概要
ダイレンジャーの5人が使用するバイク。
作中では「キバー号」とも呼称され、各々の名称は「レッドキバー1号」のように、「色名+キバー+○号」のフォーマットで統一されている。作中での使用頻度はそこまで高い方ではないものの、毎回のエンディング映像では幕張メッセ近辺を疾走する姿がフィーチャーされている。
その名からも分かるように、馬の頭部を模したフロントカウルが特徴的なマシンで、そのフロントカウルの上部に設けられている、ヘッドライトも兼ねた意匠は各々のモチーフとなった伝説上の動物を意識したものとなっている。
周囲の気を取り入れ、エネルギーに変換して走行する構造となっており、どんな悪路でも最高時速300キロメートルで走破し、20メートルの高さまでジャンプが可能。また武装として、気砲弾を発射する銃口も設けられている。変身前後を通して使用できる他、普通のバイクに変化する機能も備えている。
普段はダイレンジャー本部の格納庫に停められており、初めて亮がここに踏み込んだ際には、それに反応して動き出すなど独自の意識を持っているかのような描写も見られた。物語最終盤にて、本部が閉鎖された際にもこのマシンのみが残されており、後にシャダムとの決闘に臨んだ嘉挧の元に向かう際に使用された。