矢島由紀
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やじまゆき
JAC(現在はJAE)に所属していた元アクション女優
- 1981年3月にJACに入団。真田広之主演の映画「吼えろ鉄拳」の女子高生役でデビュー。千葉真一主演の時代劇「柳生十兵衛あばれ旅」の女忍者・朱実役で初レギュラー出演を果たす。「宇宙刑事シャリバン」のベル・ヘレン役で注目を浴びるようになり、矢島にとっての憧れの人である『ポスト志穂美悦子』と呼ばれるようになった。「超電子バイオマン」にて小泉ミカ(初代イエローフォー)役を演じることになるが、第10話撮影前に突然降板&JACを退団して以降消息不明。
- 降板となった理由は現在でも明かされておらず、「マネージャーと駆け落ちした」「同性愛関係の恋人と駆け落ちした」「監督とケンカして追い出された」等々、様々な説が取りざたされているが、いずれも面白半分で囁かれているものにすぎず、裏付けるものは一切ない。
補足
- 主人公・郷史朗/レッドワン役の阪本良介曰く、彼女が失踪する前日に事務所関係のいざこざから「私明日撮影サボるから」と言われたという話があり、阪本はこれを冗談のつもりで「いいよ。じゃあサボっちゃえば」と返したところ翌日、矢島は本当に姿を現すことはなく、結果、第7話から第10話までイエローフォーの声は声優の田中真弓が担当、さらに第10話は小泉ミカの変身後のイエローフォーの姿のままでしか登場しなかった。矢島の降板&JAC退団は東映側&JAC側にとっては大きな痛手となり、JAC側はお詫びとして当時からすでに人気だった真田広之&黒崎輝をファンサービスとしてゲスト出演させた。
- 共演者の太田貴彦&牧野美千子の話によると、「2003年にオナベとなって、千葉で働いているのを見かけた」との情報があったらしい。さらに2013年には「千葉県で男装ホステスとして働いている」という情報もあった。
- プロデューサーの鈴木武幸は自身の著書にてこの一連の騒動について触れており、彼女の失踪で現場が混乱したことから、「降板するのはいいが一言で良いから謝罪して欲しかった」と述べている。
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