2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました

詳細

ピクシブ百科事典

芋長

いもちょう

芋長とは、特撮テレビドラマ『激走戦隊カーレンジャー』に登場する店の名称。本記事では同店の商品の一つである「芋長の芋羊羹」についても詳述するものとする。
目次[非表示]

概要

自動車会社ペガサスの近所にある和菓子屋で、老年の主人とその妻のうめの2人が営んでいる。商品は様々あるが、中でも1本100円で販売している芋羊羹には並々ならぬこだわりがあるようで、自宅の床の間には「芋羊羹」と書かれた掛け軸まで飾ってあるほどである。
もっとも、主人は「若い頃はケーキ職人になるのが夢だった」とも語っており、この事が後々作中でも思わぬ大騒動を巻き起こす事となる。

芋長の芋羊羹

さてこの芋長の芋羊羹、ただの和菓子かというとそうではなく、主人夫婦らですら知らなかった意外な効果が、宇宙暴走族ボーゾックの出現によって明らかとなる。
その効果とは「一部の宇宙人を巨大化させる」というもの。総長ガイナモら幹部や手下のボーゾックの荒くれ者たち、それに宇宙ゴキブリや宇宙バチまでも、概ね時間制限付き(※)で数十メートルクラスにまで巨大化させる。これにより攻撃力・防御力も共に向上するようで、等身大での戦闘では決まり手となるフォーミュラーノバによる攻撃すらものともしなくなる。
巨大化の際には、荒くれ者の顔が画面一杯にアップで映ると同時に、赤い光のオーバーレイが掛かり、やがて口から白いガスを噴き出しながら巨大化するという演出がなされている。一応、芋長の芋羊羹自体は「美味しい」とカーレンジャーからも評判の一品であるが、前述した演出や、食べる際にまるで生のお餅を食べているかのように固そうなSEが聞こえてくるせいで、見様によっては不味過ぎて吐いている(もしくは怒っている)印象を受ける

この効果は、発明家グラッチが単身地球に赴いた際、小腹が空いたため偶然その場にいた子供さん(天馬市太郎)を人質に、彼の母親である良江に持ってこさせた「チーキュの美味しいもの(※)」を食べた事で、偶然に発覚したものであった。
その後、巨大化の原理を突き止めるべく再び市太郎を人質にし、今度は父親である総一郎にチーキュの美味しいものを買ってこさせたのだが・・・種類自体は同じはずなのに何故か「ちっちゃくなってしまう」というアクシデントが発生。グラッチと小さくなったMMモグーは天馬父子に追い回される羽目になった。
結局、さらなる調査の末にコンビニファミリーマート)製の芋羊羹では縮小してしまう(こちらは巨大化するまで効果が永続する)事、そして巨大化させる効果があるのは芋長の芋羊羹である、という結論に達したのであった。
また、ボーゾック1のピザ職人・XX(クスクス)ミレーノピザの材料に芋羊羹を使い、そのピザを食べて巨大化した事から、これを元に調理しても巨大化の効果は変わらない事が明示されている。一方で、賞味期限が切れた物(カビが生えて腐り悲惨な状態)は、一旦は巨大化してもすぐに元の大きさに戻ってしまう。
この特性が、最終回で重要な役割を果たす事になる。

(※1 例外もあり、普通の昆虫サイズから人間大に巨大化した宇宙ゴキブリ・ゴキちゃんは一度巨大化してからは以後そのサイズのままだった)
(※2 この時持ってきた「チーキュの美味しいもの」は、たこ焼きフライドチキンいなり寿司、そして芋長の芋羊羹の4つであった)

