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「なぜそんなものが必要だ? そんな暇があったら、リュウソウ族を早く根絶やしにしろ」(第14話)

リュウソウジャーも恐るるに足らんな。間も無く500体のマイナソーが生まれる。そうすれば、この地球は瞬く間に俺の物だ」(同上)


CV:稲田徹/スーツアクター:森博嗣(※作家の方とは同姓同名の別人)


データ編集

属性/ルーク級幹部

分類/ドルイドン族

身長/191cm(巨大魔強化身長/46.8m)

体重/287kg(巨大魔強化体重/703.2t)

分布/真剣勝負の深海

経験値/503


概要編集

第14話から登場。

ドルイドン族の幹部の1人であり、タンクジョウと同じ階級であるルーク級幹部ドルイドン。


英国の提督のような立派な帽子を被り、ギザギザしたヒゲを生やした顔立ちで、白いボディを持つ司令官のような姿を持つ。両足は戦艦のような形状になっており、後述する水中での戦闘形態に移行できるように連結ジョイントが備わっている。

両肩に備えた大砲『ガチレイド砲』や、両腕にはスクリュー状の鋭い鉤爪が付いていて、攻撃を加える時には回転する機巧を持つ『スクリュークロー』を武装、持ち前の高い火力で邪魔になる障害を一方的に叩きのめす、無駄と容赦の無い戦い方が得意。

その上、脚部を合体させファン状に変形、スクリューを展開し水中戦闘形態へと移行、高速で泳いでガチレイド砲から魚雷を発射し敵を木っ端微塵に粉砕可能と、水中では無頼の強さを誇る。


更に、タンクジョウと同じく銃弾すらも弾きかえす程の頑丈さを誇る、鋼鉄並みのボディも備えている。尚自身が死に至らない攻撃を避けるのは「無駄」と考えているので、簡単な攻撃ならそのまま受け流している。

だが、頑丈なボディの内の右胸だけは耐久性が低く、そこが唯一の弱点となっているが、そこを攻撃され続けると自己防衛機能が働いて自らをオレンジ色の結晶外殻に身を包んでエネルギーを溜め込み、『巨大魔強化』によって自らを超強化する能力も持つ。

一連で見ると敵の攻撃を我が身に受けながら学習して対策に活かせ、一度倒されようが弱点も克服して復活・パワーアップも果たせると、非常に合理的な能力である。


以上の様に、実に無駄が無い合理的な戦闘力と能力を駆使するその人物像は、端的にはブラック企業上司

冷徹な性格で「なぜ◯◯する必要がある?」と相手の意見を頭から否定し、強引に自分の意向を押し通す。あまりの融通の利かなさにワイズルーからも「その『なぜ』返しやめろ! 会話が跳ねないっ!」反発されている劇場版でも同様で、タンクジョウがリュウソウ族に対し地球から脱出するための宇宙船を「破壊した」と声高に宣言した際にも、同様の否定で返している。タンクジョウのそれは「相手の戦意を殺ぐ」上では充分意味のある行為なのに、ガチレウスはそれさえ理解していない節が見られる)。


部下を「自身が地球を掌握するためだけの道具」としか考えていないために、人使いが荒く自身は一切手を貸そうとはしない。

その荒さたるや、クレオンが彼の部下になってほんの僅かの期間で、あわや過労死寸前まで酷使され、内心馬鹿にしていたタンクジョウやワイズルーの元で働いていた頃を「楽しかった頃」として本気の友愛を抱くようになる程である。言うまでもなくクレオンからは内心全く良く思われておらず、彼がいなくなった際にはいずれも喜ばれる始末。更にはクレオンの回想内には、ガチレウスとの思い出がほぼないと断言して良い程に映し出されなかった


一方で洞察力が非常に鋭く、地球へ来て間も無くリュウソウジャー騎士竜の戦い方を一瞬で分析し、相手の弱点を見切ってリュウソウジャーを追い詰めたりもしている。しかし、それを他者との協調等に活かす考えは全く無い様子。


あらゆる無駄を嫌う性格だが、その判断基準は自身の価値観によるところが大きく、後述の通りクレオンの訴えも無視して酷使させ続けたために彼が倒れてしまい、せっかく作りだした500体のマイナソーを生み出せるだけの、大量の体液を台無しにしてしまったり、わざわざリュウソウジャーの前に現れながら、攻撃も名乗りもせず宣戦布告だけをして去っていく等、傍から見れば無駄と思えるような行動も多々ある。


宿主のマイナス感情によって、能力が変動するマイナソーの性質すら理解していない節もあり「利益ばかりに目を向けて、部下の事や労力、効率などを考えない」「目先の事ばかりで先々の事を見据えておらず、短絡的な行動に出る」「知識的にも問題があり、合理的な判断ができない」「身内にも辛辣すぎて対人関係に余計なしこりを生んで、自軍の力を十全に発揮できない」「その分、手段や条件さえ合えば、部下の反抗・報復が成功する可能性があるだけの付け入る隙もある」等々、正しくブラック企業の上司にありがちな弱点が散見される。


