概要
「自然のエネルギーである気が日本で最も集まる場所」とされる東京駅の地下に所在しており、秘密の地下通路を経由しレンガ壁に設けられた仕掛けを操作することで入口が開き、内部に入ることができる。
本部の存在を知るのはダイレンジャーや嘉挧、それに老道士・虞翻等ごく一部の人間に限られている。
倉庫のようなその内部には、「気」を集めるための巨大な円筒状の台座が設けられ、これにより強い気力が充満している。
日頃から嘉挧(時にはダイレンジャーも)はここで禅を組んで瞑想を行い、また時にはクレーンで出し入れ可能なTVモニターを通して、外部の様子を監視。ダイレンジャーもゴーマの事件の気配を感じた際にここに集まり、その対応策を相談する。
この他にも、ダイレンジャーの専用マシンであるキバーマシンの格納庫や、様々な修行用設備、それに第7話で亮を拘禁した際に使われた物置が作中では登場。さらに物語後半では、本部よりかなりの遠方にあるはずのゴーマ宮へ、一足飛びに向かうことができる秘密の通路の存在も明らかにされている。
物語最終盤、嘉挧がゴーマと2度目の停戦協定を結び、その際の条件としてダイレンジャーを独断で解散した際、合わせてダイレンジャー本部も閉鎖されており、リン達が入口の仕掛けを解除して中に入った際にも、キバーマシンが残されていた以外にはほぼもぬけの殻となっていた。
このため、ダイレンジャー本部も基地としての用をなさなくなったが、ゴーマ宮につながる秘密の通路はダイムゲンを通してダイレンジャー達にも知らされ、最終決戦において彼等がゴーマ宮に乗り込む際に活用された。
そして最終回でゴーマとの戦いが終結してから50年後、かつてのダイレンジャー達の同窓会の会場として、本部も再び使われた。