概要
星川博士が建造した、宇宙用の移動基地。
かつて博士夫妻が地球を旅立つ際、その移動手段兼居住空間として設計・建造したものであり、星川兄妹とアーサーG6のシドン星からの脱出にも使われ、地球への帰還後はそのまま彼らの自宅ともなった。物語後半からは、スーパーファイブロボと合体することで超大型の要塞ロボ・マックスマグマとしても運用されるようにもなった。
上部の司令タワーを始め、内部には兄妹たちの居室や食堂、サイエンスラボといった居住スペース、さらに電子スコープや戦闘コンピュータといった機器を完備。また3台のファイブマシンの格納庫という側面も併せ持っており、スターキャリアが戦力として加わった後は、その発着用のカタパルトも背面に増設された。
本来はあくまでも宇宙船にして居住空間という位置付けであるため、前作『ターボレンジャー』の基地であるターボビルダーとは対照的に移動・離着陸の機能を有する。物語終盤でビッグガロアンの襲撃を受けた際には、この機能を活用してビッグガロアンの到達前に宇宙空間まで上昇し、危うく難を逃れたこともある。
ファイブマシンと同様に、銀帝軍ゾーンの襲来に備えて武装も増強されており、主武装として一対の三連装砲やロケットランチャーなどを備え、マックスマグマの技の一つである「マックスストーム」はこの形態でも使用可能。前述のビッグガロアン戦では地上への再降下後にこの技で止めを刺している。
マグマベースの所在地については作中でも具体的な言及はなされていないが、前述のビッグガロアン戦も含めて何度かゾーンによる探索・襲撃の対象となっており、物語中盤ではガロア艦長を始め幹部達の侵入を許し、学やアーサーが防衛のため奮闘したこともあった。
最終回でマックスマグマが銀河超獣バルガイヤーに破壊されたのに伴い、ベースであったこのマグマベースも破壊され失われた。