その上、性格のみならず己の実力を過信する面も見られ、リュウソウジャーを分析して相手の弱点を理解したにもかかわらず、単身で戦いに出向いた無謀さが敗因に繋がっているとも評せる。

そして、もう1つの敗因はクレオンへの対応があまりに酷かった結果、目論見がクレオンに暴露され、復活時にリュウソウジャー達の警戒は解かれなかったのである。結果として不意討ちでの混乱や召集の遅れが生じず、仮に警戒されていても最初から巨大化による、二重の先手が打てなくなっていた。


以上の事実から鑑みて、ガチレウスは「最前線で暴れる戦士としては優秀だが、指揮官や参謀としては極めて無能」と酷評せざるを得ない(しかし、これはあくまで再登場までの評価であり、後述の通りこれですら正しい評価ではなかった)。

だが、ガチレウスの下で働く最悪の経験は、面従腹背だったクレオンのタンクジョウとワイズルーへの忠誠心を跳ね上げる結果となり、彼の一時離脱後のクレオンは生き生きと仕事をするようになったのは、ドルイドン族にとっては正に怪我の功名となった。


第27話での再登場して以降、能力を活かすためではない敗走を経験した為か、敗北を指摘されるとキャラが一変したかの様に感情的に否定するなど、無駄にプライドが高く狭量な側面も見せる様になる。しかもその上で再度敗北するや、奇声を上げながら大人げなく悔しがる、退散する際に「回避」と無意味に強調する姿から、心の奥底にワガママで幼稚さを隠した、未熟な精神性である可能性が示されている。

また、上記の相手の戦力を分析する洞察力も、敗北によるショックで心の余裕を失ったために、再登場後は鳴りを潜め、プリシャス心臓を奪われてからはその保身に心を砕いた結果、その洞察力も発揮できなくなる負の連鎖に陥ってしまった。


彼にとって最終宣告された第38話だが、彼はその戦いにおいてマイナソーに最前線を任せ、自身は共闘するどころかサポートに徹していた。戦力の出し惜しみしている場合ではなく、カリブディスマイナソー自身を素材にした用意しうる最高の戦力であるにもかかわらずである。そして、次話に彼は新たなマイナソーを欲した。

戦力を整えて挑むのは当然であるが、穿った見方をするとガチレウスは最終宣告をされても、覚悟を決め勝つためどころか「最も危険な最前線に立つ役割を押し付けるために、マイナソーを欲したのではないか?」との解釈もできる。

プリシャスの「弱虫がっちゃん」呼ばわりは、逆らえない現状への揶揄ではなく、そうした彼の本質を見抜いていたからなのかもしれない(しかし、後にプリシャスもガチレウスと同等か、それ以下の醜態を晒す皮肉な展開を迎えるが)。



各話での活躍編集

第14話編集

未だにリュウソウジャーを倒せていないワイズルー達に業を煮やして地球に来訪、12話の件で地下駐車場で新しいアジトを作っていたワイズルー達の元に訪れる。

どんなに質問にも「なぜ◯◯する必要がある?」と返して会話を全く成立させないガチレウスに我慢の限界を超えたワイズルーが指揮権を放棄、結果的に指揮権が自身が移ったので地球を制圧する為に行動に移す。


クレオンバジリスクマイナソー等のマイナソーを次々と作らせた結果、水商売で働く青年・久田カズマから生み出された、水を操る力を持つケルピーマイナソーメラメラソウルの力を無力化してリュウソウジャーを追い詰めたのを見ると、「あのマイナソー(=ケルピーマイナソー)を500体用意しろ」とクレオンに無理難題を要求。抗議するクレオンの意見も無視してアジトに連れて帰る。

アジトに戻った後はクレオンがヘトヘトになっても「弱音を吐ける余裕があるなら、まだいける」と限界まで体液を絞らせた後、ケルピーマイナソーがリュウソウジャーが戦っている隙に体液の雨を降らせて(クレオンに指示する時に「自分とマイナソーで引き着けておく」としながら、実際ガチレウスは高みの見物を決めていた)500体ものマイナソーを生み出させようとするも、別行動を取るクレオンがダウンし、体液を零して計画が頓挫、ケルピーマイナソーもカナロが変身するリュウソウゴールドによって倒された。


戦いの後、6人の前に顔見せで出現。

コウの「誰だ!?」の問いかけに対して「なぜ名乗る必要がある?」と返した後に「調子に乗っているのも今の内だリュウソウジャー。もう終わりだ。俺が来たからにはな」と言い残して去って行った。


