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概要編集

シシボイジャーを中心に、4機のキュウボイジャーが四肢に変型合体する巨大ロボ。


巨大と言いつつも、コックピットがそのまま腕や脚のキュータマに組み込まれて直接見えるデザインと演出の都合上、今までのスーパー戦隊シリーズ基準では中型ロボ程度と小さく見える。

(設定上の大きさは46mと前作のジュウオウキング(45.5m)とほぼ変わらない)


また、シシ・リュウ以外のボイジャーは左右手足問わず四肢のパーツとして機能出来る様デザインされ、CMでも『その組み合わせは無限大!!』と言われており、ぶっちゃけ両手足全てに同じキュウボイジャーをくっつけて遊ぶ事も可能という、マニアの業も無限大なえげつない仕様になっている。

そしてSpace.28では同型のキュウボイジャー複数機を使った合体コンビネーションが初登、Space.33では10番目の四肢パーツとして使える(※構造上右腕以外だと違和感が生じるが)オリオンボイジャーが登場した。

これにより、最終的な全合体コンビネーションは10の4乗=10000通りと言う莫大な数字へ膨れ上がる事となった。


なお、初合体はシシボイジャーを中心にカメレオンボイジャーとカジキボイジャーを両腕にくっつけた下半身が不完全な状態である。別に「脚なんて飾り」という訳ではない。


合体時の個別名称には前作と同様にロボ名と合体したキュウボイジャーのナンバーが一緒に記載されている。


操縦者の独断(例えばナーガ・レイ)で四肢が勝手に変更可能。特に被害に遭っているのがハミィで、攻撃する場合に毎回の巨大戦闘で行われている。


宇宙空間でも運用可能だが基本的に重力下の地上戦闘をメインにしており、飛行能力は皆無である。カロー等が宇宙へ逃亡した場合、キュウボイジャーへと分離して急行する物の、間に合わなければワシボイジャーが背部に取りつき飛行能力で牽引する。ボイジャー全機が発進した場合に限り連係技『キュウレンオースーパーメテオブレイク』を、ペガサスシシレッドが必殺技を繰り出す場合は『キュウレンオーペガサスブレイク』でトドメを刺す。


Space.36以降はコジシボイジャーと合体することで強化形態・スーパーキュウレンオーへとパワーアップすることが可能となり、更に運用の幅が広がった。


合体コンビネーション一覧編集

  • キュウレンオー01・03・05・07・09

シシ・オオカミ・オウシ・カメレオン・カジキによる基本合体コンビネーション。

カジキの上顎を使った右腕の剣、カメレオンの舌を伸ばして敵を捕らえる左腕、オウシのパワーを秘めた右足、オオカミの鋭い爪を備えた左足を持つ。

右腕の剣にキューエナジーを集め、敵へ砲撃を浴びせつつ立っている大地ごと一刀両断する『キュウレンオースターブレイク』が必殺技。

Space.10では両腕と右足の配置が入れ替わったパターンで登場している。また、春映画では後述の01・02・04・06・08と共に登場、キュウレンオー2体の揃い踏みを果たした。


  • キュウレンオー01・03・04・05・06

シシ・オオカミ・オウシ・ヘビツカイ・テンビンによる合体コンビネーション。

カジキとカメレオンを強引に取り外し合体に成功する。ヘビツカイの力を宿した右腕はコブラの胴体を伸縮させて遠方の敵を捕らえ、テンビンの皿が変化した盾を持つ左腕は攻撃を防ぐ他に回転カッターとしても使える。

左腕のカッターへキューエナジーを集め、ヨーヨーを投げるが如く敵へと射出して切り裂く『キュウレンオートリックブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・03・06・07・09

シシ・オオカミ・カジキ・カメレオン・ヘビツカイによる合体コンビネーション。

右足のオウシの部分がヘビツカイに換装した形態。基本は初期合体に通じるが、ナーガの独断で左腕のカメレオンと強制変更して遠距離攻撃等を行う場合がある。

右腕の剣にキューエナジーを集め、連続で斬撃を繰り出し敵を滅多切る『キュウレンオーメテオブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・03・05・08・09

シシ・オオカミ・オウシ・ワシ・カジキによる合体コンビネーション。

右腕のカジキの接近戦闘に加えて、ワシの翼を持った左腕で敵の攻撃を受け止める攻防一体の戦闘が可能。

右腕に集めたキューエナジーを左腕でつがえ、鷲型のエネルギーとして撃ち出す『キュウレンオーメテオブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・04・06・08・09

