リュウテイキュウレンオー
りゅうていきゅうれんおー
space.12より登場するキュウレンオーとリュウテイオーが合体した更なる星の戦闘巨人。
イカーゲンのゲリラ酸性雨に苦戦した物の、ナーガ達の機転で雨雲を振り払ったのを機にシシ、リュウキュータマが更なる合体を示唆した為にラッキーが合体を敢行した。
その合体構造はシンプルと言うより単純で、兜を外し頭部を格納したリュウテイオーが手足を伸ばしてキュウレンオーの背部に負ぶさる、もとい砲台替わりに乗る。そしてリュウテイオーの兜・リュウヘルムがキュウレンオーの胸部に付く事で完成する。
合体構造こそ単純だが、キュウボイジャー8基分のパワーを内包・発揮して戦う為、ヒカエオローにより巨大化したカロークラスの敵(※当時のキュウレンジャー全員で戦わなければ倒せない実力を持つ)と互角以上に渡り合える戦闘力を持つ。
それでいて合体元のドッキングジョイントも健在で、シシ・リュウを除いて6基のジョイントを自在に換装可能。結果理論上では60480通りと言う、膨大を通り越した数の合体コンビネーションを実現出来る。
そして後にキュウボイジャーには同一機体を含められるのが判明、更には10番目の四肢用ボイジャー(オリオンボイジャー)が現れた事により、最終的な合体形態の数は1000000種類と更に膨れ上がった。
ただし、計算上全メンバーの内2/3(※中枢担当の2人に加え、四肢担当の9人から6人を選抜)を投入しなければ成立しない合体の為、幾つかのチームを組みサポートや別行動する事の多いキュウレンジャーから見ると戦力投入時のハードルが高過ぎる重大な欠点がある。
実際、オリオン号から3名程長期離脱したSpace.14~19では必要人員ギリギリの8名しか残らず、本機を迂闊に戦力投入すれば多面作戦が出来なくなる状態だった。
その後、12人目のキュウレンジャーが仲間となった事で誕生したキュータマジンは最低2名での操縦で扱える為、各スペックは勿論投入時のハードルがリュウテイキュウレンオーより大幅に下がった優秀な戦力としてキュウレンジャーに重用される事になる。
それと相対する形でリュウテイキュウレンオーの存在は薄れがちになって行き、初合体を含めた2回程度の登場以降出番が無くなっていった。
……と思っていたら終盤において登場、これまで大したピンチに追い込まれなかった巨大戦で一時撤退しなければならない状況を切り抜けると言うファインプレーを見せた。
- リュウテイキュウレンオー01・02・03・05・07・09・10・11
シシ・サソリ・オオカミ・オウシ・カメレオン・カジキ・リュウ・クマによる合体コンビネーションで、合体元が基本コンビネーションで使うキュウボイジャー同士の組み合わせでもある。
右腕のクマの剛力で敵が巻き付けて来た触手も引き千切り、多少の攻撃は物ともせずに正面から押し通して戦う。
キューエナジーを胸部に集約、流星の如き勢い(※発射時の反動で巨体が後退する程)で放つビーム『オールスタースクランブルブレイク』が必殺技。
- リュウテイキュウレンオー01・02・04・05・07・09・10・11
シシ・サソリ・テンビン・オウシ・カメレオン・カジキ・リュウ・クマによる合体コンビネーション。スペースロボ達を必殺のエネルギー砲撃で分解状態に追い込む強さを誇るアキャチューガから逃れる為、ショウ指令のとっさの判断で合体。
敵の第二射を『オールスタースクランブルブレイク』で相殺、その隙を付いて一時撤退する事に成功した。
バスターオーレンジャーロボ:合体パターンが似ている。
セラヴィーガンダム:背面のバックパックが別のロボである(※操縦コクピットもバックパック側にある)繋がり。更にパイロットの中の人がショウ・ロンポーと同じ。
ワイルドジュウオウキング/ワイルドトウサイキング←リュウテイキュウレンオー→ギガントキシリュウオー