第15話編集

クレオンがマグネット・アトラクション・タレントのDONじろうからパーンマイナソーを生み出したものもゴールドに撃破されそうになり、逃げ帰って来た事態に激怒。

クレオンが作戦を立てずに出向かせたのも見透かして、殴り掛かろうとするがクレオンが慌てて釈明して、そのままパーンマイナソーを連れて再出撃、一旦は彼の様子を見送った。


その後、カナロ/ゴールドの妹のオトを人質に取ったクレオンが、「巨大化したパーンマイナソーを攻め立てているキシリュウオーを追撃したらオトを解放してやる」と地上に残ったゴールドに命令。

命令通りにゴールドが迎撃し、クレオンがオトを明け渡そうとした直後に「なぜ約束を守る必要がある? 馬鹿か!?」とクレオンに言い放ちつつ乱入、更には「こいつは、お前が死んだら解放してやる」とゴールドとの約束を反故にした。


だが、その発言を聞いたゴールドはオトに向かって、攻撃を仕掛けて彼女を吹き飛ばし、その行動に自身も驚いていたが、ゴールドは敢えて攻撃をオトに向かって加えオトを海上へ吹き飛ばし、そこに潜んでもらっていたモサレックスに回収して貰ってオトの奪還に成功。

しかも、先程のゴールドの攻撃によって、マイナソーの磁力がかき消されたため、リュウソウジャーがキシリュウオーファイブナイツを完成、パーンマイナソーを追い詰めた所を見てガチレウスは「今回も望み薄」と舌打ちして足早にその場を去っていった。


第16話編集

前回の作戦が失敗したのを怯えながら謝罪するクレオンに対し、「いや、良かろう。奴等の弱点は握った。ご苦労だった」と、“負けたもののリュウソウジャーの弱点を見つけられた”として、クレオンに初めて労いと賞賛の言葉を掛けた。

クレオンが一まず安堵したその時、「弱点をこの手に収めた以上クレオンは用済み」と見なしたガチレウスは、至近距離でガチレイド砲を発射しクレオンをバラバラにした(※直後に破片が集合してクレオンは復活)。

これまでの戦闘でリュウソウジャーを観察・対策を構築していたらしく、それを完全な物にすべく自ら動き出す。


まずドルン兵を引き連れて町中に現れてリュウソウジャーを誘い、これに引き寄せられたコウ・メルトアスナ・カナロと交戦。傍らでドルン兵が片付けられる中でリュウソウレッド・ゴールドと交戦するも、右胸の弱点に攻撃を喰らって苦しんだ所を2人は見逃さず、ゴールドのサンダーショットやツヨソウルの力を用いた、レッドの剣戟を弱点へ次々と叩き込まれ、その流れからフレイムディーノスラッシュ・ファイナルサンダーショットを弱点に喰らい敗北。


だが、「やはり強かったな……貴様は……!!」と2人に向かって言い放つや否や、自己防衛機能が発動し結晶外殻に身を包んで、休眠状態に入りエネルギーを蓄え始める。この状況を訝しんだトワバンバが結晶外殻を壊そうとしても歯が立たなかったが、そこへ現れたクレオンが復活能力の詳細と企みをばらしてしまい(※以前の理不尽な制裁にやっぱり腹が立っていた様子)、話を聞いた2人がそれを他のリュウソウジャーに伝えてしまう。


日を跨ぎ、外殻を破りながら巨大魔強化。待ち構えていたリュウソウジャーが繰り出したキシリュウオーファイブナイツと交戦するも、以前の戦闘で対策を完成させたガチレウスは怯まず圧倒する。やがて近くの海岸から相手を海中に突き落として引きずり込み、得意の海中戦でファイブナイツの武器を叩き落としながら一方的に翻弄、追い詰める。


そして、ガチレウスは「そろそろ楽にしてやる。素直に受け止めろ」と止めの砲撃を撃とうとした瞬間、カナロに説得されて動いたモサレックスが引き連れた魚の大群に邪魔されるが、「馬鹿め、その巨大魚の動きは分析済みだ!」と吐き捨て、モサレックスが随伴するアンモナックルズと合体・変形したキシリュウネプチューンと交戦するも、初見の相手故に攻撃が予測出来ず動揺、自らの攻撃の手が緩んだ所をナイトトライデントの一撃やアンモナックルで攻め立てられる。

そのまま最後は『キシリュウネプチューントルネードストライク』で貫かれ、「これで、終わりと思うなぁぁぁっ!!」と言い残して爆散、海の藻屑となった。


タイムスリップ!恐竜パニック!!編集

6500万年前当時の本人が登場。地球に巨大隕石の落下が迫る中、巨大魔強化を行いつつタンクジョウと共にリュウソウ族を強襲、彼等が建造していた宇宙船を破壊し巨大隕石から逃れる道を絶った。

