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お前はいつも恵まれてて、なのにそれを恥じて嫌って逃れようと必死だった。けど俺みたいに何も持たない人間から見れば、そんなのはお坊ちゃんのワガママだ」(Case File.28)

演:笠原紳司


概要

浅見竜也の父、浅見渡が組織した私設警備会社シティガーディアンズの隊員。

第6の戦士タイムファイヤーに変身する。


人物

浅見グループの御曹司である竜也とは対照的に、ごく普通の家庭で生まれ育った一庶民。何事にも屈しない「力」を得るためにとにかく自分の出世を最優先する野心家。故に必要以上に攻撃的かつ挑発的な物腰で、一見すると「嫌な奴」にも見えてしまう。ドモンからはアヤセに輪をかけてスカした奴」と言われている。

また、恵まれない環境で生きてきた劣等感から、恵まれた環境で生きてきた者達を殊更敵視・見下し徹底的に認めようとしない傾向が強く、更にはその並外れた上昇志向故に、自らがのし上がるためならば、「実績によって周囲の信頼を得る事よりも、対立者や上の立場の者ですら蹴落とすのが当然」として考えている等、信頼関係や連帯感が求められる治安維持を担う組織に属する人間としては致命的なまでの欠点を抱えている。タイムレンジャーの中でも、竜也の他に同じく皮肉屋なアヤセ、直情気質なドモンとは馬が合わない様子。竜也が作った会社の『トゥモローリサーチ』も「お坊ちゃんの遊び」と認めていない。


このような主義・思考に陥ってしまったのは大学時代の経験にあり、空手の全国大会優勝(決勝戦の相手は竜也)という実績を見込まれて推薦で名門大学への入学を果たすも、恵まれた環境を過ごしている上流階級の学生達からは常に格下扱いされ認められなかったことによる。

これによって「どんなに才能に恵まれても、環境に恵まれない限りは恵まれている奴の取り巻きにしかなれない」と偏った考えを抱くようになった結果、力に対する異常なまでの執着心や環境に恵まれた者への敵愾心に取りつかれてしまうに至っている。

唯一、高校時代より因縁のあった竜也だけは例外で普通に友人として接していたのだが、出自の違いから相容れない関係と一方的に見なし敵視しており、彼がどんなに友好的に接し歩み寄ろうとしても格上の人間の格下の人間に対する傲慢な哀れみにしか映らず、結果的に彼に対する逆恨み的な感情へと発展させてしまうだけとなっている。

現在においても、姿勢の違いから事あるごとに不寛容な態度を貫いては衝突し、彼を「力から逃げた」と称して批判的に接しようとしかしない。


「俺みたいに何の後ろ盾も無い奴は、結局一流の奴等の取り巻きにしかなれない!どんなに足掻いても道は途切れる……お前にいつもレールから弾かれる奴の気持ちが分かるか浅見!!」(Case File.30)


その一方で、市民や街を守るシティガーディアンズとしての職務は誠実に遂行し、決して野心だけの人間ではない様子も見せており、タイムレンジャーとも対立はしつつも


シオンの説得を受け入れてロンダー囚人をわざと見逃す(Case File.32)

・後述のレダーウィルスでの失敗を後悔してサポートに徹する(Case File.40)

・資金繰りに困った竜也達に助け舟を出す(大金を払う代わりにブイレックス清掃というぶっ飛んだ依頼を押し付けてきたが)。(Case File.45)

・後述のように、いざとなれば身を挺してでも市民を守る。

・Vシネマ『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ」』ではピエールに狙われていた巽モンドをかばって変身解除してしまいながらも身を呈して守る(本人曰く「ちょっとはりきり過ぎて、オーバーヒートしただけですよ」とのことだが、直後にピストル連射で応戦して一糸は報いている)。

タックに「クロノスユニットの起動」に協力して欲しいと頼まれた際、モンドからも「ワシの子供(即ち「ゴーゴーファイブ」のメンバー5人)を…地球の未来を救うためなんだ!」と懇願されて素直にタックに協力(竜也達と一緒であるかどうかを把握しているかどうかは不明だが、見ようによっては「モンドからの頼みで動いた」とも解釈ができる)し、タイムロボαブイレックスに載せるように取り繕う。(同上)


