プロフィール
概要
リュウレンジャーの変身者にして、赤龍拳の使い手である男性。
ダイレンジャーへの加入は最後(※1)だが、加入後はリーダー格として、一癖も二癖もあるメンバーたちを引っ張っていくことも多い。
世界一の餃子を作る夢を持ち、日頃は横浜の中華料理店「山海閣(さんかいかく)」で働いている。好きなものも餃子だが、一方で中華料理でも定番の食材な豆腐が苦手であるという意外な側面もある(※2)。
人物
がむしゃらな熱血漢であると同時に、真面目さとのバランスが取れた性格の持ち主でもあり、前述したリーダー格としての扱いもそうした人柄によるところが大きい。
また、傷つきながらもザイドスの元から逃げ延びた陣を発見した際には、度々命を狙ってきた経緯から難色を示す他のメンバーを他所に(「拳士」としての拘りなどもあったとはいえ)つきっきりで看病に当たり、その過程で利己的な人々の姿を皮肉る陣に対しても「人の分まで自分が優しくなれば良い」と、その信念を行動を持って示したこともある。
・・・そんな人格者な面を持ち合わせながらも、一方で寝起きが非常に悪いという困った面もあり、これが将児との一悶着と、思わぬ騒動の発端となったこともある。
血縁関係としては5歳年下の妹・洋子がいる他、両親が既に他界していることが作中で語られている。
しかしこのうち、5歳の時に死別したと思われていた父親とは、後にゴーマ族の手先たる鉄面臂張遼として、不幸な再会を果たすこととなる。そしてこの出来事を通して、亮自身もまたダイ族の血を引く人間であったことが明らかにされている。
「そうかぁ・・・すべては繰り返される・・・地球の平和を守るために、人は永久に戦い続けるんだ・・・」(最終回より)
最終回にて描かれた50年後の同窓会では、前述した夢が叶って「世界一の餃子職人」かつ中華料理店のオーナーとして大富豪となり、シルクハットにスーツ姿で参加。
その際、遅れて会場に現れた亮はゴーマの復活を他の4人に知らせることとなるが、一方で彼らの孫たちが新たなダイレンジャーとなる様も目の当たりにし、上記の台詞と共にかつて道士・嘉挧が残した言葉を噛み締めた。
この時登場した亮の孫は、丸メガネに蝶ネクタイが特徴のお坊ちゃんで、熱血漢であった亮と比べると温厚さが目立つ描写がなされている。
(※1 話の流れの上では、最後に合流したのはリンであるが、道士・嘉挧の台詞から亮が加入した時点で、既に彼女もダイレンジャーとして招聘されていたものと考えられる)
(※2 これについては本来、亮と知の演者が番組のクランクイン直前まで逆であった名残(知役の土屋圭輔は当時豆腐が苦手であった)ではないか、と指摘する向きもある)