ボーゾックとの関わり

ボーゾックにとって、芋長の芋羊羹は戦力を強化する上で重要なアイテムであるため、彼らは芋羊羹を略奪行為もせずキチンとお金を払って買っている。最初にグラッチが500円で購入した際、主人は特に気にする事なく客として接していたが、帰り際にその背中を見てやっと彼の異様な風体に気付き、「変な奴が芋羊羹買っていった」と腰を抜かしていた。
もっともその後は慣れたのか普通に売っており、ゾンネットが買いに訪れた際には恋愛相談にも乗るほどの順応ぶりも見せている。
ボーゾックの人間離れした風体も相俟って、一見するとおかしく感じられるこの行為であるがしかし、見方を変えれば普通の強盗だってその為の道具は自分で買うようなものとも言えるし、そもそも1個100円で買えるほど安いものをワザワザ略奪するメリットは薄い。何より、略奪で被害をもたらして店じまいされたら致命的である。つまり、普通に買うに越したことはない。
特に人間態にも化けずに買いに行っているあたりはともかく、揃いも揃って偏差値の低い連中の集まりなボーゾックにしては、比較的理にかなった行動と言えないこともない。

物語終盤、主人が年齢を理由に芋羊羹作りを引退しようとした時は、巨大化の術が失われる事を危惧したボーゾックが、ボーゾック1のメイクアップアーティスト・PP(プリプリ)チープリをけしかけ、暴走皇帝エグゾスから与えられた若返りパックの効果で無理やり若返らせた事もあった。
前述した若かりし頃の夢もあってか、若返って「イモタク」と名乗った主人は、洋子とともにケーキ屋になってやり直そうとするなどさらに一悶着あったものの、結果的には元に戻った主人にやる気を取り戻させ、さらには芋羊羹の味も向上するという副次的な効果までもたらすなど、事情が事情とはいえボーゾックはやたらと主人に対しては丁重に扱おうとする。
言うまでもなく、手塩にかけて作った芋羊羹が巨大化アイテムに使われていた事を、主人は最後まで知る由もなく、また芋長で作られた芋羊羹だけがなぜボーゾックを巨大化させる効能があったのか、その理由が明かされる事も当然なかった。

誕生秘話

企画当初から、「ボーゾックの巨大化アイテムは食べ物にしよう」という方向で進んでいた。
当初はカレーライスにする予定で話を進めており、「ジャガイモが効いたのか、肉が効いたのか」等のギャグも考案されていたが、肝心の具体的な巨大化までの行程(どうやってカレーライスをボーゾックの手元に出現させるか?)が思うように決まらなかったため没とされた。
その後も幾度も話し合いが繰り返され、フライドチキンあんぱん煎餅カップラーメンアイスクリームたこ焼きいなり寿司など数々代替案がいくつも持ち上がる中で(結局その中からフライドチキン、アイスクリーム、たこ焼き、いなり寿司も採用された)、ある時脚本家の浦沢義雄「言葉の響きがいいし、何より手軽で美味いけども、誰も注目しない落ちぶれた感じ」「この番組(スーパー戦隊シリーズ)で絶対出てこない言葉だろう」という理由から芋羊羹を提案。思いついたきっかけは「会議のケータリング(茶菓子)で出された」とも「プライベートで引出物としていただいた」とも言われている。

こうして伝説の『芋長の芋羊羹』が誕生した。

本作の制作に関わって以降、浦沢は関係者から何かと芋羊羹(またはコーヒー牛乳)を差し入れられる事が増えたそうだが、当の浦沢自身は芋羊羹はそんなに好きじゃないというオチも付いていたりする。

他作品への登場

本作以外にも、名前のみというケースも含めて複数の作品で、芋長の芋羊羹が登場する事がある。


この他、バラエティ番組『日曜もアメトーーク』の「スーパー戦隊大好き芸人」回では、野球仮面が芋長の芋羊羹を食べて巨大化するという一幕も盛り込まれた。ボーゾック以外が芋長の芋羊羹で巨大化する数少ないケースの一つであるが、巨大化時の台詞と描写はボーゾックのそれとは異なり、機械生命体パロディになっている。

関連タグ

激走戦隊カーレンジャー 芋羊羹 和菓子 和菓子屋
シドンの花: 同じく最終回で重要な役割を果たしたアイテム
ヘルヘイムの森の実: こちらは本当に劇中プロップが不味かったアイテム

巨大化の系譜
巨大化エネルギー芋長の芋羊羹巨大化ウイルス

外部リンク

芋長の芋羊羹 - アニヲタWiki(仮)

関連記事

親記事

激走戦隊カーレンジャー げきそうせんたいかーれんじゃー

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「芋長」のイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで「芋長」の小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 13309

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました