すると力のみで他をねじ伏せる典型的なパワーファイターと思いきや、頭も切れるくせ者。寡黙な性格であまり私語を話さない。また、金銀財宝にも興味が無い。一人称は『私』だが、『俺』と言う事もある。
礼儀作法にうるさい方らしく、ドグラニオへ不遜な態度を見せたり自分の趣味としか思えない犯行を犯す一般ギャングラーに対して窘める事が多い。しかし当のドグラニオは「いいじゃないか」と寛容に返す場合が多く、その度に困惑するデストラの姿がよく見られている(最も、#14にてドグラニオの機嫌を損ねるとどうなるか明らかとなった事から、彼の気にし過ぎという訳ではない模様)。

ボスのボディーガードを務めるだけあり、その戦闘力は驚異的。後側がミサイルランチャー、前側の打突面が周囲に爆破を誘発する能力を持つ大型ハンマー『デストランチャー』を軽々と振るう他、ランチャー部分からは小型飛行機型のミサイルを連射して爆撃する事も可能で、ピンを外した状態で叩きつけると広範囲の衝撃波と共に地面から複数の火柱が発生し、辺りを一瞬で破壊し尽くす事ができ、劇中ではその状態で放った1発だけで弘澤地区を中心に13の地区を壊滅状態に至らしめた(言及こそされていないが、以前他のギャングラー怪人が行った破壊活動とは比較にならない数の犠牲者を出していることは容易に想像できる)。
他にも両腕に巻きつけている多数の筒型の銃から光弾を連続発射するが、それらに頼らずとも単純な肉弾戦でルパンレンジャーパトレンジャーを纏めて圧倒する程。これにコレクションの力は付加されておらず、自らの戦闘力だけで両戦隊を追い詰めている。
更には独自の手駒として疑似生命体・ゴーラムを保有しており、それを特殊なユニット弾に圧縮して携行している
それに加えて厄介なのがその巨躯に違わぬ圧倒的な防御・耐久力であり、多少消耗した状態でパトレンU号スーパールパンエックスの必殺技が直撃しても致命傷にならず耐え切る化物じみた頑丈さを誇る。またこの頑丈さを頼りに正面から押し切って戦う為、予知能力を頼りに敵の行動を潰しながら優位に立つ戦い方のスーパールパンレッドでは分が悪い。
総じて彼の戦い方はパトレンジャーの上位互換とも言えるが、強さが別格過ぎて彼と肩を並べて戦える者がギャングラー内にいるかは怪しい所である。
自身にシンパを持つギャングラー怪人の舎弟もおり、私用の際は彼等を動かす事もある。というよりも、デストラの強さを知っているだろうギャングラー構成員の大半は正面から彼に歯向かうのは避けていると思われ、ボスの後継者はいずれデストラが継ぐだろうという認識が浸透しているのかもしれない。事実、舎弟の中には長い物には巻かれようと考えてデストラに従っている様な言動を見せた者がいる。
そして、もう1つの犯罪技でもあり自身が命の危機に陥った時の隠し球として両肩と胸部の装甲を解除して、内蔵されたキャノン砲から大量のミサイルと強力な破壊光線を放つ『デストラストアタック』を待つ。

ルパンコレクションを収納する金庫は両肩に備えており、右肩の暗証番号は『752615』、左肩の暗証番号は『321222』。ちなみに幹部クラスの為金色の金庫になっているが彼の様に金色の金庫を2つ持つギャングラーは珍しい存在らしく、ルパンコレクションを研究する高尾ノエル/ルパンエックス/パトレンエックスからは『ステイタス・ダブルゴールド』と呼称されている。

所有していたルパンコレクションは、射程距離を10倍に延長する力を持つスリング「遠く離れて~Au loin~」と、攻撃の命中率を上げる力を持つ照準器「幸運の大当たり~Le coup de chance~」の二つでどちらも戦闘に特化した力を持っていた。
後述する様にVSビークルの出自を探る為に他のギャングラー怪人に手渡してしまい、長らく二つの金庫は空でありコレクションは所持していない状態であったが、#42でゴーシュの協力もあってレッドとエックスからビクトリーストライカーサイレンストライカーを強奪し、ビクトリストライカーの近未来予知とサイレンストライカーの重力操作を身に付けて元より高い戦闘力が大幅に上昇。両戦隊はコレクションの奪取とデストラの撃破のために考えが偶然に一致したとはいえ一時的に手を組むことになる。

