「騙されるな、カナロ。悲劇を繰り返してはならぬ…」
CV:竹内良太
スペック
全高 | 16.0m |
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全幅 | 42.3m |
全長 | 89.1m |
重量 | 1950t |
スピード | 120ノット |
出力 | 975万馬力 |
概要
モササウルスを強化した騎士竜で、リュウソウゴールドのパートナー。
ティラミーゴ達の様な単なる相棒関係にとどまらず、カナロにとってのマスター的存在でもあると同時に、育ての親でもある模様。
ティラミーゴ、ディメボルケーノと同じように言葉を解する。
普段はカナロら海のリュウソウ族が暮らす竜宮城の周辺を泳ぎ回っており、カナロと会話するときは手にはめた腕輪が光り、手や全身に水を浴びることで会話する。カナロやオトを連れて海中を移動する時は口の中に収容している様だ。
人物像
ドルイドン族が地球から去った後に起こったリュウソウ族同士の争いの確執からコウら陸のリュウソウ族との交流を決して許さず、コウ達に心を開きつつあるカナロや助けらたオトに対しても「まやかし」、「裏がある」などと言ってその姿勢を崩そうとしない。6500万年前のリュウソウ族同士の争いを直にその目で見て来た彼にとって、それはまるで昨日の事の様に思い出される苦い記憶として焼き付いている(因みにその様な古い歴史を記憶し、尚且つカナロ達を育ててきた事情から考えるに、ティラミーゴ達と違って作られてから一度も封印されてないようだ)。
カナロが「陸のリュウソウ族を信じたい」という本心をぶつけられた事で過去に囚われた自身の愚かさに気付き、ガチレウスとの決戦後、陸のリュウソウ族にまだ心を許した訳ではないが、コウ達の事は認め、「お試し期間」としてしばらく様子を見ることにしている。
...と基本的には厳かな言動を取っているが、カナロが自身を説得するために鬼気迫る勢いで語りかけてきた際には「花嫁が見つかったのか!?」と勘違いするような茶目っ気のある部分も存在する。
戦闘能力
戦闘では、持ち前のマリンスキルで波を切り裂き水中を高速で泳ぎ、敵に噛み付いて投げ飛ばした後に尾に備えられた三叉槍ナイトライデントで斬りつけて攻撃する。
アンモナイトを強化した騎士竜であるアンモナックルズ2体をビットの様に従えており、2体と合体してキシリュウネプチューンに変形する。
また、互いに「兄弟」と呼び合っているディメボルケーノと合体してスピノサウルス型の合体騎士竜スピノサンダーとなる。
そしてキシリュウオー、ディメボルケーノと強化合体することにより、ギガントキシリュウオーとなる。
更にその上の合体としてキシリュウオー、ヨクリュウオーと共にキングキシリュウオーにもなれるが、嘗て大陸の半分を焼き尽くす程の力の強大さを恐れて海底へと姿を消し、合体自体を封印していた。
余談
名前の由来は「モササウルス」と「レックス(ラテン語で「王」)」と掛け合わせたもの。また、「モサ」の部分は「猛者」もかかっており、「レックス」の部分を日本語すると「猛者の王」とも読める力強いネーミングとなっている。
スーパー戦隊シリーズどころか、恐竜を扱う特撮一般やアニメでモササウルスが本格的にモチーフに使われたのはこれが初。
またモササウルスは厳密にいうと恐竜ではなくモササウルス科に属する海竜である。キシリュウネプチューンが初登場した第16話の回想では、モサレックス以外のモササウルス科の海生爬虫類型の騎士竜が数体確認できる。
モチーフのモササウルスは1770年代のフランス革命戦争において、オランダに攻め込んだフランス軍によって発掘された化石が戦利品として持ち帰られて調査の結果、絶滅した未知の爬虫類と判明したと言う話があり、正に騎士竜である。
声を演じる竹内氏は恐竜スーパー戦隊第3作目の『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場した哀しみの戦騎アイスロンド以来の出演となる。
関連タグ
海老折神 プテラゴードン:こちらも金の追加戦士専用の戦隊ロボに変形する巨大戦力であり、なおかつ前者とは「海戦タイプの巨大戦力」である点、後者とは「恐竜と同時代に生息していた爬虫類」がモチーフになっている点がそれぞれ共通。
プレズオン プリスケオス:上述した竹内氏が特撮初出演した『獣電戦隊キョウリュウジャー』に登場した海竜がモチーフの獣電竜。プリスケオスの方は続編の『獣電戦隊キョウリュウジャーブレイブ』にてガーディアンズ獣電池の一つとして登場。
ジャン・ボエール:追加戦士用の巨大戦力だけではなく指導者ポジションも兼ねている存在。
追加戦士が使用する巨大戦力
エックストレインシルバー/エックストレインゴールド←モサレックス→魔進ドリジャン