そのまま残ったリュウソウ族を始末しようとするも、ヴァルマ/ガイソーグが駆るディノミーゴコブラーゴに妨害され、それらが竜装合体したキシリュウジンと交戦、返り討ちにしようと挑むも圧倒された上に、回転斬りで薙ぎ払われ敗北。

しかし、リュウソウ族を地球に閉じ込める目的は達成したので、そのまま生き残って宇宙へ飛び立った様子。


尚、目的を達成してもまだ暴れ足りず、リュウソウ族の始末へやる気を出すタンクジョウへ対し「なぜ追撃をする必要がある?」と問い掛けているが、タンクジョウはこれを無視して自身の行動をしており、それにガチレウスは仕方なく付いて行くしかなかった。

結局、他人の意見も聞かずゴリ押ししてくる輩は、同じくゴリ押しで対抗して押し負かすのが最適なのだろうか。

後述のウデンも沈黙を続けた辺り、大半の幹部陣は対処法を習得しているのかも知れない(ワイズルーに関しては、彼のコミュニケーション好きかつ、甘い性格も影響していると思われる)。


第27話編集

クレオン「ガ……ガチレウス!……様!? 死にやがっ……お亡くなりにおなられたのでは!?」

「死んでいたら、ここにはいない」


誰もが死んだと思っていたが、突如アジトへ再来訪。クレオンもワイズルーも驚きを隠せずにいた。

実は第16話にキシリュウネプチューンに敗北時、ギリギリの所で爆発の勢いを利用して、地球から宇宙へ脱出していた事実が判明(※ご丁寧にも敗走シーンを再検証すると、爆風の中から小さな光の玉が出ているのがわかる)。

それを説明すると同時に、本人は「戦死を回避した」と言い張るも、どう考えても「逃げたとしか思えない」とワイズルーが揶揄したのに反論、子供レベルの口ゲンカもとい問答に発展した(ただし「致命傷の攻撃を避ける」のは当然なので、ガチレウスの言い分は間違いではない。もっとも、ここでの言い合いを要約すると、ワイズルー「負けて尻尾巻いて逃げたwww」ガチレウス「戦略的撤退だから侮辱するな」であり、単純に「回避」の表現が正しいか否かが論点でもない)。


その後、クレオンがドドメキマイナソーを連れて宿主の須藤千佳を苦しめようとしている裏で、リュウソウジャーへのリターンマッチを開始する。

騎士竜パキガルーの封印を解くべくその子供・チビガルーを探し当て、深い縦穴に落ちて動けなくなっていた彼を助けようとしていたコウと、彼をアシストしていたメルト・アスナ・ティラミーゴを強襲。パキガルーを手中に収めるべく、ガチレイド砲の連続砲撃で縦穴を崩してコウを生き埋めにする。

ブルーがチビガルーをパキガルーの許へ連れていく間に、ピンクとティラミーゴを圧倒するが、ドッシンソウルの力を使って強竜装したブルーが到着し、逆に強力なパンチ攻撃に圧倒される。その際に、地団駄を踏まんばかりの勢いで「おのれ! おのれ! おのれ! ニェーイ!!」と奇声を発すると、別人レベルの言動を見せた。その隙に脱出したレッドメラメラソウル強竜装して炎の斬撃を放って来たのを、慌ててバックルからバリアを展開してそれを潜り撤退した。

方々の体でアジトへ逃げ帰るも、そこに姿を見せていたガイソーグの嫌味に、ガチレウスは「逃げたのではない、回避だ!!」とまたもや言い訳にならない言い訳で取り繕う。そして「黙れっ!! その鎧砕いてやろうか……!?」と毒を吐いた(相手からは「是非頼むよ。この鎧は、脱ぎたくても脱げないんでね」と返された)。


また、ワイズルーとの問答を一頻りした直後、「宇宙で“あいつ”と会った」と前置いた上で、「“あいつ”も地球を狙っている」と新たな幹部の登場を予感させる台詞を吐いている。続く台詞でも「渡してたまるか。この星は俺がもらう!」と語気を荒げて言い捨てる等、言動もそれまでと打って変わって余裕が無くなり、焦りすら感じられるその様子から、自分達の身の安全すら危うくなる程の、強大な上級幹部と思われるが果たして……?。


第28話編集

2度の敗走=度重なる屈辱を味わい、ガチレウスは『リュウソウジャーへの復讐』を誓い、クレオンの援護を自ら進んで行うようになる。

アスナの体内に潜伏したベルゼブブマイナソーの成長を食い止めるべく、そのマイナソーの宿主の伊藤蘭斗が誘拐された場所を突き止めたグリーン、ブラック、ゴールドを迎え撃ち、ベルゼブブマイナソーの成長の時間稼ぎを行った。

