概要
1989年開業。
開設当時は日本最大、現在は東京ビッグサイト(東京国際展示場)に次ぐ第2位の規模とされている。
2021年の東京オリンピック(フェンシング、レスリング、テコンドー)・東京パラリンピック(ゴールボール、シッティングバレーボール、車いすフェンシング、テコンドー)の競技会場となる予定。
大物アーティストや大型コンテンツのイベントが首都圏屋内で行われる場合、神奈川県が横浜アリーナ(新横浜)とぴあアリーナMM・Kアリーナ横浜(みなとみらい)、埼玉県がさいたまスーパーアリーナ(さいたま)とベルーナドーム(所沢)と地区が分散される一方、千葉はほぼ100%この場所になる。
開催されている主なイベント
- 東京ゲームショウ
- ワンダーフェスティバル
- ジャンプフェスタ
- サマーソニック
- ミュージックステーション_スーパーライブ
- 次世代ワールドホビーフェア・・・毎年冬と夏に2日間開催
- ジャパンアミューズメントエキスポ
- 東京オートサロン
- ニコニコ超会議 / ニコニコ闘会議
- どきどきフリーマーケット
- KUNOICHI
- THE MUSIC DAY
- ベストアーティスト
かつて幕張メッセで開催されていたイベント
- コミックマーケット 現在はビッグサイトで開催・2015年には幕張メッセでコミケットスペシャルが開催された。
- 東京モーターショー 2011年はビッグサイトで開催
- 電撃20年祭 2012年10月20日~21日
- アミューズメントマシンショー/AOUアミューズメントエキスポ 2013年にジャパンアミューズメントエキスポに統合
- アニメコンテンツエキスポ→2014年からアニメジャパンに統合・東京国際展示場開催
2006年に当時放送された人気番組『ワンナイ』のゴリエ杯争奪全日本チア選手権の関東の予選会場が行われたのは、幕張メッセのイベントホール会場である。また、関東の予選にはワンナイメンバーの小池栄子の出身高校も出場していた。
同じくTV番組関連の企画ではこの3年後の2009年に『ロンドンハーツ』より誕生した『50TA』のライブが行われている。
アクセス
※期間限定で、メッセ中央→東京駅八重洲南口のバスが運行される。
コミックマーケットとの関係
開業間もない頃は、コミックマーケット(コミケ)を始め大規模な同人誌即売会の定番会場であったが、宮崎事件によるオタクバッシング世論の影響で成人向けが不適切という理由で開催を受け付けなくなり、1991年、コミケが開催目前にして追放されてしまった。
当時の関係者は幾度も説明を求めたが満足な解答は得られず、急遽古巣の晴海に会場を変更し、参加者たちに混乱を招いた。
さらに1994年には幕張コミックシティ中止事件も起きた。
しかし、後のバブル崩壊顕在化と共にイベントの開催が激減。
同時にコミケが莫大な経済効果をもたらすことも有名になり、順当に利益を上げる晴海(後に東京ビッグサイト)とは裏腹に経営改善は進まなかった。
仕方なくコミケを再び開催することを提案するも、当然ながら一度追放された身である準備会や参加者に受け入れられるはずもなく、実現していなかったが、2015年春に定期開催以外のコミケットとなる上記の「コミケットスペシャル6」が開催され、20年ぶりの和解や下記の東京五輪に伴う代替の伏線かともいわれた。
2020年の東京オリンピックで東京ビッグサイトが使えなくなるため、夏コミの代替会場になるのではと噂が立ったが、結局は開催を春に繰り上げることで解決し、これも実現しなかった。
先述の通り幕張メッセもオリンピックの開場になったため、どの道実現は不可能であった。そして当の2020年にはウイルス騒動でどっちも延期になっている。
コミケ幕張メッセ追放事件(wikipedia)
コミケ幕張メッセ追放事件(wikipediaにない詳細情報あり)
関連項目
ぼくのおじいちゃん…作中でおじいちゃんが794年に建てられた建物を「幕張メッセ」と間違えて答えるシーンがある。