シシ・カジキ・テンビン・ヘビツカイ・ワシによる合体コンビネーション。

カジキの接近戦闘、ワシの防御に加え、テンビンとヘビツカイの脚部からの遠距離攻撃が可能。

キューエナジーを集めた両足でギミックを稼働させながら放つドロップキック『キュウレンオーメテオブレイク』が必殺技。

春映画でも登場。こちらでは右腕に長大な炎の刃を形成して敵を一刀両断する『キュウレンオーメテオブレイク』を披露している。


  • キュウレンオー01・02・03・05・07

シシ・サソリ・オオカミ・オウシ・カメレオンによる合体コンビネーション。

サソリのニードルを持った右腕と、左腕のオウシの口から放つビーム攻撃を得意とする。

残りのキュウボイジャー4機と共に、キューエナジーのビームを放つ一斉射撃『キュウレンオースーパーメテオブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・03・04・07・09

シシ・オオカミ・テンビン・カメレオン・カジキによる合体コンビネーション。

カジキの近接戦闘、テンビンの防御、カメレオンの絡め技、オオカミの足技と云う技巧形態。

更にシシレッドがペガサスシシレッドに成っていた為、胴体中心がペガサスキュータマに換装されて胸部にペガサスの頭、背部に翼がオーラ状で展開する。

その状態で敵へ突進、翼での斬撃を浴びせる『キュウレンオーペガサスブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・02・04・06・08

シシ・サソリ・テンビン・ヘビツカイ・ワシによる合体コンビネーション。春映画に登場。

ショッカー首領三世/大蜘蛛大首領の駆る首領専用モライマーズロボに対抗する為、フタゴキュータマ搭乗者ごと2機に増えたシシボイジャーの片割れを核に合体し完成。もう1体のキュウレンオーやオリオン号と連携を働かせ、仮面ライダーエグゼイドの必殺キックをアシストした。

全ボイジャーのキューエナジーを使い、2体のキュウレンオーが同時に放つ胸部からの大出力ビーム『キュウレンオーダブルメテオブレイク』が必殺技。

ミニプラ版「キュウレンオー2」では組み合わせは同じだが腕と脚の構成が左右逆になっている。


  • キュウレンオー01・02・04・06・07

シシ・サソリ・テンビン・ヘビツカイ・カメレオンによる合体コンビネーション。

中、遠距離攻撃が行えるが、手足の換装で接近、防御形態へも移行出来る。

他のボイジャーからキューエナジーを受け取り、分離したテンビン・ヘビツカイボイジャーが砲台形態(※キュータマコクピットの頂点部分が砲口となる)に変形、ビームを同時発射する『キュウレンオーハッピースプラッシュ』が必殺技。

Space.31では、キュータマジンから一時分離したテンビン・ヘビツカイボイジャーのみで『ハッピースプラッシュ』を発動させている。


  • キュウレンオー01・02・03・07・08

シシ・サソリ・オオカミ・カメレオン・ワシによる合体コンビネーション。

中距離攻撃と防御に秀でた形態で、敵の攻撃を受け流しつつ隙を狙って反撃する戦法が得意。更に合体に参加していないカジキボイジャーと共に攻撃する。

必殺技の『キュウレンオーメテオブレイク』は、左腕からキューエナジーの円盤を生成して右手より射出する物と、全身のキュータマコクピットからキューエナジーのビームを一斉斉射する物の2パターンがある。


