概要
Space.17にて反乱軍リベリオン本部から新たに届けられる事になったヒカリキュータマを使い強化変身したシシレッド。
ヒカリキュータマ自体は、ドームで隔離され内部が分からないエリアを支配するダイカーン・シャイドス攻略の為の糸口となると考えられていたが、テキトーさで知られるショウ司令が「光るかどうか分かんないけどね」等と言っていた為当初はあまり期待されなかった。
Space.17の中盤でオリオン号に届いた後、リュウコマンダーが先行していたラッキー達に届けた。それは、シャイドスが影に潜み、影から影へ移動する能力を持っていると判明、それを封じる策を考えていたタイミングであった。
他の星々を輝かせる光源である太陽と、その光を大きく受けて負けない位に夜空へ輝く月の力を発揮出来るキュータマを使っている為、その実は“仲間のキュウレンジャーを強化する形態”と言う独特なポジションに位置する形態である。
変身の際は、対応した側のソケットを嵌め、スターチェンジの要領で二回倒す事で変身出来る。
Space.44では、カメレオングリーンによるタイヨウカメレオングリーン/カメレオングリーンムーンも登場した。
タイヨウシシレッド
「シャイニングスター!タイヨウシシレッド!」
ヒカリキュータマの「SUN」側ソケットをセイザブラスターに嵌めてスターチェンジした姿(ちなみにアナウンスは「ヒカリキュータマ! タイヨウ・モード」)で、肩書は「シャイニングスター」。
レッドの頭に太陽のフレアを模したパーツが放射状に付いた(※獅子の鬣に見えなくもない)以外は強化前と変わらない外見で、単体の戦闘力も変化無し。
しかし装填したヒカリキュータマを操作する事で「テラシタイヨウ!」のアナウンスと共に全身が太陽の如く発光。足元の影を消し去れる程の強い光を放てる(顔の横に手を添えて発光するパターンもある)。
なお、気分を高揚させる効果があるのか、テンビンゴールド/バランスがこの光を浴びたところテンションがアゲアゲを突破したレベルで上がってエキサイト。叫び声を上げたくなりそうな勢いで放つパンチの連打で敵を吹っ飛ばすと言う、ゴールドらしからぬアグレッシブな動きで戦った。
Space.19ではヘビツカイシルバー/ナーガもハイテンション化を果たしている。
なんでBN団にだけ効くのかは最後まで明かされなかったが、太陽が黄道を通ることも関係しているのかもしれない(この説が正しいとなるとオウシブラックやサソリオレンジにも効くことになるが)。
ちなみにラッキー当人もテンションが上がっているが、普段から高いせいか余りネタにはされていない様だ。
シシレッドムーン
「ムーディースター…シシレッドムーン」
ヒカリキュータマの「MOON」側ソケットをセイザブラスターに嵌めてスターチェンジした姿(アナウンスは「ヒカリキュータマ! ツキ・モード」)で、肩書は「ムーディースター」。
こちらはレッドの顔脇を三日月が貫いた様な頭部となっているが、やはりそれ以外の外見と戦闘力に変化は無い。
だが変身時が夜間だった為か、こちらの状態でのレッド=ラッキーは心がムーディーになっており性格がクールかつアダルトチックな物に。その心の姿勢を持って無駄が無い知的な動きで戦う。
しかも狼男であるからか、オオカミブルー/ガルもその姿や放つ月の光に影響されて同じく心がムーディーに。クールな口調と知的な動作になってレッドへ加勢した。
2人とも「お前等誰だよ」とツッコミたくなる位にキャラが変わっているが、それだけお互い似た者同士な性格とも言える。
必殺技は「ニッショク!」のアナウンスにより太陽と月の力を合わせてオールスタークラッシュへ乗せ放つ一撃「タイヨウ・ムーンクラッシュ」。ヒカリキュータマを操作する事で「ヤミツキダヨー!」のアナウンスと共により怪しく月の光を放てる様だ。
この一件を踏まえ、劇場版ではバランスとガルの発案により多大な功績を果たし、チキュウの危機を救う結果となった。
関連タグ
日輪仮面:秘密戦隊ゴレンジャーに登場した元祖戦隊幹部怪人。顔が太陽そのまんまと言うビジュアルで、タイヨウシシレッドの頭部を見て思い浮かんだ人も多いだろう。
※因みに通常怪人扱いだが、三日月仮面もいる。
ストロングコロナゼロ/ルナミラクルゼロ:太陽の力を借りたハイテンション形態&月の力を借りたクールな形態。
ソルガレオ:ライオンと太陽がモチーフという点がタイヨウシシレッドと共通している。