ゴーシュ・ル・メドゥとは彼女が何かしらの発言や行動をする度に不満な態度を示し、ゴーシュからも邪険に扱われる等犬猿の仲。
自身達と同格扱いされるザミーゴ・デルマとは情報を得る為接触する事も多く、一応敬語を使われて接されているが、自身の居ない所では呼び捨てであからさまに馬鹿にされている(と言うか敬語時も本心が見え見えであり、デストラ側も承知で付き合っている様子)。
他にも劇中を見れば分かる通り、思い付きで行動している節の有るドグラニオや、馴れ馴れしく彼には色目を使う癖に自身には嫌味や密告と言った仕打ちを行うゴーシュと小馬鹿な態度を隠さず接してくるザミーゴ、そして思考が短絡的で義理人情すら薄い舎弟と言った面々に挟まれており、意外と苦労人なのかも知れない。実際、ドグラニオからゴーシュを助ける様指示された際には、「ボスはあの女に弱い....!」と裏で愚痴を吐いていた。
ただし、仲の悪いゴーシュに自身を手伝った借りを返す(=援護する)様な、気に入らない相手に対しても義理を通そうとするあたり、その生真面目さが見て取れる。

苦労人の面も裏返せば、大抵の事は苦労しつつもこなせてしまう有能さを持ち合わせていると言う事なのだが、それ故に目下の者を使うのが少々苦手だとも言える。
実際礼儀作法を前に出し過ぎた態度は他のギャングラー怪人の反感や顰蹙を買い兼ねない物にもなっている他、舎弟連中を本人の与り知らぬ所で実質囮扱いして見捨てる冷淡さも見せている。
だがどうやら、こうした他者に反発されかねない言動を自身の力を盾にして黙殺している節があるらしく、結局ご機嫌取りで擦り寄ってくる舎弟連中以外の他者に敬遠されて孤独、下の者が全く付いて来ない状態になっているらしい。組織のトップに近い地位なのに、力があり過ぎてトップの資質が損なわれているのは余りに皮肉である。
※同格の一人だったライモン・ガオルファングが戦死した時に彼の事を『下品』と嘲っていたが、同時にそれを持って力で格下達を威圧する自身の姿勢を正当化していたのかもしれない(事実ライモンは横暴だが、自らが率いる派閥構成に慕われており、結果ドグラニオの周辺に似た環境を構築していた)。
ドグラニオが素直にデストラへボスの座を譲らず、後継者レースを提示して候補者を募ったのはこの点も憂慮したのだろうか。

本編での活躍

VSビークルを巡る独自行動

凶悪だったり強欲な性格の者が殆どを占めるギャングラーにおいて、そうした私心が薄くドグラニオの片腕であり続けるデストラは幹部ながら異彩を放っている。
だがその一方、ギャングラー内でルパンコレクションとして扱われるVSビークルの出自に疑いを持っており、新しいVSビークルの存在を知る度にそれを調査する独自行動をドグラニオにも黙って取っている。
因みにVSビークルに対しては『何者かがルパンコレクションを複製して作った同等の代物ではないか』と言う見解を述べている。

#5、6

VSビークルの出自を疑い、ザミーゴから得た情報を元に舎弟の一人であるブンドルト・ペギーを動かしてヒルトップ管理官を襲撃、新たに配備予定のビークルを強奪させる。
その後、ルパンレンジャーの誘いに乗ったせいで両戦隊と戦う羽目になったブンドルトを見かねて自らその場に出現、初邂逅となるルパンレッドパトレン1号以外の両戦隊を圧倒する。だがそのドサクサに紛れてブンドルトが勝手に逃げ出した為、「あの鉄クズ!」と怒りを露わにして後詰めとしてゴーラム(赤個体)を召喚して撤退した。その後の翌話で、この一件をドグラニオに知られる事になったが、不問に済まされた。この時「あの女余計なことを…!」と憤慨していた事から、どうやらゴーシュが密告した模様。