  • キュウレンオー01・02・07・08・09

シシ・サソリ・カメレオン・ワシ・カジキによる合体コンビネーション。

合体に参加しなかったオオカミボイジャーの援護も受け、攻防一体の戦闘スタイルで戦う。

Space.4と同じ動作で撃つ鷲型のキューエナジーを、リュウボイジャーのドラゴンファイヤーと同時に放つ『ドラゴンメテオブレイク』が必殺技。

春映画では右腕と両足の配置が入れ替わったパターンで登場。こちらではキューエナジーを最大チャージして、矢を撃つ様に放つ『オールスターギャラクシー』を披露している。


  • キュウレンオー01・02・03・05・11

シシ・サソリ・オオカミ・オウシ・クマによる合体コンビネーション。

リュウテイオーとの互換であったのだが、直後にリュウテイキュウレンオーへと合体した事もあり初合体での戦闘は無い。

Space.33で再登場。リュウテイオー・ギガントホウオーオリオンバトラーと揃い踏みした上、オリオンビッグバンキャノンの砲撃主を務めた。


  • キュウレンオー01・06・07・08・09

シシ・ヘビツカイ・カメレオン・ワシ・カジキによる合体コンビネーション。

左足のヘビツカイの力により水面を滑走する能力を獲得しており、水上でも地上とほぼ変わらない動きで両腕の剣と翼を武器とし戦う。

必殺技の『キュウレンオーメテオブレイク』は、右腕にキューエナジーを集約して羽の様なエフェクトを纏うエネルギーの刃を形成して敵を一刀両断する物と、左腕から生成したキューエナジーの刃を右腕で飛ばす物の2パターンがある。


  • キュウレンオー01・04・06・07・09

シシ・テンビン・ヘビツカイ・カメレオン・カジキによる合体コンビネーション。

タイヨウシシレッドの力でテンションが上がりまくってエキサイトしたバランスとナーガの操作により、飛び掛かりながらの両足連続キックを披露した。

両肩のキュータマコクピットからキューエナジーのビームを放つ『キュウレンオーメテオブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・03・07・08・09

シシ・オオカミ・カメレオン・ワシ・カジキによる合体コンビネーション。

カジキの刃と、ワシの盾による攻防一体で攻める。

キューエナジーを右腕に集約、羽のエフェクトを纏ったビームを放つ『キュウレンオーメテオブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・03・06・07・08・09

シシ・オオカミ・ヘビツカイ・カメレオン・ワシ・カジキによる合体コンビネーション。初の6体合体。

ワシは手足ではなく背部に合体しており、ワシウイングによる高速飛行能力を持つ。

ロボから変形したモライマーズが宇宙に逃亡しようとした際に、追撃の為に01・03・07・08・09から06のヘビツカイが加わってワシと交代、飛行能力で追いつき撃墜した。

ちなみに玩具では再現できない合体ではあるが、単にスタッフのミスでワシが表裏反対になってるだけで背中に合体できるジョイントは付いている。

(そして劇中では鷲のジョイント部分が外側を向いている)

ミニプラ版ではDX玩具版と同じ位置にジョイントがある物のシシ側の受けと若干幅が合わない。そのため、キャンディトイスタッフブログの作例では脅威のワシボイジャー2体付けを行っている。(ちなみにシシ側受けのパーツを左右逆に取り付けるとワシがピッタリハマる。)


  • キュウレンオー01・02・04・05・07

シシ・サソリ・テンビン・オウシ・カメレオンによる合体コンビネーション。劇場版に登場。

自身の因縁からゲース・スターへ単独先行したショウ司令へ追い付く為、高速航行しながら変形とボイジャーの換装をフル活用してモアイダーの大部隊を突破。その際に一瞬見せたコンビネーションの一つ。


  • キュウレンオー01・02・06・07・09

シシ・サソリ・ヘビツカイ・カメレオン・カジキによる合体コンビネーション。『日曜もアメトーーク』に登場。

芋長芋羊羹で巨大化した野球仮面に対し、メイプル超合金カズレーザーも一緒に乗せて出撃。更には雨上がり決死隊の2人、他のパネリスト側のゲスト、戦隊をあまり知らないオブサーバー側のゲスト(上川隆也栗山千明)、番組視聴者の声援によりテレビ朝日社屋から放たれたアメトーークのロゴマークを浴びパワーアップした。

キューエナジーを右腕へ集約、アメトーークのロゴをバックに半月切りの動作で敵を一刀両断する『キュウレンオーアメトーークブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・02・07・09・11

シシ・サソリ・カメレオン・カジキ・クマによる合体コンビネーション。

自身の悩みが大きくなりキュータマジンの操縦がまともに行えなくなったナーガを離脱させた後、残ったメンバーのキュウボイジャーで完成させた3大ロボの一体。

ギガントホウオーの必殺技を他のロボやキュウボイジャーが放ったキューエナジーを結集させて強化した合体技『キュウボイジャートリプルメテオブレイク』を発動した。


  • キュウレンオー01・03・03・07・07

シシ・オオカミ×2・カメレオン×2による合体コンビネーションで、まさかの同型機重複合体。

ヘビツカイメタルとの戦いで合体要員へ満たなくなった状況にシシレッドフタゴキュータマを使用、それで二人ずつへと増えたオオカミブルーカメレオングリーンがそれぞれ召喚したキュウボイジャー2組とシシボイジャーで完成させた。