………等の行動から、本質的には善人寄りの人物であるのを見せている。

前述のロンダー囚人の一件もあってか、タイムレンジャーの中でもタイムグリーン/シオンとは比較的良好な関係を築いており、本人からも夢の中で仲間と認識されていた。竜也の信念を多少は認めている面もあり、息のあった連携を見せることも少なくない。


また事故に便乗し自分を売り込み他人を蹴落とすといった行為はあっても、自らの手で他人を傷つける、そういった状況に追い込むといった行動は起こしておらず、むしろ逆にされたことはある。

もっとも、それも自分の態度や行動に原因があった事を踏まえれば、無自覚ながらも敵を作ったり他人を破滅に追い込むよう仕向けてしまったと言えなくもない(下記参照)。

 

しかし、「力」を得て何かを成すでもなく、ただ「力」を得る事ばかりに腐心し、目的と手段を履き違えて振り回されている姿勢は最後まで変わらなかった。その結果、最終的に自らの決定的な破滅へと繋がる要因となってしまった。


劇中の活躍

Case File.28から登場。

2年の夏頃に大学を中退し、それ以降消息が分からなくなっていたが、シティガーディアンズの第二班所属として出動していた所を偶然竜也と再会。彼の考えを一貫して否定する態度をとっていたのだが、ジャグルとの戦闘で隊長の土方をかばったタイムレッドマスクが割れ、その正体が散々見下していた竜也であったことを知り、衝撃を受ける。

ちなみにこの時、現場に駆けつけたも息子がタイムレッドであった真実を知る事になり、困惑を隠せない様子を見せていた。


その後、土方が負傷して戦線を離脱したのを好機と見て、渡に自身を土方に代わるシティガーディアンズの隊長に任命するよう渡に直談判するも、そのギラついた野心を見抜かれていたのか、この時は却下される。

しかし、諦めようとせず、タックの通信で聞いたブイレックスの制御装置に興味を示した事で、タイムレンジャーの行動を密かに追跡。

ブイレックスの制御装置を巡ったタイムレンジャーとロンダーズの戦いに乱入して制御装置を強奪する。途中でゼニットに襲われるも、突然制御装置が光り輝き、ゼニットの集団を跳ね返す。


NOW I'LL START UP.

PUT YOUR LEFT HAND INTO THE BOX.


「なんだ…左手入れろってこの中に?」(Case File 29)


V-Commander mounted.V-Commander mounted.

I'll record your voice.


Input a start up code,

TIME FIRE. TIME FIRE.


制御装置から響くアナウンスに困惑する中、左手を入れてそれがブイコマンダーに変形し、竜也とタックの静止を振り切ってブイコマンダーに叫ぶ。


「タイムファイヤー!!」


爆発と共に第6の戦士・タイムファイヤーとなり、念願の強大な力を得る。


ユウリから出自が分からない危険過ぎるタイムファイヤーの力を渡すよう求められるも、せっかく手に入れたと思っている力を手離すはずもなく拒否。自身を説得しに現れた竜也の言葉にも耳を貸さず、これまで溜め込んでいた彼に対する一方的な私怨を織り交ぜる形でタイムファイヤーの力で圧倒する。

その後、渡の根回しによって竜也からタイムレンジャーの仲間達を引き抜き孤立に追い込もうとしたが、彼等からは拒否されることになり、代わりとしてブイコマンダーの機能でブイレックスの制御に成功。タイムファイヤーとブイレックス、双方の巨大な力を手に入れた功績から、負傷した上司の土方に代わり、シティガーディアンズの隊長に昇進する(ただし、これは直人の実力が渡から正当に評価されたと言うよりも、彼以外に扱えないタイムファイヤーとブイレックスの力が、組織の敵に回るか制御下に置けないことを恐れたが故の政治的判断であった可能性も否定できない)。