この姿から今までなかった仲間の作戦に積極的に関与する協調性と、目的のためにプライドを捨てる姿勢を(結果的に)身に付けた為、より厄介な存在となった。


第29話編集

ポルターガイストマイナソーのダメージを受ける毎に、体内で作った毒ガスを放出する能力を使って毒ガスを溜め込んだカプセルを作らせ、それを破壊し人間を死滅させようと目論む。


自身は拠点へ待機し、生成した毒ガスを球体上のカプセルに溜めさせる行動を繰り返していたが、別の場所でガイソーグと戦うブラック、グリーン以外のリュウソウジャーにマイナソーの場所を突き止められるも、ゴミを取り込み巨大化したポルターガイストマイナソーにガチレイド砲を放って、毒ガスカプセルに毒ガスを溜め続けた。


すると、優依との結婚を自ら振ったカナロ/リュウソウゴールドが駆けつけ交戦。その途中でカナロの説得で、マイナソーの宿主である恐竜のぬいぐるみの「ガオくん」が反応、ポルターガイストマイナソーの動きが止まってしまい、キシリュウオーパキガルーに倒されてしまったが、「これだけあれば十分」とガチレイド砲を爆弾に向けて発射、カプセルを破壊し毒ガスを地球へ広めようとする。


しかし、クラヤミソウルで強竜装したゴールドの『ブラックホールショット』で毒ガスを吸われ、続け様に放った『ファイナルブラックホールショット』を喰らう。

なんとか耐え切るも、「回避!」と叫んで3度目の敗走を喫した。


第31話編集

ガイソーグの邪悪な意志に取り込まれてしまったナダを救おうとする、レッドとゴールドの前に出現。ガイソーグと戦うレッドの邪魔はさせまいとするゴールドと交戦するも、ビリビリソウルで竜装したゴールドのモサブレードの斬撃を喰らって転倒してしまい、至近距離からゴールドの『サンダーショット』を撃ち込まれて爆発。

倒されはしなかったが、とうとう4度目の敗走を喫してしまい、悔しさを滲ませた叫びを上げつつ逃走した。


第32話編集

何度もリュウソウジャーにマイナソーを倒され続け、地球侵略の進捗が芳しくない現状に「お前があのワイズルーの言いなりなって、『ショータイム、ショータイム』と訳のわからんマイナソーを生み出しているから、リュウソウジャーにつけ上がられるんだ!」とクレオンとドルン兵達にガチ説教。

クレオンに詰め寄って、「人間を根絶やしにするマイナソー」を生み出すようにと命令を下す。


その後、先程のドルン兵の1体から生み出したジャックオーランタンマイナソーを使って、人間を混乱に陥れるクレオンの様子を見た際にリュウソウジャーが駆け付け、ゴールドと交戦するもナダ/ガイソーグがリュウソウジャーを強襲した為、ジャックオーランタンマイナソーと共に撤退した。


第33話編集

前回のジャックオーランタンマイナソーの一件で、ドルン兵4体からの糾弾で土下座しながら謝罪するクレオンに対し、突如背後から現れては「なぜ寝ている!? 寝る時間があるなら働け!!」と、いつものパワハラに出る(クレオンもクレオンで「ほんとに寝ちゃおうかな……」と内心呟いていた)。

すると、突然新たなドルイドンの幹部であるウデンが更に自身の背後から登場。

「な、なぜお前がここにいる―――『ウデン』!?」と尋ねるガチレウスだが、相手は黙ったまま一言も喋らない。沈黙を守るウデンに対して苛ついたのか、「言葉にしなければ伝わらんぞ!?」と言葉を張り上げるのだった。


その後、トワとカナロの2人がウデンと交戦する様子を見て、「ウデンか……認めたくないが、相変わらず腕は立つ。ヤツが来たということは、まさかプリシャスも?」とワイズルーが呟く横から突然現れ、「あぁ、プリシャスも地球に向かっているだろう」と答える。宇宙へ逃れた際に出会ったとされる幹部は、プリシャスを指すのだろうか……?。


第34話編集

次の作戦行動の為、クレオンをワイズルーと奪い合っていると、そこへ噂のプリシャスが登場。「かつてリュウソウ族に倒された負け犬が、今更何しに来た?」と言って軽んじていると、

プリシャスは「あの時の僕とは違うよ。だから君達、僕の手足になりな?」と自身の配下になる様に命令される。


その後、街で暴れている所へリュウソウジャーが駆け付けた為、ドルン兵をけしかけて交戦。以前よりもパワーアップした戦闘力をリュウソウジャーに見せつけ、「戦った数だけ強くなる……それが俺だ!」と豪語するガチレウスに対し、レッドはマックスリュウソウレッドとなって応戦。

エバーラスティングクローを放つとガチレウスは謎のカードを取り出し、相手の必殺技のデータを吸収した上で爆発。だが、すぐに爆炎の中から立ち上がると「調子に乗るのも今のうちだ!!」と叫んで威嚇射撃をし、その煙幕に紛れて撤収した。


