「まったく! こんなかっこいい騎士竜を食べようとするなんて、油断も隙もないな!」
プロフィール
概要
第29話でオトが海の底で拾い、メルトの下に持って来た謎の水色の卵の様な騎士竜。だがその正体は力を封じ込められた影響で小さくなってしまった空の騎士竜・「プテラードン」であった。
自分の事を「かっこいい」と堂々と言い張るナルシストな性格。
元々、セトーの手で他の騎士竜共々神殿に封印される筈だったが、封印されるのを嫌がって空へと逃亡。だが、現代になってプリシャスに力を封印された事で卵のように小さくなって飛べなくなってしまい、海の中へと沈んでいたころをオトに保護された。
その事もあり、プリシャスを非常に恐れている。その恐れ具合は第43話でキングキシリュウオーに合体してガンジョージと交戦した際にプリシャスを見掛け、そのまま拒否反応を起こして強制的に合体を解除、逃走を図るほどである。
第31話でフェアリーマイナソーを倒す為に封印を解く為、第1話でマイナソー完全体が神殿へと襲撃した際にティラミーゴが復活した事を参考に、『命の危機に瀕した時に封印が解かれる』と考えたコウに連れられ、ディメボルケーノの火炎に焼かれたり、パキガルーのパンチを連続で喰らわされたりと散々な目に遭ったが封印は解けなかった。
その後、ワイズルーとクレオンに襲撃された際に、「オトを守りたい」と強く願った事で封印が解かれて本来の姿を取り戻し、コウと協力してフェアリーマイナソーを撃破した。
戦いが終わった後、再びこの小さくなってしまった姿に戻っているが本人は「この姿も悪くない」と気に入っている様子であり、普段はこの姿で過ごしている。
余談
演じる草尾氏は恐竜スーパー戦隊第3作目『獣電戦隊キョウリュウジャー』でデーボ・スポコーンの声を演じて以来、6年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となり、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のピョン・ピョウ以来、12年ぶりに味方キャラクターを演じる。
スポコーンの登場した回では国民的バスケ漫画ネタが満載だったのが特徴。尚、リュウソウジャー本編には既に草尾氏の演じた主人公のライバル役だった緑川光氏がワイズルー役で出演しており、終生のライバル2人がヒーローと怪人で敵味方に分かれ、しかも同じ青のカラーリングで共演する形となった。
折しも30分前の『仮面ライダーゼロワン』でも、登場した体育教師のアンドロイドが「あきらめたらそこで試合終了ですよ」と、安西先生の名言を発する謎のシンクロまで起こっている。
関連タグ
魔進オラディン:次回作に登場した空の巨大戦力繋がり。カラーリングもこれまた青。非戦闘時はコンパクトになっている点も共通。
ソウルバード/ピヨちゃん(ガオレンジャー):二つの姿を持つスーパー戦隊の巨大戦力に関係したキャラクター繋がり
カブタック:中の人繋がりである22年前に放送していた不思議コメディの主人公。『二つの姿を持つ』『姿が変わると(演者こそ同じだが)声色もガラリと変わる』といった共通点がある。