セトー(リュウソウジャー)
せとーりゅうそうじゃー
「私の名はセトー。光と闇、その狭間の住人」
演:吹越満
光と闇の狭間の世界に住むリュウソウ族。
現在は肉体を喪失していて、とある神殿に眠っていたが、その遺跡を発掘する為に訪れた(セトー曰く眠りを妨げた)龍井尚久の肉体を借りる形で蘇った。
常時憑依しているわけではなく、必要に応じて尚久の意識を眠らせ、彼の口を通じて騎士竜やドルイドン族の情報を教えたりする。尚久がたまたま気絶した時に現れたこともある。
ただし長時間は憑依していられないため話が核心に入るあたりで時間切れになって離脱し、ウヤムヤになってしまうことも多い。
大昔の人物だが具体的な生前の時期は不明。作中で述べた知識が生前のものだとすると6500万年前よりはあととなる。
目以外を隠したような服装で「祭」と書かれた手ぬぐいを頭に巻いた状態で現れることが多い。憑依が解けた後で自分の格好に戸惑う尚久、自分で手ぬぐいを巻きつけるシーン、セトーの人格が表面化した際は人格のみが出てくるという点を考えるとわざわざ着替えている可能性が高い(憑依時間は短いのだが…)。
オープニングから登場しており、第2話では特訓をしていたリュウソウグリーンとリュウソウブラックの前に姿を現し、「探したぞ…」と呟いていた。
第21話にて、死者が甦る怪事件を追うリュウソウジャーの面々と本格的に遭遇、シャドーラプターとシャインラプターの事を教えた。
唯一騎士竜を神殿に封じることのできた存在であることやリュウソウ族を鍛える「試練の断崖」を作ったリュウソウ族の歴史でも重要な人物であることが後々判明している。だが、コウたちからは手ぬぐいの印象やそれまでに肝心の情報を伝えてもらえなかったこともあってか長老が伝説の偉人としてその名を呼んだ時もいまいちピンとこなかった様子。
マスターピンクが尚久のことをセトーと勘違いするシーンや、ピーたんが表に出てきたセトー(格好は尚久そのまま)に対し開口一番「なんでまだ生きてるんだ」と言う等、単に赤の他人に魂のみが憑依している状態にしては少々腑に落ちない点もある(一応、発声や口調、感覚的にセトーの魂が憑依しているのに気付いた、あるいは時期はどうあれマスターピンクが尚久の身体を借りたセトーに対面していたとすれば説明はつかなくはないが)。
大昔の人物だとするとマスターピンクはセトーとの面識はなく実際マスターブラックもセトーの名前だけを知っている状態だった。
エラスやリュウソウカリバーの存在を知っており手段は不明だがエラスやリュウソウカリバーの封印の状況を把握していた。
そしてかつての騎士竜の封印は実は弱まっていたリュウソウカリバーの力を高めるものであり、リュウソウカリバーをリュウソウジャーに抜かせたのもエラスがリュウソウカリバーから力を吸い上げていたことを察したためである。
多少シュールでも「ミステリアスなアドバイザー」として、前線に立つことなくいた訳だが、46話にてリュウソウジャーが装備を持てずに苦戦するエラスの神殿に現れ、そこに隠していた秘密兵器を纏い、戦いを挑んだ。
その実力はプリシャスを驚愕させ戦意を失わせるものだったがサポートとして活躍した。
見た目は騎士だが中身がオッサンとは本人の弁だがこれが龍井尚久のことかセトー自身のことかは不明。
そもそもセトー自身が騎士だったのかもわかっていない。
詳細はリュウソウブラウンにて。
そして、その戦いのあと、「私も限界を超えてみただけだ。お別れだ。お前たちの未来を守れ」と言葉を残しセトーの魂は龍井尚久の肉体を離れ成仏した。
マスターヘッド…天装戦隊ゴセイジャーの登場人物。基本的に魂の存在である事や、生きている人間に憑依してメッセージを伝える事が共通している。更に憑依の際、された側の人物の外見が若干変わる事も共通している。
海馬瀬人… モチーフが共通している人物。彼はドラゴンが関連している。
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