#9、10

ギャングラーが強奪する以前で行方不明となったVSビークルの可能性があるエマ・ゴルディーニの持つペンダントを狙い、舎弟のブレッツ・アレニシカを動かして彼女を襲撃させる。一度目はしくじった物の、次は偽物のペンダント(※ギャングラーを誘き出すべく国際警察が用意した)が展示される宝石展にブレッツを赴かせ、本物を持つエマの元へ自身が直々に赴き、エマに張り付いていた魁利=レッドに妨害されたので交戦。しかし余裕綽々にデストランチャーからの爆撃で二人を追い立てて建物の一角へ追い込むも、魁利の姿勢に心動かされたエマがレッドにペンダントを譲っていたのでそれを見せられる形で動きを牽制され、屋外に逃げられてしまう。

直後、レッドがVSチェンジャーにペンダントを翳した事で封印が解け、本来の姿であるシザー&ブレードダイヤルファイターに戻る。それに乗ったレッドが逃亡したのでそれを追わせるべくゴーラム(青個体)を召喚、自身は撤退した。
しかし、実質ブレッツを囮にして見放したも同然の為、翌話でドグラニオのいる目の前でゴーシュから単独行動をバラされたが、今回も不問になった。

#15

ドグラニオの目の前でパトレンジャーを抹殺すると言うデモンストレーションが失敗、ボスから失望を買ってしまったトゲーノ・エイブスの元へボスの言伝役として現れる。
しかし言伝もそこそこにしたデストラは、情けなくもすがるトゲーノに対し「ではトゲーノ。クラッシュブラザーズが持っていたコレクションについて知っている事を話せ。話せば、汚名返上するチャンスをやろう」と前話でトゲーノに協力したオドード・マキシモフ達クラッシュブラザーズがVSビークルを自身のコレクションとして与えられていた事情を探るべく、左肩の金庫から取り出した「遠く離れて~Au loin~」との引き換えでトゲーノに情報提供を持ち掛けた
取引は成立した模様で、新たなコレクションを得たトゲーノはその力を使い両戦隊を抹殺しようとした(そもそも舎弟であるオドードを失った直接の原因であるトゲーノを処刑しないだけでも寛大である)。
ボスの命令次いでに私用を果たしたのはまだいいが、独断で自身のルパンコレクションを取引材料として持ち出し、それすらルパンレンジャーに盗られ取り戻すのが困難になったと言う、幹部として些か不味い行動まで取ってしまったのだが…?

なお結局トゲーノはパトレンジャーに敗北、その様を一通り見物したドグラニオは素気無い態度で退席するも、その傍らでデストラは意味ありげな視線をボスに向けていた。

#17、18

ネロー・キルナーの起こした事件が終息した時期にザミーゴと接触、彼の真心が無い敬語を適当にあしらい新たな情報を入手。
それを元にしてゴーシュへ依頼、国際警察日本支部へ潜入させ、保管されていたアニダラ・マキシモフの金庫の残骸に巨大金庫を使って蘇生・復活させる。そしてしばらく後に状況を理解したアニダラの前へゴーシュと共に現れ、ギャングラーの本拠の洋館がある森へと移動する。

そこで蘇生時にアニダラの金庫に右肩の金庫から取り出したルパンコレクション「幸運の大当たり~Le coup de chance~」をゴーシュに託す形で入れて譲った事を伝え、それを上手く使って弟の仇を取れと、自身の舎弟の一人でもあるアニダラを激励する。
しかしこれは恩を売って真意を悟られない様にする為でもあり、アニダラが蘇生した直後の短い間で何かしらの調査をしていた模様。そしてその結果、ルパンコレクションは元々ギャングラー側の世界で作られた物で本来なら人間に扱える物ではない事、それを人間が扱える様アルセーヌ・ルパンに改造された物がVSビークルだったと言う確信を得るに至った。

