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演:金城茉奈


概要編集

リュウソウジャーの協力者の一人で、明るく元気な女の子。龍井尚久の娘。母・龍井結子とは幼少期に死別。

年齢や学年は不明だが、少なくとも高校は卒業している模様(第12話で高校時代の後輩が登場している)。学業成績は優秀だったらしい。


動画サイトで「ういちゃんねる」を配信しているが、内容は固まってしまうほど面白くないらしく、劇中ではコウが実際に固まってしまっている(これが彼女によって生み出されたマイナソーの能力にも影響している)。

事実青木ヶ原樹海に行ったのを加工もせず「アマゾンから」と言い張るなど、その内容は短絡的に話を盛ったものであり、父親にもその安っぽさを見破られている。


尚久曰く、頑張りすぎてしまう癖のせいで友達がなかなかできず、友達を自宅に招いたのはコウたちが初めてだった。うい自身は「小学生までは友達はいた」と否定しつつも、後に「コウたちと出会って初めて友達っていいなって思えた」と発言している。


ある時配信の実況のため出かけた先でドルイドン族に襲われた所をコウに助けられ、それが元でリュウソウ族の村へと忍び込んでしまう。リュウソウ族の掟により、コウに「消飛記憶」と書かれたハンマーで記憶を消される所だったが、マイナソー完全体が現れたことでうやむやになってしまった。


その後、コウ達が先に村を出たバンバトワ騎士竜の捜索をしている事を物陰で聞き、コウ達と再会。尚久が騎士竜の研究を行なっている事もあってコウ達を自宅へと招き入れる。

しかし第2話終盤で、リュウソウジャーとマイナソーの戦いの様子を動画配信しようとした所をクレオンに見つかりメドゥーサマイナソーを生み出す素体にされてしまう。

結果事態の早期終結のためトワ&バンバにも命を狙われる羽目に陥り、自身も罪悪感から身を差し出そうとするが、アスナの説得を受けて思い留まる。


以降は、マイナソーの宿主や毒牙に掛かったトワを自宅で看病する、敵の企みを盗聴する為スマートフォンをセットする、マイナソーの出現場所や宿主をインターネットやSNSで調べる等、リュウソウジャーに協力している。

コウやアスナ、メルトはもちろん、かつて自分を手に掛けようとしたトワやバンバとも良好な関係を築いている。


第42話冒頭で動画が認められたらしく、映画撮影のスタッフとしてアメリカに旅立つ。最終話にてアメリカから自宅へ一時帰宅した。


余談編集

本作の戦隊メンバーは全員普通の地球人ではない為、このような作品での地球人女性のレギュラーキャラは初となる。また作中において、龍井親子以外の地球人はモブやゲスト以外は一切登場していないこともあり、事実上視聴者視点を担っているキャラである。この為、彼女を地球人側の主役という呼び声もあった。

少女にも見える外見だが、演者の金城氏はそもそも子役出身ではない上、バンバ役の岸田タツヤ氏以外のリュウソウジャーメンバーより年上である。コウ達3人にとっては外の世界での保護者のイメージだろうか。


第7話でコウ達リュウソウ族は人間の10倍近くも長命なこと、第13話と第17話で人間とリュウソウ族の寿命差による悲恋に触れたことから、「今は見た目こそ同年代でも、いずれ彼女だけが年老いてしまうのでは」と危惧する声があった。しかし本編では、結局最後まで彼女や尚久との寿命差について言及はされなかった。


クレオンに続くキャラクターソングが発表されたり、OP・EDでの出番を鑑みれば、この作品のサブヒロインに相当するキャラクターである筈なのだが、父・尚久よりも登場話数が少ない。尚久が登場してういが登場しない回が複数あるのに対し、ういが登場して尚久が登場しない回は2019年放映分では一度もなく、特にクリスマス回(尚久やオトは登場したにも拘らず)まさかの彼女のみ出番なしだった

ストーリー上は映画スタッフとしての単身渡米であったが、その前後含めて急に出番がなくなったことに対して金城女史及びリュウソウジャーのファンは驚き、「せめて最終回には出て欲しい」等の意見が出ていたが、最終話のラストで再登場した。


終わってみると出番こそ減少したものの、“一時帰国したういを「おかえり」と出迎えること”が戦いを終え各々の道を歩んでいるリュウソウジャーたちが集合する理由となっており(特に旅に出ていたトワすらわざわざ龍井家に訪れている)、ういがコウ達全員にとって大切な存在であることを明確に示したラストシーンとなっている。


演じた金城女史は、放送終了9ヶ月後に24歳の若さで病気により逝去。訃報と同時に、長期療養のため芸能活動を休止していたことが公表された。

上記の急激な出番減少も、活動休止に伴う措置であったと思われる(金城女史は2017年にも治療のため活動を一時休業しており、長期に渡る闘病生活を送っていたことが窺える)。


そのため本作が俳優として最後の出演作品となってしまった。


ご冥福をお祈りします。


おまけ:本人によるケボーン!リュウソウジャーのダンス動画(公式)


関連タグ編集

騎士竜戦隊リュウソウジャー


有働ノブハル/キョウリュウブルー恐竜系戦隊の登場人物かつ演者の苗字が金城である繋がり。


天知望:同じくスーパー戦隊に協力する一般人。偶然出会い、最初は記憶を消されそうになったという共通点もある。因みにこちらの中の人とは年齢3歳差の同年代だが、出演年齢の都合上、作中で与える印象は違う。


常磐ソウゴ:同時期に放送された仮面ライダーシリーズの主人公。こちらもエキセントリックな将来の夢(王様になりたい)から友達が出来なかった過去がある。


来海えりか七瀬ゆい別のニチアサ作品にて、彼女と同じくヒーロー側の人物でありながらもを生み出してしまったキャラクター達。因みに前者は後に変身し、後者に至っては複数回も生み出している。

尚ニチアサでは無いが彼女達の大先輩達主人公を含めて怪人を生み出させられてしまっている。

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