ハチアマゾン
はちあまぞん
「オ腹ガ・・・スイタ・・・ソノ子ヲ、食ベサセテ・・・!」
登場話:シーズン1 Episode9「INTO THE CANNIBAL'S POT」など
演/声:沢井美優
Episode9、12に登場(怪人態は12のみ)。ランクはE。
他の昆虫型アマゾン同様、硬質化した表皮が外骨格のように内臓を保護しており、戦闘時は鋭く強靭な顎で獲物を骨ごと噛み砕く他、全身各部の突起には出し入れ可能な毒針が仕込まれており、獲物に神経毒を注入して体の自由を奪うことができる。
低ランクのため戦闘力は低いが、野座間製薬が開発したアマゾン駆除用ガスに対してある程度耐性を持つ。
人間態はミカと名乗る女性。
アマゾンらしく人肉食への忌避感や人間が死ぬことへの感情は全く無いが、自分の手で人間を殺して食らうような行為は好まず、人間社会の中でひっそり生きていきたいと願っていた。
Episode9にて、カニアマゾンのレストランの客として登場。
カニアマゾンの人肉ハンバーグで少しずつ人肉を食べていれば、覚醒を遅らせられると信じていた(しかしこれは全くの見当違いな考えで、実際はアマゾンはたとえ未覚醒であっても一度人肉を口にしてしまうと加速度的に覚醒が近付くことが明かされている)。
潜入捜査でレストランを訪れた悠に、「今のままひっそりと生きていきたい」という願いを語る。
アマゾンの中にも「進んで人を殺すようなことは望まず、ただ静かに生きていたいと願う者がいる」ことを知り、悠は戦うべき相手についての考えに大きな影響を受けた。
駆除班の突入後カニアマゾンに助けられて他の客と共に逃走、アマゾンオメガが庇ったこともあり逃げ切ろうとしていたが、野座間製薬が派遣したドローンが散布したアマゾン駆除用ガスを受け、死亡した。と思われていたが……
Episode12にて、地下に潜伏するアマゾンの一人として再登場。上記の体質のため、客の中で一人だけ生き残っていた。
コウモリアマゾン2の駆除に訪れた悠に発見されるが、見逃されて他の未覚醒アマゾンを連れて地下から逃げ出す。
しかし地上に出たところで覚醒の時を迎えてしまい、仲間を逃がして一人その場に残った。
強い空腹感から偶然その場に居合わせた美月を食らおうとするが、駆けつけたアマゾンオメガに止められる。助けを求めるものの、覚醒してしまったがために今度は見逃されず、アマゾンオメガの貫手で腹を貫かれて死亡した。
スーツは兵隊アリアマゾンのスーツを改造したもの。
元ネタは仮面ライダーアマゾン第15話に登場するガランダー帝国の獣人第1号であるハチ獣人と思われ、衣服モチーフはマフラー。
人間態と声を演じた沢井美優氏は、東映が製作した実写版『美少女戦士セーラームーン』で、主人公である月野うさぎ/セーラームーンを演じていた。
体重の8のぞろ目はおそらくモチーフにかけたもの。
仮面ライダーアマゾンズ アマゾン(仮面ライダーアマゾンズ) ライダー怪人
ムク…こちらも悠の信念に大きな影響を与えた人物であるが、ある意味ミカとは正反対な存在。
マスターピンク…中の人が同じ特撮キャラ繋がり。