データ
身長 | 189.0cm |
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体重 | 98.9kg |
特色/力 | 浮遊能力、透明化、無数の触手による攻撃 |
概要
初出は第9話『VANISHING WINGS』の終盤。
加納省吾が死の間際に言及していた“もう一体存在するオリジナル”とはこのアマゾンの事。
人間たちに追い詰められ、切羽住まったマモル率いる5年前のトラロック作戦の生き残りたちが、仲間を増やして人間たちに逆襲する為の切り札としてある場所でひっそりと守り続けていた。
ある人物が描いた七つの羽を持った天使の絵に酷似した姿をしており、千翼が変貌したオリジナル態と同様に無数の細い触手を持っている。
浮遊能力を持っているほか、姿を透明化して姿を消す能力を持つ。
更に触手は細いが刺突すればニューオメガの装甲を容易に貫くほどの威力を持ち、一緒に行動していた美月を庇ったからとはいえ悠に重傷を負わせて戦闘不能にまで追い込んだ。
また、なんらかの方法(軟体で受け流しているようにも、バリアを張っているようにも見える)で銃撃を無効化しており、千翼のオリジナル態と同じく今までのアマゾンとは別格の強さを持つ。
関連項目
以下、その正体のネタバレ
その正体は泉七羽であり、それ故に恋人であった仁や息子である千翼にとっては辛い現実を突きつけられることになった。
躊躇なくアマゾンとしての力を振るっているが、美月の呼び掛けで悠にとどめを刺そうとするのを止めたのを見ると、ある程度七羽の意識も残っていると思われる。
彼女が何故アマゾンへと変貌したのかは謎であるが、肉体関係を持った仁が関係しているのかもしれない(Episode8では赤ん坊だった頃の千翼に指を嚙まれている描写があり、そちらが影響している可能性もある)。
七羽がアマゾン化していることをある程度察していた悠は、「もしかしたら七羽さんのほうが先に溶原性細胞を持っていたのかも」と語っている。
最終回ネタバレ注意
「千翼は、仁にそっくり…」
「良いお父さん。本当に…」
海岸にて、自身を狩りに来たアマゾンアルファと対峙し、そこに駆けつけた旧駆除班の放った圧裂弾が彼女を庇おうと割って入ったモグラアマゾンに命中。爆発する直前で、自身の我儘を聞いて貰った事を仁に謝罪し、上述の台詞を告げた後、彼を圧裂弾の爆発から庇いマモルと共に死亡。
そしてラストシーンでは、かつて彼女が千翼を育てていた「ふれあい動物パーク」跡地の廃墟には彼女のストールと、千翼とイユのネオアマゾンズレジスターが遺されていた。
壁に描かれた七羽の絵は、まるで息子とその恋人を見守る母親のようであった…。
余談
服装モチーフはポンチョや民族衣装。デザイン段階から七羽が変身することが想定されており、人間の顔のディテールとして残しつつ、光った身体に触手があることからクラゲがモチーフに選ばれ、身体の至る所に俯瞰して見たクラゲ状のパーツを取り入れている。
ラスボスポジションと透明化などという点から、漫画版『仮面ライダーアマゾン』のゼロ大帝がモチーフではないかと言われることがある。