最終的にアニダラはルパンレンジャーに倒されてしまうが、その様子を見ていたデストラはVSビークルの疑惑がより確信的なものになったと納得したような素振りを見せつつその場を後にした。
一方、コレクションの事を聞かされたゴーシュはその内容をドグラニオへ三度密告。さらに自身のコレクションを手放した事もバラされてしまうも、ドグラニオは「デストラにはデストラの考えがあるのさ。俺は、面白いと思うぞ」といつもの鷹揚な返事をゴーシュへ返すだけだった。

#38

#18以降はVSビークルの事に関して何も発言はしていなかったが、ドグラニオに呼び出されるとそこには珍しくザミーゴがドグラニオの館に赴いており、彼からビクトリーストライカーの情報を受け取ると、ルパンコレクションを所持していない為にそれを奪って自分の物にすべく人間界へと向かう。

そして、2時間後にビクトリーストライカーが飛来する弓引山では、ビクトリーストライカーを回収しようとするルパンレンジャーとビクトリーストライカーを操って妨害するジャネーク・ソーサーの攻防が繰り広げられていた。ジャネークを見つけたノエルが変身したルパンエックスの後ろから奇襲攻撃を仕掛け、ジャネークに妨害を任せて自身はルパンエックスと交戦。
ルパンエックスとは初戦だったが圧倒的なパワーから繰り出される攻撃でルパンエックスを追い詰めていき、更に警察チェンジしたパトレンエックスの戦い方を見切ると、それをいなしてデストランチャーの一撃を何発も食らわして、デストランチャーを地面に叩きつけて発生した爆発でパトレンエックスを変身解除に追い込んだ。
「目障りな快盗だか警察だか…、1匹始末できる」とノエルに歩み寄って、トドメを刺そうとするも、駆けつけたパトレンジャーに妨害されてデストランチャーを大きく振りかぶって攻撃を与えようとするも1号のバイカー撃退砲を加えた一斉射撃をデストランチャーの打突面に受けたことで衝撃が発生し吹っ飛ばされてしまう。
それでも無傷で直ぐ立ち上がり、「警察ども…。このまま大人しく立ち去れば、この場は見逃してやる」と迫るも、もちろん4人が聞くはずもなく再度警察チェンジして応戦している間にルパンレッドがビクトリーストライカーから発射したサイレンストライカーの放つ砲撃をもろに浴び、その間にコレクションをルパンエックスに盗られたジャネークが倒されてしまい、ビクトリーストライカー諸共ルパンレンジャーの手に渡ってしまった。

悔しさを噛み締めていたが、ゴーシュがジャネークに巨大金庫を施して巨大化させるとジャネークにコレクションの強奪を命じ、パトレンジャーを倒す為にゴーラムを召喚して撤退した。

落胆、そして再燃する闘争心

#39、#40

戦闘に参加はしなかったが、前話でビクトリーストライカーを入手出来ず、何よりドグラニオから与えられた絶好のチャンスを逃した事に不甲斐なさを感じており、ドグラニオが居ない大広間でやけ酒をしていた(ジャネークにイセロブ・スターフライドと、舎弟達を連続で失った事もあると思われる)所、デストラの元へ来たゴーシュに協力を持ちかけられる。
当然、対立している相手の手など借りないとばかりに反発するが彼女が退室した後、言葉にならない唸り声を上げつつその事を思い詰めていた。

その後はしばらく現れなかったらしく、#40ではドグラニオの前に姿を現さなかった。

#41

ドグラニオに呼び出され、デストラはしばらくドグラニオの前に顔を出さなかった事を謝罪。しかしドグラニオは彼を処罰する為に呼んだ訳ではないと話すと、「俺はな…デストラ。お前がまた暴れるのを見たかったんだよ」と吐露する。
「俺が手元に置いてなきゃ、今頃お前がライバルどもを蹴散らして、この椅子を奪い取ってたんじゃねぇかってな…」とドグラニオから自身の後継者としても厚い期待を寄せている事を離し、デストラはそれを受け取り強い闘争心を焚きつけて自身がドグラニオの意志を継ぐ事を決意すると、両戦隊をギャングラーの世界へと連れていきドグラニオの前で処刑しようと動き出す。

