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概要

魔法つかいプリキュア!」に登場する主人公の1人、十六夜リコが、ポンコツと言われるような行動や言動を見せている作品に付けられるタグ。

同じ紫キュアポンコツまこぴーと語呂を合わせたタグであるが、本編で彼女のことを「リコピー」と呼ぶキャラクターが現れることはなかった。

発祥となった剣崎真琴と違い、リコはどちらかと言えば常識人で、勉強の成績もトップと優秀な人物で、ツッコミタイプのキャラである。が、魔法つかいでありながら肝心の魔法が苦手という点や、それ以前の「プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!」の予告編において、魔法を知らない人間の前で魔法をうっかり使って狼狽するシーンなどから、ファンからはポンコツキャラという見立てが強かった。

先に加えて、公式サイトで口癖とされている「計算通りだから!」と見合わぬドジっ子っぷりを本編で連発。苦手な魔法を失敗する度に見栄を張る姿(「落ちてないし!」など)が、ポンコツキャラという見立てに拍車をかけた。タグが付くイラストも主に見栄を張っているシーンや、クールなキャラに見合わない行動をとっているものが多い。

記事名称の元ネタとなった真琴と、本題となる「ポンコツとして見られる理由」はあまり重ならない。真琴が異世界人故の常識の相違から天然系のポンコツと言われるのに対し、リコは自尊心の高さから墓穴を掘る形になる点がポンコツと言われる所以である。但しまことにしろリコにしろ、チームメイト桃キュアにしては文武両道型のハイスペックタイプで隙がほとんどないためその分ドジっ子描写が彼女たちに回されやすくはある。

まあ、どっちも可愛いのでネタにされるわけだが。

リコがナシマホウ界で暮らすことになり、初めてこちらの学校で授業を受けた第12話、数学で異世界出身者の先輩ばりに大きすぎる板書をしたり(答え自体は正解だったが)、理科の時間で星の名前を問われた際に自信たっぷりに魔法界での呼び名を答えてしまったりと、真琴を思わせる異世界出身ならではのポンコツぶりを披露するシーンも当初は見られた。

しかし、ナシマホウ界に順応するための努力を惜しまず、テストで高得点を取ったり、その後改善していく辺りはリコの個性と言える(もっとも、異世界枠の先輩達も大概は成績が良かったので、順応力はみんな高かったのだろう)。

まさかの公式認定?

10月29日に公開された「映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」の公式サイトのリコの紹介ページには、『しっかり者に見えて実はちょっぴり抜けている、魔法界の女の子』という表記があるのだが、過去のポンコツ先輩たちが出演したシリーズの公式サイト(TV版、映画版)にはそのような表記が無かったので、公式による初のポンコツ認定ともいえる。

ちなみに、この表記は「映画プリキュアドリームスターズ!」の公式サイトでも使われている。

関連しないタグ

RICOH…リコピーというコピー機を販売していた。

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