演:矢島由紀
概要
初代イエローフォーの変身者。
亡き兄の遺志を継ぎアフリカの大自然を撮影することを夢見る18歳の若き女性カメラマン。
スーパー戦隊シリーズ初の女性イエロー。
気が強く負けず嫌い。初めは自分の夢を貫きたいと闘うことを拒否しようとし、バイオマン加入後も郷と意見を対立させて単独行動に走る面も見られた。
格闘術とバイクの運転が得意で、愛車はスズキRG250Γ(HBカラー)。
バイオマンのサブリーダー的ポジションにあったが、第10話で反バイオ粒子を用いたバイオキラーガンの前に倒れ、息を引き取る。
スーパー戦隊シリーズ中では通算3人目、かつ女性レギュラー戦士としては初にして2021年現在、唯一の殉職した戦士(番外戦士を含めても戦死した女性戦士は他にメレとマスターピンクしかいない。因みにメレは元々死者である)。
初期の企画では5人の中で唯一の現代人という設定。
夢のためにバイオマンとして戦うことを拒むという設定はそのまま生かされた。
降板
演じる矢島由紀は第7-9話分のアフレコを前に突然番組を降板し、消息不明となる。
直後に製作された第10話において、小泉ミカ/イエローフォーは変身後の姿のみの登場となり同話で「戦死」し、埋葬シーンでも採石場にてスーツ状態のまま弔いが行われるというショッキングな形となった。
第11話以降は急遽「2代目イエローフォー・矢吹ジュン」が登場し、番組は継続することになる。
なお、第7話から第10話では田中真弓が矢島の代役としてミカ(イエローフォー)の声を吹き替えした。
通常、役者不在における降板劇はその数話前から何らかの事情で出られなくなり、そのまま降板に流れるケースが多いが、矢島の件は第9話まで確実に出演していたにもかかわらず、翌週で不在・降板というあまりにも突発的なケースだった。
その後、矢島は完全に対外的な消息を絶っており、公式な形での事情は明らかになっていない。
この作品で共演した阪本良介も「降板以後全く連絡がない」と心配していたという。
なお、JACは、矢島が突然降板したことへの詫びとして、同じ事務所に所属していた真田広之を急遽ゲストとして『バイオマン』第13話に出演させた。
関連タグ
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