右腕から伸ばしたカメレオンの舌で敵を絡め取り、そのまま近くへ引き寄せての格闘戦へ持ち込む戦法を得意とする。

キューエナジーを両腕へ集約、両手であるオオカミとカメレオンの口から同時にビームを放つ『キュウレンオーツインブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・02・05・08・09

シシ・サソリ・オウシ・ワシ・カジキによる合体コンビネーション。シシレッドオリオンシシキュータマを預けられたリュウコマンダーがシシボイジャーを召喚して合体した。

主にカジキの剣とワシの翼を使った攻防一体の動きで戦う。

右腕に集めたキューエナジーを左腕につがえる動作から放つ『キュウレンオーメテオブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・02・05・07・09

シシ・サソリ・オウシ・カメレオン・カジキによる合体コンビネーション。『Episode of スティンガー』に登場。

右腕のカジキの剣と左のオウシの角による接近戦で攻め立てたが、突如オウシブラックが暴走を始めオウシボイジャーごと強制分離して離脱。それを追う為サソリオレンジもサソリボイジャーごと離脱した事で左半身が一時不完全な状態になった。


  • キュウレンオー01・06・07・09・11

シシ・ヘビツカイ・カメレオン・カジキ・クマによる合体コンビネーション。『Episode of スティンガー』に登場。

上記の様に左半身が不完全になった所へヘビツカイシルバーコグマスカイブルーが自分達のキュウボイジャーを合体、完成させた。

キューエナジーを右腕に集約、三日月状のエネルギー刃を生成してブーメランの如く投げ付ける『キュウレンオーメテオブレイク』が必殺技。


  • キュウレンオー01・04・05・07・09

シシ・テンビン・オウシ・カメレオン・カジキによる合体コンビネーション。

ジャークマターの本拠地内へ突入した事で、その迎撃に現れた防衛戦力を相手に他のスペースロボ達と激しく立ち回る。

リュウテイオー・ギガントホウオーと背中合わせに立ち、周辺の敵へキュータマコクピットのビームや斬撃を浴びせる協力技『トリプルメテオブレイク』を発動した。


  • キュウレンオー01・02・04・05・06

シシ・サソリ・テンビン・オウシ・ヘビツカイによる合体コンビネーション。シシレッドよりシシキュータマを貸し出されたコグマスカイブルーが操縦する。

両腕に搭乗したサソリオレンジ・オウシブラックと共に宇宙へ逃亡しようとしたアントンブレインを捕獲、オリオンバトラーの待つ地表へと投げ落とした。


余談編集

上記のように自由自在な換装合体が特徴的で、玩具でも再現されていたが、本作自体も前作より売上が下回ってしまった。


ゲーム作品編集

スーパー戦隊レジェンドウォーズではシシレッドのレジェンドカードとシシレッドオリオンのビクトリーカードのスーパースキルで登場。いずれもキュウレンオースターインパクトを放ち、ビクトリーのほうはアルティメットオールスタークラッシュの後に放つ。


関連タグ編集

宇宙戦隊キュウレンジャー キュウボイジャー 戦隊ロボ スーパーキュウレンオー


トッキュウオーシュリケンジンジュウオウキング:4作連続で1話初合体を果たす。

大連王五星戦隊ダイレンジャーの一号ロボ。『オー』(王)で終わる名前の他、胴体中心に球体が付いたデザインも類似する。

ビクトリーロボ救急戦隊ゴーゴーファイブの一号ロボ。こちらは下半身のみの形態『ビクトリーウォーカー』で消火活動を行った。

スクランブル合体:身もふたもない言い方をすればこの方式である。


ゴライオン:ライオン型メカがコアとする点が似ている、巨大な宇宙の帝国に立ち向かう獅子座星系の王族が乗るのも共通


宇宙鬼ング:キュウレンオーを歪めたデザインとした戦隊怪人。


歴代1号ロボ

ジュウオウキングキュウレンオールパンカイザー/パトカイザー

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