曖昧さ回避
その他については「クレイン」を参照。
概要
一般的には、重量のあるものを吊り上げて運ぶ機械のことである。起重機とも呼ばれる。
歴史は古く、原型となったものが紀元前450年頃には確認できるという。
施設内に据え置かれたもの、トラック等車両と一体になったものなどがあるが、種類によってそれぞれ異なる免許や講習・特別教育の受講が必要になる。
クレーンの種類
- 大型クレーン
画像は、特に港湾施設で活躍するガントリークレーンであるが
これらの機械の操縦には、クレーン・デリック運転士免許が必要である。
現在の教習所では、クレーン限定の資格を教習しているところが多い
また、使用するのは天井型のクレーンを使用する
- 移動式クレーン
詳しいことは、クレーン車の記事を参照していただくが
操縦には、移動式クレーンのほか運転するには大型特殊自動車の免許が必要である。
ラフテレーンタイプはすべてオートマ車である。
- 無線・有線リモコン式のクレーン
クレーンからぶら下がっているボタンを操作し、自分と一緒に移動をするタイプを指す
小規模の工場やドックで使われる
こちらの操縦には、床上操作式クレーン運転士の技能講習を受講する必要がある
免許と違って、こちらは教習所の試験に合格すれば必ず取得できる。
- 小型移動式クレーン
よく、トラックについている小さめのクレーンがあるが、
こちらの操縦には名前の通り、小型移動式クレーンの運転技能講習を受講する必要がある
(中には、免許なしで運転できるクレーンもあるが安全性を考慮するなら受講したほうがよいと思われる)
また、すべてのクレーンを操縦する場合に言えることだが、荷物を運ぶときにつり具にかけるときは
玉掛け技能講習または特別教育を受講しないといけない
あと、ほかの重機にも言える事だが、くれぐれも用途外の使用をしてはならない
(労働衛生法違反どころか、事故を起こした場合重大な責任を問われてしまう)