その後、負傷から回復した土方が復帰して自分以上の地位である本部長に就任するも、休職していた彼が自分の上司になるのが気に食わなかったことで反抗的な態度を取り対立。

その末に、「直人が送った緊急コールを意図的に無視する」という問題行動を起こした土方が渡によって追放処分に追い込まれた結果、空席となった本部長の座に就任し、更なる地位を得ることになる。

この一件で増長するようになった結果、レダーウィルス事件ではドルネロの血を購入した際に用意した5億も取り戻して手柄を立てようと欲をかいた結果、失敗。多くの人間の命を危険にさらす状況になったため、その身勝手さに激怒したアヤセに殴られて咎められている。


しかし、こういった問題を起こしても、タイムファイヤーの世間からの評価はタイムレンジャー達よりも良いらしく、Case File.35では入院している少年がタイムレンジャーよりもタイムファイヤーに見舞いに来てほしいとわがままを言う程であった(息子がタイムレンジャーである事に難色を示している渡による情報操作の可能性も高いが)。


関連タグ

未来戦隊タイムレンジャー タイムファイヤー アンチヒーロー 小鳥


飛羽高之小津勇志葉薫鳳ツルギゼンカイレッド:いずれも劇中で2人目のレッドとして登場した。


電気王:彼と同じく「力」にこだわっているエルドランシリーズの敵幹部。


結城凱:そのエピソードの空気で本来のキャラを改変されまくる人物つながり。


歴代追加戦士

早川裕作滝沢直人大神月麿











その結末(ネタバレ注意)

タイムファイヤー及びシティガーディアンズの一員としてとして実績を積んでいった結果、組織の頂点にまで上り詰め、「浅見渡の後継者」になるとも称された直人。

しかし、ハーバル事件で渡が瀕死の重傷を負った際(ちなみに本来の歴史ではここで渡は死亡し、竜也が浅見グループを引き継いでシティガーディアンズをインターシティ警察に発展させるはずだった)、浅見グループの重役達は直人の存在など歯牙にもかけず、家出していたはずの竜也を会長代理へと推していた。

無論、これは竜也が浅見会長の息子という立場だけではなく、彼の方が重役達との付き合いが長いことや、土方との一件からも何かとトラブルを起こしやすい直人を後継者にするのに難色を示された事も、理由に含まれていたと言えるだろう(実際、後にあっさり部下達に掌返しされている点からも、直人は部下達からの人望が無かったと言わざるを得ない)。

だが、元々竜也を嫌っていた直人からして見れば、「優れた才能を持つ自分よりも、浅見の血を引く竜也の方を選んだ」という結論にしかならず、彼への反感と自分の地位を追われる危機感を覚えた結果、渡が入院中で動けない身である隙を突く形で、治安維持局の伊吹敬貴長官に取り入ってタイムレンジャーとロンダーズに関する真実を告。これによって、シティガーディアンズを浅見グループから切り離し、治安維持局直轄の組織にした直人は、その全権を掌握することになる。


(浅見……今更戻られちゃ迷惑なんだよ)(Case File 43)

(シティガーディアンズは俺がもらってやる)(同上)


クーデターのような形で莫大な地位と権力を手に入れたその後もタイムファイヤーとして前線で戦い続けるも、タックの調査によって、自らの力の象徴であったブイレックスに大消滅の引き金となる「真実」が隠れていた事実が発覚。

タイムレンジャー達にブイレックスで戦い続ける危険性を訴えられるも、完全に自らの力を過信するようになった直人は、「このまま放っておいても町は奴に潰される」と聞く耳を持たないままネオ・クライシスに戦いを挑んだ結果、返り討ちに遭う形で敗北してしまう(もっとも死の宣告も大消滅についても初耳であるのは当然であり、「このまま放っておいても町は奴に潰される」と自身の任務は遂行している)。

その後、駆けつけたシティガーディアンズの面々に次の指示を行おうとする直人であったが…


「命令を聞く訳にいきません。あなたは先程、シティガーディアンズに関わる全ての任を解かれましたので…」(Case File 48)