帰還したガチレウスがマックスリュウソウレッドの絵が描かれたカードをプリシャスに投げ渡すと、相手は「取り敢えず上出来。褒めてあげるよ」と上から目線で労う。その態度に「図に乗るな……!」と憤るガチレウスに対し、「あれ、良いのかな僕に楯突いて?」と牽制するプリシャス。


先の発端はプリシャスの初来訪時に遡る。自分の手先になる様命じたプリシャスは、突如2人の胸部に自らのカードを投げ付けられ、其処に浮かび上がって来たのはそれぞれの心臓だった。

「何をした?」ガチレウスが詰ると、プリシャスは「君らの命を握らせてもらったんだよ」と答えてカードを握り潰す。すると2人の身体に凄まじい激痛が走り、両者は地べたに転がって悶え苦しむ。事実上、2人は心臓をプリシャスに奪われる形で生殺与奪を握られてしまい、その命令に従わざるを得なくなってしまったのだ。


「負け犬」と完全に油断していたガチレウスは後悔し、密かにプリシャスに奪われた心臓を取り戻すチャンスを窺っている様子。


第37話編集

ワイズルーがクレオンと自分の事を噂している中に突然乱入し、「お前と手を組みたい」と、心臓をプリシャスに掴まされた者同士、リュウソウジャーを倒す為の共同戦線を持ち掛けてきた。

「リュウソウジャーを倒し、プリシャスの高飛車な鼻をへし折ってやる!」とプリシャスを見返すべく、ワイズルーとも利害が一致したため、行動を実行に移す。


ティラミーゴと仲違いしたコウと、花を手にこれから婚活に行こうとするカナロを強襲し、リュウソウチェンジした2人と交戦を開始、レッドとゴールドがそれぞれメラメラソウルとビリビリソウルを使おうとした途端、地中に潜んでいたノームマイナソーが両者を爆撃して妨害し、戦いに乱入したティラミーゴ共々、見えないミサイルで追い詰められている相手を嘲笑う。

「相手の手の内も分からずに戦うのは危険だ」とメルトが撤退を勧めた為、リュウソウジャーの撤退を許す。


その後、ワイズルーがノームマイナソーの宿主である女医・谷口京子を拉致し、ワイズルーが誘拐した彼女の息子谷口一郎を某所の倉庫へと誘拐、我が子を助けたくて泣き叫ぶ京子の中から発せられる、エネルギー取り込ませている間、ティラミーゴが向かって行ったとピーたんの連絡を受けたリュウソウジャーを待ち構え、ノームマイナソーの存在を未だに掴めないでいる、変身前のリュウソウジャーを追い詰める。


しかし、メルトの促しでティラミーゴを助けに来たコウが、「見えないミサイルで俺達を攻撃して来たのはお前か!?」と叫んだのに対し、ワイズルーが迂闊にもノームマイナソーの存在をバラしてしまい、しかも先に潜入して一部始終を目撃していたピーたんの連絡を受けて、ガチレウスと戦う5人にマイナソーがいる実態が明るみされて計画に狂いが生じ、ドッシンソウルで強竜装したピンクによって巨大化したノームマイナソーが炙り出され、キングキシリュウオーにノームマイナソーが倒され共同戦線が破綻。


「なぜマイナソーを巨大化させた!? 巨大化などせずずっと地面の下におれば、勝てたものを!!」

クレオン「か、関係ないと思うんすけど……」


戦いが終わり基地へと帰還した後は、クレオンに理不尽に激怒し、リュウソウジャーに復讐の炎を燃やしていた。


第38話編集

とある駐車場で、プリシャスから自分の心臓の描かれたカードで攻撃されて痛め付けられ、「これが最後だよ?」とプリシャスの宣告に対して、今度こそリュウソウジャーを倒して心臓を取り返すと意気込むが、プリシャスから「弱虫がっちゃん」と馬鹿にされたりと踏んだり蹴ったり。

幾度もリュウソウジャーを殲滅しようとしても返り討ちにされ、奪われた心臓を取り返せないまま足踏みしている状況で「もう後がない……」と焦りを感じたガチレウスはある策を考えつく。


その後、カリブディスマイナソーを連れ、ありとあらゆる水源を取り込ませていたが、マイナソーを追いかけてきたバンバ/リュウソウブラックとトワ/リュウソウグリーン、2人の連絡を受けて駆け付けたメルト/リュウソウブルーとアスナ/リュウソウピンクがマイナソーと戦闘を開始。

マイナソーが追い詰められたのを見て、咄嗟に割って入ってわざと4人の攻撃を受けてガチレイド砲で反撃すると、自らの身体から生命エネルギーが放出され、カリブディスマイナソーに吸い込まれていく。