人間界で透真つかさを発見して襲いかかり、つかさが変身したパトレン3号と交戦。パトレンジャー1人だけでは到底自身の敵ではなくハンマーで追い詰めて、つかさの連絡を受けて駆け付けたパトレンエックスが乱入するがそれも意に介さず3号をデストランチャーで吹っ飛ばして変身を解除させると、空間を歪ませて扉を開くと2人に向かってミサイルを発射。爆風で吹き飛ばされてしまった透真とつかさはそのままギャングラーの世界へと送り込まれてしまう。
変身前のルパンブルーの姿は知らなかった為に「つまらんおまけがついたか」と呟いたが、まず両戦隊の内の2人を捕まえた事に成功し今度はパトレンエックスことノエルに狙いを定める。高い防御力でパトレンエックスの攻撃を防ぎつつ猛攻を加え続けた後、デストランチャーで爆発を起こしてパトレンエックスを吹き飛ばす。そのままパトレンエックスは水に落ちてしまうが、デストラはエックスは死んだと判断すると残る4人と気付かない内に送り込んだ透真の捜索を再開。

捜索したその先で圭一郎咲也を見つけて光弾を発射。変身する間も与えずに扉を開いてミサイルを発射し、2人をギャングラーの世界へと送り込んだ。捻じ曲げた扉を閉じようとすると快盗の姿の魁利と初美花、ノエルがデストラをワイヤーで捕縛し、扉を閉ざせない様にするも想定済みなデストラは力任せにワイヤーを引っ張って3人を地上に落下させると「心配するな。お前達もすぐに連れてってやる!!」とギャングラーの世界にいる4人の後を追わせてやろうと変身した3人と交戦。
レッドは状況を打破しようとビクトリーストライカーを使ってスーパールパンレッドにスーパー快盗チェンジ。近未来予測でデストラの動きを読もうとするもこの頑丈さを頼りに正面から押し切る戦い方をするデストラには相性が悪く、デストラはレッドを追い詰めてデストランチャーの強烈な一撃をレッドの頭にお見舞いする。あまりの衝撃にレッドは立ち眩みを起こして膝をついてしまい、デストラがそのままデストランチャーを振りかぶって叩き潰そうとするも、ギャングラーの世界で気まぐれにザミーゴが開いた扉を使ってパトレンジャーと透真が人間界に帰還、パトレンジャーのVSチェンジャーの光弾を連続で浴びて怯んでしまう。

元の世界に帰れないはずの4人が帰ってきた想定外の事態に動揺し、咲也から「お前、人望ないんだよ」と言われて怒りを露わにすると警察チェンジした3人と交戦。デストランチャーから繰り出される攻撃や3人が羽交い締めにしてもそれを物ともしないパワーでパトレンジャーと応戦するが、レッドが投げたサイクロンダイヤルファイターとマジックダイヤルファイターを受け取ったブルーイエローが自身のダイヤルファイターも使って金庫を解錠するが過去に他のギャングラー怪人にコレクションを手渡したので金庫の中は空だった。
するとスーパールパンエックスにパワーアップしていたルパンエックスはこのまま一気にトドメを刺そうと判断しパトレンジャーはグッドストライカーの力でパトレンU号に変身してイチゲキストライクとスーパースペリオルストライクの同時攻撃を放つが、デストラは疲弊しながらも化け物じみた防御力で必殺技をも耐え抜き、「まだだ…ドグラニオ様の期待に応える為… 私は、ここで倒れる訳にはいかんのだ‼︎」と叫ぶと2体のゴーラムを召喚してギャングラーの世界へと帰還した。

その後、「まさか…この私が人間どもにぃ…!!」と下等な存在と見下す人間に自身が追い込まれた事に屈辱を味わい、怒りに任せて木々をなぎ倒していた所、以前協力を持ち掛けてきたゴーシュがその場へと赴く。コレクションの力を使う事を催促する彼女に対しデストラは鋭い眼光を向けているが…。


ドグラニオの為、ギャングラーの為……忠義を尽くした男の最期(#42)

