「未来の子孫を作ってくれますか?」
演:田牧そら
概要
"海のリュウソウ族"の末裔にして姫君。リュウソウゴールドの変身者カナロの妹。少女の外見をしているが年齢は123歳。それでも長命なリュウソウ族の中ではかなり若い方である。性格はしっかり者で、妹の自分を心配するくせに結構抜けたところのあるカナロを手玉に取るのが上手い。
海のリュウソウ族の姫君でもあり、自分の結婚相手を探す為にカナロの後に陸地へ上がってきたが、クレオンに人質に取られてしまった所をリュウソウジャーに助けられた。
カナロ同様にモサレックスから「陸のリュウソウ族は信用ならない」と聞かされ続けていたが、リュウソウジャーと出会って親しくなる内に、その話に疑問を持ち、第16話でコウたちに陸と海のリュウソウ族の確執について教えた。
ひょんなことからメルトに恋をしてしまい、カナロに全力で止められている。…と思ったら、第23話にてメルトとデートしていたことが判明。呼び方も「メルト君」に変えたらしく、兄の知らない所で関係を進展させていた。
ちなみにメルトに言った「未来の子孫を作ってくれますか?」は、意味を考えると「子作りしましょう」になるあまりにも大胆な発言で、(見た目は)幼い女の子が朝の時間帯で言ってのけたことに、多くの視聴者(特に大きいお友達)が衝撃を受けた。
第35話では、オトはメルトのために豪華なドリンク「オトの愛情がつまったブルーハワイフロート」を作っていた。メルトだけ豪華なドリンクだと抗議するカナロに「これが普通」と当然のように言っていたことからも、ここでもオトのメルト愛が表れている。
第39話では、クリスマスは好きな人と過ごす日だからとメルトに会いに来ていてクリスマスの準備を手伝ったり、最後は一緒にクリスマスパーティーに参加していた。
第43話では戦いに赴くカナロに反対し、メルトにも「私は…お兄ちゃんやメルトくんの方が大事です。メルトくんは?私のこと大事じゃないんですか?」と行かないで欲しいと訴えるが、メルトも仲間と一緒に戦う意志に変わりなく、オトを残して戦いに向かった。オトはそんなメルトたちが心配でこっそり後をついてきて、サデンに捕まってしまう。
第44話では、リュウソウカリバーを奪うための人質として利用されるが、メルトとコウの連携で無事に救い出された。カナロは、助けられたオトが自分をさしおいてメルトに抱きつくのを見てショックを受けながらも、「ナイスな作戦…悔しいがメルトお前を義弟と認めよう」と言って二人の仲を公認した。
その後は、彼らの戦いの無事を祈って家に戻り、プリシャスに怯えるピーたんに寄り添う。そのまま留守番役に徹すると思いきや尚久のアドバイスによって恐怖を克服したピーたんのパートナーとして単身ヨクリュウオーに乗り込んで共に戦うなど、新たな勇姿と活躍を見せた。
第47話では、メルトがカナロに「一緒にオトちゃんの笑顔を見よう」と言うなど、メルトにとってもオトは特別な存在になっていることがうかがえる。
最終話ではメルトと一緒に尚久の発掘作業を手伝っていたり、コウたちと帰国したういを迎えていた。
『リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー』及び『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』では唯一リュウソウジャーの支援者として登場している(なお、2作品とも龍井親子が登場していない)。
もし、ガールズリミックスのスーパー戦隊版が出た場合、後2作品の兄持ちの2人と共に登場するかもしれない。
余談
脚本を担当した荒川氏によると、元々は初登場した第15・16話だけに出る予定だったが、最終回まで出るキャラクターになって嬉しいとコメントしている。
先述の劇場版も併せ、龍井うい役の金城茉奈女史が病気療養に入ったために、本来ういが担う予定だった役割が移行した事情もあると思われる。
また、企画時点では「カナロの姉」の予定だったが、実際に姉を持つ荒川氏自身が「姉を良く言う弟は想像できない」という理由で妹になったそうだ。
pixivではオト単体よりはメルト(メルオト)やカナロと一緒の作品が多く投稿されている。
関連イラスト
関連タグ
真咲美希:12年前の戦隊である獣拳戦隊ゲキレンジャーの登場人物。サポートポジションでありながら、(他人の力を借りずに)単身で巨大ロボを操って敵を追い込んだことがあるキャラクターつながり。
マブシーナ:翌年の戦隊である魔進戦隊キラメイジャーの登場人物で、同じ追加戦士の兄持ち繫がり(義理ではあるが)。『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』で共演しており、エンディングでは一緒に踊っている。
フリント・ゴールドツイカー:翌々年の戦隊である機界戦隊ゼンカイジャーの登場人物で同じ追加戦士の兄持ち繫がり。前記のマブシーナとは『ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』で共演している。