ガチレウスが追い込まれた末に編み出した策、それは自身のマイナス感情から、クレオンにマイナソーを生み出させ、そのマイナソーでリュウソウジャーを倒す。自身の命を投げ打ってでも、リュウソウジャーを倒すための苦肉の策であった。


マイナソーに噴水の水を取り込ませている間に、リュウソウジャー4人にガチレイド砲を放って変身解除に追い込み、倒れ込む4人を尻目にマイナソーを連れて一時退却。


その後、カリブディスマイナソーに水を取り込ませていたが、リュウソウジャーが再度マイナソーを倒そうと駆けつける。

対抗策を編み出していたリュウソウジャー4人に、カリブディスマイナソーが追い詰められたのを見て、ガチレウスは同行していたクレオンに「俺を罵れ」と命令。

クレオンに自身のマイナス感情となる言葉を語らせ、自らの生命エネルギーを取り込ませてマイナソーを急速成長させようと目論み、クレオンから「そしたら、ガチレウス様死んじゃいますよ!?」と警告されても「軟弱な人間と一緒にするな!」と警告を一蹴して実行に移せと急かしたので、


クレオン「はい。では、失礼して……。

ザコが!! てめぇ何回リュウソウジャーに負けてんだよ!? 俺が作ってやったマイナソーを無駄にしてんじゃねぇよ!!

おめぇなんかな、ガチで雑魚なんだよ!! このザコレウスが!!」


クレオンがここぞとばかりに、今まで溜まりに溜まった鬱憤をぶつけられたガチレウスは、生命エネルギーを大量に放出し、カリブディスマイナソーは急速成長し巨大化に成功させた。

4人が操縦するキシリュウオーファイブナイツブルーをマイナソーが追い詰めつつ、大量の水のあるダムへと移動、マイナソーに指示してダムの水を吸い上げてハリケーンを生成させ、満身創痍のリュウソウジャー4人をサイクロンの藻屑にしようとするも、試練を達成したリュウソウレッド/コウとリュウソウゴールド/カナロが駆けつけた。


「ハエが2匹増えたところで何も変わらん!」とカリブディスマイナソーに2人を襲わせるも、手にしたリュウソウカリバーでパワーアップしたノブレスリュウソウレッドの繰り出す攻撃に、質量差があるにもかかわらずマイナソーが追い詰められ、仕向けたドルン兵も瞬く間にレッドによって全滅。

自身はゴールドに狙いを定めるも、レッドから投げ渡されたリュウソウカリバーで、ゴールドがノブレスリュウソウゴールドに昇華。ガチレイド砲を全て切り裂かれ、ゴールドリュウソウル装填して繰り出した「エクストリームディーノスラッシュ」を喰らって返り討ちにされてしまい、カリブディスマイナソーも2人によって撃破された。


最後のチャンスも不意にしてしまったガチレウスは「この命に変えても、奴等を……!」と、命を捨ててでも今度こそ『リュウソウジャーの討伐』を決意していた……だが、翌週の動きを見れば分かる通り、最早それは不退転の決意よりは「プリシャスに殺される」恐怖から、半ば狂乱に陥った末の妄言が正しいのかも知れないが。


ブラック上司のブラック過ぎる末路(第39話)編集

前回の作戦が失敗しても尚『リュウソウジャー殲滅』に妄執するガチレウスは、ウィザードマイナソーを使ってクリスマスを消し去ろうとするワイズルー達の許へ乱入。

ワイズルーが行おうとしている作戦を一蹴し、クレオン達が拐ってきた人間全員から「マイナソーを作れ」とクレオンに命令するも、前回の作戦失敗が筒抜けだったために、プリシャスから右胸を攻撃されて自己防衛機能が発動、強制的に結晶外殻に身を包んで休眠状態に入ってしまう。


その後、ワイズルーの潜伏先へコウ達が突入しワイズルーを退けるも、休眠状態のガチレウスをグリーンが発見したその瞬間、外殻を破りながら巨大魔強化。

「俺には後がない……。この命に代えてもお前等を倒す!」と、今度こそリュウソウジャーを叩き潰すべく、凄まじい気迫を見せつけキシリュウオージェットと交戦。

空中を自在に動き回れる相手に動じずに、ガチレイド砲で対抗し突撃を仕掛けるも、キシリュウネプチューンの乱入に怯み、更にキングキシリュウオーに再合体したリュウソウジャーに圧倒され、宇宙へと思いっきり吹き飛ばされてしまう。


そして、何も出来ないままキングキシリュウオーの繰り出す「キングキシリュウオービッグバンエボリューション」を喰らい、「こんなはずではぁぁぁ!!」断末魔を叫んで爆散・戦死。激突した小惑星共々宇宙の塵と化した。

