メイスン「バイオマンを殺すガン…即ち、バイオキラーガン!反バイオ粒子が詰まっているのだ!バイオ粒子があれば、必ず反バイオ粒子があるのだ。500年前、バイオ星が爆発した時、反バイオ粒子も一緒に宇宙にばら撒かれた。我が偉大なる天才ドクターマン様は、宇宙空間に僅かに残った反バイオ粒子を集めることに成功されたのだ! 反バイオ粒子はバイオ粒子のエネルギーを打ち消す!お前達バイオ粒子を浴びて強くなったバイオマンも、その能力を失うのだ!」
概要
銃身上部のスコープ、それに下部に取り付けられたドラム式のエネルギータンクなど、ライフルに近似した形状を持つ大型の銃で、ドクターマンが人工衛星を駆使して宇宙空間より集めた「反バイオ粒子」を光線として照射することができる。
作中ではメイスンが使用し、その一撃はバイオロボでさえたったの一発で機能不全に追い込み、さらにはバイオマンにもエネルギーの減衰と、特殊能力の喪失という致命的な事態を引き起こさせるなど、驚異的な威力を発揮している。
一方で、使用できる反バイオ粒子の量には限度があるため、この事実を見抜いたイエローフォーこと小泉ミカは敢えて自らを標的とさせることでエネルギー切れを狙い、結果バイオキラーガンも使用不可能に陥った・・・のだが、その代償はあまりにも大き過ぎるものであった。
バイオマンのメンバーのうち一人を死に追いやった、強力にして凶悪な兵器であるにもかかわらず、「必要なエネルギーの確保」という致命的な問題は、ドクターマンの天才的頭脳をもってしても自力で解決することは叶わず、結果としてバイオキラーガンの投入もこの一回のみに留まっている(※)。
その後、物語最終盤でバルジオンの技術を解析することにより、反バイオ粒子の発生機能も付加した改良型の開発に成功。最強にして最後のネオメカジャイガン・キングメガスの掌の兵装として搭載され、バイオロボとの最終決戦でこれを大いに苦しめた。
(※ これについては、作中に登場したものをプロトタイプとして弱点があるものとし、物語終盤でその改良版を出す流れだったのではないかと見る向きもある)
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