前話で追いこまれた事で、彼は自身のプライドをもかなぐり捨ててゴーシュに協力を仰ぐ。人間界に赴き魁利とノエルを発見してデストランチャーからミサイルを放ち、快盗チェンジした2人と戦っていると協力を持ちかけたゴーシュも援護に参戦する。

「ドグラニオ様の期待に応える為ならば、私のプライドなどどうでも良い!! ドグラニオ様のお側に控えるのでは無く、あの方の意志を受け継ぐのだと!!」と強い覚悟を見せつけてレッドとルパンエックスと交戦。そのさなか、ゴーシュに「世界を癒そう~Guéris le monde~」の力を使われたルパンエックスはその所為で動揺して上手く戦えなくなり、ゴーシュに圧倒されて迂闊にもサイレンストライカーを落としてしまう。それを見逃さなかったレッドが助けようと向かうも、デストラは猛攻を仕掛けて阻んだレッドが落としたビクトリーストライカーを手にしたデストラはゴーシュに手渡されたサイレンストライカーも同様に自身の両肩の金庫の中へと収納。
2つの強力なVSビークルを手にして戦闘力を底上げしたデストラはビクトリーストライカーの近未来予知でレッドの動きを先読みしてカウンター、更にサイレンストライカーの重力操作で2人を追い込み、デストランチャーのピンを外して広範囲の衝撃波を発生させて2人を吹き飛ばしてその場を去る。駆け付けた直後に巻き添えを食らったパトレンジャーは耐え抜いてみせたが、一瞬にして焦土と化した町の姿を見て衝撃を受ける。

国際警察に一旦戻って甚大な被害状況とノエルからデストラがコレクションの力を身に付けた事を聞かされてこれ以上被害を出させない為にも圭一郎たちは快盗は必ずデストラに奪われたコレクションを盗り戻しに現れると睨み、それを利用してコレクションを奪取させたうえでのデストラ撃破を考える。
一方、ジュレで手当てを受ける魁利の方も警察は必ず市民を守ることを優先すると確信している為それを利用してコレクションを奪取する事を考え、偶然にも互いを「利用する」と言う方法で両戦隊の考えが一致。一夜明けて、デストラ撃破の為にそれぞれ準備を始める。

そして、再度人間界に現れたデストラは手始めにパトレンジャーを抹殺するべく国際警察機構本部を襲撃するが、パトレンジャーが本部襲撃を阻みそのまま戦闘に突入。
デストラは「貴様らの命、ドグラニオ様に捧げる!」と3人に亡き者にしようと襲いかかり、高い戦闘力と防御力でパトレンジャーを苦戦させるもルパンレンジャーが来る時間を稼ぐ為に3人は必死に戦い続ける。様子を伺っていたルパンレンジャーも隙を見て金庫にダイヤルファイターを当てようと向かうも魂胆が分かっていたデストラは重力操作で吹き飛ばしてそれぞれの作戦を頓挫させる。更にデストランチャーのピンを外して広範囲の衝撃波と火柱を発生させて両戦隊を変身に解除に追い込み、ブルーとイエローが落としたサイクロンダイヤルファイターとマジックダイヤルファイターを手にしてしまい、最早為す術無しと勝利を確信したデストラは両戦隊を嘲笑して高笑いする。

しかし、深手を負いながらも立ち上がった魁利は攻撃してデストラに視線を向けさせて「まだ終わってねぇぞ」と挑発。再度快盗チェンジしてルパンマグナムを取り出すとルパンマグナムの高い火力を利用してブースターとしてデストラに特攻を仕掛ける捨て身の作戦に打って出る。
「言うじゃないか。近づけもしないくせに」と挑発にも余裕なデストラは近未来予知で動きを読み、重量操作で発生させた壁で防ごうとするが、レッドは続けてルパンマグナムを地面に向けて発砲して重力の壁を破り、至近距離で『イタダキ・ド・ド・ドストライク』を放とうする。デストラは再度重力の壁を発生させて『イタダキ・ド・ド・ドストライク』を反射してレッドを消し飛ばそうとするも、レッドの考えを読んで再変身したパトレン1号が2つのダイヤルファイターの持つ右手に向かって発砲してデストラの手から離す事に成功、それを回収して左肩の金庫にダイヤルファイターを当てて解錠してサイレンストライカーを奪取。
これで重力操作を使えなくなってしまい、そのまま『イタダキ・ド・ド・ドストライク』を撃ち込まれて大きく吹き飛ばされて倒れ込んだ所へ、両戦隊の姿を見て自身の信念を貫く事を決意したノエルが変身したパトレンエックスが飛ばされた2つのダイヤルファイターを右肩の金庫に当てて解錠。ビクトリーストライカーをも取り返されてコレクションを両方失う事になってしまう。