部下を使い潰すだけだったガチレウスの末路は、皮肉にも同僚であるプリシャスに酷使された末に、逆らえないまま使い捨てられる形で死を迎えてしまったのだ。


そして、ガチレウスが倒されてプリシャスの持っていた彼の心臓のカードはドロドロに溶けて消滅し、プリシャスからは「がっちゃん、使えなかったなぁ」と切り捨てられ、ガチレウスの死を悟ったワイズルーはプリシャスの気分次第で命の危機に晒される今の状況をようやく理解し、恐怖のあまり身震いをしてしまった。


余談編集

名前は恐らく「ガチンコ」と「アキレウス」と掛け合わせた物(もしくは「ストレス」も掛かっているかも知れない)。身体の一カ所に弱点がある設定は、『アキレウスが踵以外の部分が不死身だった』の伝承から来ていると考えられる。

経験値の合計数の由来は恐らく「ゴリ押す」と思われ、同格のタンクジョウの経験値(609)よりも下回っている。


プリシャスによって心臓を奪われた際、ワイズルーの心臓は生物のそれに近似した形状だが、ガチレウスのは極めてメカニカルな形状から、体の大半を機械工学的に改造・強化している可能性があると思われる。


当初は、登場して僅か3話とかなり短い期間での退場となったが、放送終了後に公式からオールアップの告知が無いので、再登場する事態が仄めかされていたが劇場版で再登場。それから更に経った第27話において本編でも復帰を果たし(もっとも、ネクロマンサーマイナソーの能力で復活していなかった時点で、その生存は仄めかされていたと思われる)、第39話でプリシャスに見限られた形ではあるが、リュウソウジャーに完全に引導を渡された。

復帰後の扱いの悪さとその最期から、一部の視聴者から「第16話で退場したままの方が良かった」とする意見もあれば「ここまで惨めな最期を遂げて良かった」と絶賛する意見もある。


後にワイズルーも亡くなった(と思われたが、華麗に復活した)が、余りにも真逆過ぎる最期から、恐らくガチレウスの再登場は『味方であっても無慈悲に振る舞うプリシャスの印象を、視聴者に強く植え付ける役割の意味合いが強いと思われる。


『モサレックスに海中戦で倒されるキャラクター』のコンセプトが最初から決まっていた為、海軍や戦艦、腿の帆船の帆、潜水艦の表面のタイルを模した表皮等と、海関連のモチーフが組み込まれた。

また、同じルーク級のタンクジョウと対比になる様に、白いタイルや両肩にガチレイド砲が盛り込まれた。


声優の稲田氏は特捜戦隊デカレンジャードギー・クルーガーを演じたのを始め、スーパー戦隊シリーズの常連声優。

前作の『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』ではケルベーロ・ガンガンの声を演じており、今作についてはケルベロスマイナソーが登場した第5話について反応していた。

ドギーが正義側の司令官にして戦隊史上有数の「理想の上司」として名高いキャラである故、大変な皮肉を感じたファンも多い。稲田氏自身もTwitterにてそれに触れており、「(ガチレウスは)上司にしたくないと言われる事必至のキャラ」と称している。ドギー以外は単発ゲストが多く、レギュラーの幹部怪人は百獣戦隊ガオレンジャーハイネスデューク・シュテン以来となる。

恐竜スーパー戦隊では爆竜戦隊アバレンジャートリノイド第4号・バクダンデライオン獣電戦隊キョウリュウジャークレオンに似た幹部厳しい怪人の声を演じていた。


そして、ワイズルー役の緑川光氏とは近年放映された円谷プロのアニメ作品『SSSS.GRIDMAN』で共演しているので、そちらを連想した視聴者も多い(こちらは一応相手に共感したり、作品を褒めたりする等の点では対照的)。

ピーたん役の草尾毅氏とは、キョウリュウジャー以来の共演且つ、魔法戦隊マジレンジャー以来の敵対関係となった。


他にも、クレオン役の白石涼子氏とはほぼ同時期に放送されていた鬼滅の刃で共演していた(緑川氏も別の時期だが本作に出演している)。


因みに、上記の彼のブラック振りに追い詰められ、ブラックなモノローグを繰り返すクレオンの物悲しい姿は大きいお友達の心に刺さりまくり、社畜クレオンなる言葉がtwitter等を賑わせる事態に。


また、ガチレウスはリュウソウジャー第14話(2019年6月23日放送)にて初登場したスーパー戦隊の敵幹部であり、同時に令和初の幹部怪人で最初に死亡した幹部でもある(ちなみに平成最後の幹部怪人は同じドルイドン族ワイズルーであった)。

そして「令和初」になると稲田氏は翌年の『魔進戦隊キラメイジャー』では魔進ハコブーの声を演じており、令和最初のシリーズへの出演をヒーローサイドのキャラで飾る事態と相成った。


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