復帰した渡によって伊吹長官が過去の不正を暴かれて退任に追い込まれた結果、それに連座する形で直人は後ろ盾を失ってしまう。それでもブイレックスとタイムファイヤーの力を後ろ盾にしようとするが、実は彼の暴走をかねてより懸念していたと思われる渡は、(直人には)内密で組織の研究班にブイコマンダーのボイスキーを解除させており、「ブイコマンダーを唯一使用できる人間」ではなくなった直人を組織の指導者として認める者は、もはや誰もいなかった。

最初はどうだったか不明だが、タイムファイヤーとして実績を積んでいった直人に渡自身は高く評価しており、本来ならブイコマンダーのボイスキーの解除という一件があっても、タイムファイヤーの座から引きずり下ろすようなことはしなかったと思われる。現にこの時の渡は「滝沢、お前は急ぎ過ぎた」(Case File.49)と直人を認めるような独白を残している。

しかし、タイムレンジャーやロンダーズに関する重大な秘密をずっと隠し続けただけでなく、己の個人的な竜也への私怨やエゴのためにシティガーディアンズを私物化したやり方から渡を支持していた一部の隊員達の反感を募らせてしまい、高評価していた渡も身勝手な理由から実質的クーデターを起こした直人を許す訳にはいかなくなったのである。

「力」を妄信し、「力」さえあればのし上がることが出来ると頑なに考え、権力闘争の本当の恐ろしさを理解していなかった直人に待ち受けていたのは、より強大な「力」による敗北という無情な結果であった…


ブイコマンダー確保のために拘束しようとするシティーガーディアンズの隊員達から逃走した直人は、一転して犯罪者も同然で追われる身となり、完全に失脚に追い込まれてしまう。

大消滅が迫る中、もはや地位を返り咲くことは叶わない身となった直人は、「さすがだな浅見会長」と心中でつぶやきつつ、それでも奪われずに済んだブイコマンダーの「力」さえあれば巻き返しができるとタカをくくっていたが、そこへゼニットに追われる少女と遭遇。彼女を逃がそうと変身せずに拳銃で応戦しようとした結果、その油断が災いしてゼニット達の集中砲火を受けてしまい、仲間達と別れて単独行動していた竜也に助けられて救護所にたどり着く。

その竜也と「力」について語り合う中で、直人はようやく竜也の考え方に理解を示すようになるのだが、取り返しのつかない裏切りを犯してしまった彼に、もはや後戻りは許されなかった…


そんな中、3001年ではリュウヤがデータベースにある情報を入力していた。


「2001年2月3日。タイムレンジャー4名、ユウリ・アヤセ・ドモン・シオンが31世紀へ帰還。

同日、ブイレックスのパイロット・滝沢直人、死亡


リュウヤがデータを入力したその時、少女が逃がしてしまった小鳥を捕まえに行った直人は、ゼニットの凶弾に倒れる。

竜也を「力から逃げた」として見下した直人に待ち受けた結末は、まさに「力に溺れた」としか言いようがない者の末路で、また力を妄信し続けた自らに致命傷を与えたのは、皮肉にも最も力の弱い敵であるゼニットであった。


「浅見…お前は変えてみせろ」(Case File 49)


その言葉を最後に、直人はブイコマンダーを竜也に託して息を引き取る…そして、彼に託されたブイコマンダーとブイレックスは、末来と現代の両方を救う切り札となった。


最終回のエンディングでは竜也がランニングする中、ペットショップに優しい顔で少女に微笑みかける直人そっくりな青年の姿があった…


ブイコマンダーの真実

シティガーディアンズのサポートロボットであるタックのデータベースにさえも載っていなかったブイコマンダーやタイムファイヤーへの変身能力、そしてブイレックスの情報であったが、実はこれらは本来、30世紀のユウリ達の上官であるリュウヤが使用するはずだった力であった。


しかし、2994年に行われた時間移動実験によって、リュウヤは「ギエンとブイレックスの戦いで大消滅が巻き起こる歴史」「Gゾードによってギエンが殺害されて30世紀が消滅してしまう歴史」という二つのルートを知る事になるのだが、どちらのルートにおいても「タイムファイヤーになった自分が死んでしまう結末」が待っていた。


