概要
シドン星と呼ばれる星が原産の白い花。色もそうだが花の形もジャガイモのそれに良く似ている。
星川家にとってはまさしく「家族の思い出の花」そのものといっても過言ではない大切な花であり、物語開始以前は両親と兄妹揃ってこの花を栽培し、シドン星の緑化作業に取り組んでいた。
だが、銀河超獣バルガイヤーにとっては自身の命を脅かす危険な物だったため、ゾーンから根こそぎ狩り尽くされて宇宙でも絶滅危惧種の植物となってしまっていた。
マグマベースが地球に帰還した後も兄妹達で大切に栽培されていた物の、それも20年後にゾーンが地球に来襲した時に再び踏み躙られ、あまつさえも第15話では銀河植物シドンデモンに変えられる等、ゾーンによって運命を弄ばれた悲劇の花と言える。
それでも学達が教鞭を執るニュータウン小学校の子供達に栽培されていたが、終盤でバルガイヤーが本性を現すと同時に、彼の手でドルドラとザザが変貌させられたバラドルギンによって凶暴化させられ、駆けつけたファイブマンを襲う吸血植物に変えられてしまう。
しかし、教え子のタツヤが辛うじて無事だった1株を守っていたため、ファイブマンはそれを手にバルガイヤー内部へと侵入。本物のメドーの魂を呪縛から解き放ち、バルガイヤー自身を一気に弱体化させて討ち滅ぼす力となった。