スピノサンダー
すぴのさんだー
ワイズルー「逃がしたか~...!だが!魚は水がなければ、何もできまい!」
ディメボルケーノ「そうかな?いくぞ、兄弟!」
モサレックス「ああ!兄弟!」
リュウソウゴールド「これは...!新しい騎士竜!...スピノサンダー!」
ワイズルー「ああっ...!ちょっと、聞いてないんだけど...」
「「言ってないからな!!」」
第17話から登場。お互いを兄弟と呼び合うほど仲が良いディメボルケーノとモサレックス(とアンモナックルズ)が竜装合体して誕生するスピノサウルスの姿をした合体騎士竜。
海の爬虫類であるモササウルスが、両生類と哺乳類の中間である単弓類のディメトロドンと合わさって水陸両用の獣脚類となったその姿は、それまで海に籠ったまま陸との触れ合いを一切断っていたモサレックスが、激化するドルイドン族との戦いの中で陸の兄弟と言うべきディメボルケーノを通して陸に歩み寄る第一歩を踏み出したと言うべき合体形態である。
名前の通り雷を自在に操る力を持ち、口から刺々しい雷を放って攻撃する事が得意で、ディメボルケーノのナイトファンから広範囲に雷を放つこともできる。
尚、続く次回の第18話ではティラミーゴの変形であるキシリュウオーと合体したディメボルケーノとモサレックスの変形したキシリュウネプチューンが合体してギガントキシリュウオーとなるが、このスピノサンダーの登場はそれまで陸と海に分かれていたリュウソウ族が1つになる為の嚆矢とも見て取れる。
スピノサウルスがモチーフのメカは同じ恐竜スーパー戦隊の『爆竜戦隊アバレンジャー』のスピノゴールド、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のトバスピノに続いて3体目。
全体のフォルムや頭部のトサカ、更には「モサレックスの陸戦形態」としての性質を持ち合わせている事から近年の研究の結果判明した四足歩行の復元図や「水陸両生で生活していたとする学説」も取り入れられていると思われる。
そして第35話ではモサレックスを運搬するために合体してスピノサンダーとして出撃していた。
視聴者の中では、スピノサンダーのロボ形態を製作した者もいる。