怒りに燃えるデストラはデストランチャーからミサイルを発射して爆撃するも、再変身したスーパールパンレッドとブルー、イエローのスーパー快盗ブースト、パトレンU号のイチゲキストライク、スーパールパンエックスのスーパースペリオルストライクの一斉射撃を受けて爆発。しかし、「まだだ…。こんなものでは私は倒れん…!」とここでもその防御力で疲弊しながらも攻撃を耐え凌ぎ、「私は…ドグラニオ様を絶望させる訳にはいかんのだっ!!」と叫ぶとゴーシュに「巨大金庫」を施すよう指示し巨大化。両戦隊もVSビークルを全発進、グッドストライカーと合体してグッドクルカイザーVSXを完成させてデストラとの決戦に挑む。

グッドクルカイザーVSXとの激しい戦いを繰り広げるが次々とVSビークルを換装して繰り出される攻撃に追い込まれてしまい、ルパンマグナムを装備したグッドクルカイザーVSXの繰り出す「グッドクルカイザービークルバーストマグナム」に対し、最後の手段として自身の装甲を解除、デストラストアタックを発射して応戦する。

「貴様らは、この私が潰すーっ!!」

まさに全身全霊の一撃で両戦隊を消し炭にしようとしたデストラであったが、コレクションの総数にして18以上という相手の圧倒的な攻撃を前に、それすらも押し返されてしまい、雌雄は決してしまった。


「ドグラニオ様……。申し訳……ございま……」


自らの敗北を悟ったデストラが爆散の刹那に放った最期の言葉、それは両戦隊への恨み節でも自身の敗北への嘆きでもなく、期待に応えられなかったことに対する、主君への謝罪の言葉であった。
かくして、ドグラニオの右腕として、ギャングラーの未来の為に戦った男は、死する最期の時までボスへの忠義を貫き通して散って逝った。

彼の死後、本拠地である洋館でゴーシュからデストラの死を聞かされたドグラニオは彼女を下がらせ、暗い部屋の中でデストラと呑み交わすはずだった空のワイングラスにワインを注ぐと、「デストラ…お前は良い右腕だったよ……」と口にし、1人静かにデストラの死を悼むと共に、彼を葬り去った両戦隊に対して、おそらく初めてと言って良いであろう明確な怒りを抱くのだった。


余談

モチーフは手榴弾重火器と、ディロフォサウルスという肉食恐竜。
声を演じるうえだ氏は、特捜ロボジャンパーソンのキャラクターであるロボット・エンジェル役以来の特撮出演となる。
デストラはイタリア語で「右」を意味しているがモチーフ的には英語の『デストロイ』(破壊を意味する)も含まれていると思われる。
暗証番号の1つ「752615」はゴーシュ同様、担当声優のうえだ氏の名前「752=ゆうじ」と誕生日「615=6月15日」から取られていると思われる。

関連タグ

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー ギャングラー 右腕
ブンドルト・ペギーブレッツ・アレニシカクラッシュブラザーズジャネーク・ソーサー:舎弟達。

シャショット:放送期間が重なる番組に於ける中の人繋がり。竹達彩奈が演じるキャラと共演している点も共通する。

アザルド2年前の戦隊におけるパワーファイターの敵幹部であるが、デストラとは色々と正反対な悪役である。
ナリア…首領の右腕である緑色の敵幹部繋がり。こちらはデストラとは逆に忠誠心が報われることなく首領からは用済みとして切り捨てられる末路を辿った。

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