自らの死を恐れたリュウヤは、それを回避させる為の「手段」として、時間移動実験の失敗に見せかけて意図的に制御装置であるブイコマンダーと共にブイレックスを時間流の中を彷徨わせ、自分ではない「別の誰か」の手に渡るよう仕向けており、その結果、ブイコマンダーを手に入れてしまったのが直人であった。

つまり、直人の手にしてしまったブイコマンダーは、実質的に所有者を「破滅の運命」へと誘う死の片道切符で、タックがタイムファイヤーに関する真実を知らなかったのも、都合の悪い情報を隠すためにリュウヤによって改竄されていたためであった。


しかし、直人を人身御供にして生き延びようとしたリュウヤ自身もまた、因果応報と呼べる結末が待っていた…


余談

本作品の追加戦士であるが、立ち位置はどちらかと言えば第三勢力に近く、他作品では仲代壬琴/アバレキラーがこれに近い。


小林氏は「2人のレッドが並び立つことに意義を感じない」「この作品のヒーローは未来人だから新たな仲間を設定しにくい」ということで、本作の追加戦士を第三勢力的な立場に設定したという。


直人の最期は演者の笠原氏たっての希望であり、「竜也と仲良くなるぐらいなら死なせてほしい」「タイムロボの横にブイレックスを立たせたくない」等とかねてよりメインライターの小林靖子氏に要望していたことから実現したものである。

更に2023年に炎神戦隊ゴーオンジャー江角走輔/ゴーオンレッド役の古原靖久氏との対談動画において、笠原氏がこのエピソードについて深く掘り下げている。

当時、直人のキャラクター設定や、タイムレンジャーの物語や世界観を把握した笠原氏は、その単純な勧善懲悪とは異なる作風を汲んで、「(直人は)大団円で終わらせるべき人間ではない」と考え、小林氏に上述の直談判をしたが、最初小林氏からは「私の作品でヒーローは死なせないから、無理」と断られた上、当時(90年代末期)はヒーローの戦死はイレギュラーであると風潮が強かったこともあって、他のスタッフ達からも「何を言ってるんだ?」と相手にもされなかったが、それでも何度も交渉を重ねる中で、話が進んでいく事に小林氏をはじめとする制作陣の考えにも変化が生じ、ついにある一人のスタッフが「俺は(そういう展開も)ありだと思うよ」と賛同してくれた事がきっかけで、ようやく笠原氏の要望が通るに至ったのだという。


その結果、彼というキャラクターを待っていたのは、懲戒解雇により戦隊の資格を失うというシリーズでも他に類を見ない末路であった。


米国版タイムレンジャーであるパワーレンジャー・タイム・フォースでは、直人に相当するクォンタムレンジャー/エリック・マイヤーズが登場。

レッドレンジャーであるウェス(原作の竜也)とは学生時代のライバルで、リアリストで出世欲が強い点も共通しているが、終盤の戦いで重傷を負いつつも生還しており、エピローグでは新たにシルバーガーディアンズ(原作のシティガーディアンズ)に入隊したウェスと共に街を守っていくというラストになっている。

笠原氏の意向が通らなかった場合、こちらのラストだったのかもしれない。



海賊戦隊ゴーカイジャーでは、仲代壬琴ブライと共に、伊狩鎧に大いなる力を託した。

彼ら二人も直人と同様、主人公等と敵対し最終的には落命した追加戦士であるが、決定的に違ったのは「紆余曲折を経て和解し最終的には命の限界を迎えて死亡した」点であろう。

(アバレキラーとは、恐竜型の相棒を所有しており、その運命や『海賊戦隊ゴーカイジャー』では伊狩鎧/ゴーカイシルバードラゴンレンジャーと3人で大いなる力を与えた、という共通点もある)。


真の関連タグ

  • 的場陣戦隊レッドと対立したライバルで和解した後に戦闘員に止めを刺されて命を落とす末路が共通している。
  • 仲代壬琴演者が「主人公と和解する」事を良しと思わなかった第三勢力のアンチヒーローだが、あちらはスポンサーの意向に負けて、最終的に主人公と和解する展開となった(ちなみにこちらは直人とは違って明確に悪事を働く描写が多く、敵側寄り)。

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