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概要編集

神奈川県横浜市西区みなとみらい(正式な住所ではないが、地区の端にあたる60・61街区)に位置する音楽専用アリーナである。ケン・コーポレーションの子会社であるKアリーナマネジメントが運営している。収容人数は約20000人(座席数:20033席)で、近隣の38街区に位置するぴあアリーナMM(約12000人)や横浜アリーナ(約17000人)を超える大規模アリーナである。2023年9月29日、ぴあアリーナと同じくゆずによる柿落としが行われ、開業した。


特徴編集

音楽に特化した構造であり、実際に訪れた人の感想としても評判の良い音響が最大の特徴。コンセプトは「すべてが音楽のために作られた世界初のアリーナ」であり、それが如実に反映されたものとなっている。客席は扇型となっており、東京ガーデンシアターに近い。音楽イベントを軸としつつも、アリーナ部分を利用した大規模パーティーや講演会、発表会、eスポーツなどでの利用も考慮されており、ぴあアリーナとも共通した利用方針をとっている。

LEVEL7にはバーがあるため、コラボメニューや開演前の時間を楽しむ人が多くいる。


評価編集

※開業すぐの時点ではあることに留意

音響面では前述の通り、非常に優れており、これまでの施設の中で一番という意見もあるほど。客席の構造も一番高層のLEVEL7にも大型モニターが設置されており、観覧のしやすさ考慮されているという意見が多い。Kアリーナもその一部である開発街区「ミュージックテラス」の代表的施設として、一帯全体で楽しんでもらえるような地区になっている。

そんなKアリーナが抱える最大の問題として、動線の悪さがある。出口が複数存在し、桜木町駅までのペデストリアンデッキが整備されているぴあアリーナとは対照的に、出口の少なさから場内で滞留しやすく、駅までのルートも貧弱であるため長々とした列規制が加わった時の評価は総じて低い。また、交通の便については横浜駅方面へ通じるデッキの建設が遅れており、長い距離を歩かなければならなくなっている。駅自体は近くにみなとみらい線新高島駅横浜市営地下鉄ブルーライン高島町駅もあるが、横浜駅との距離が短い上に横浜近隣の住民以外にとってはマイナーであるため、混雑に巻き込まれにくいものの、利用する人は少なめ。中には駅まで何時間もかかったという利用者もいたほどである。(一応横浜駅自体からの距離もあること、日産本社などの施設を通るルートから向かうため遠回りになりがちではあるが。)

また、トイレの少なさが問題視されることや電波状況の悪さ(一帯の広範囲が新たに開発された街区であったためか)、近隣にウォーターフロントの高層マンションや子供向け施設が多く、騒音トラブルが起こった例(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会によるライブの際行われたカラオケ大会が例)もある。

なお、これらの問題については公演を重ねていく中で運営側も順応していったようで問題視される機会は減ってきており、対応も進んできている。なお、前述の通り内面に関しての評価は総じて高い。

アクセス編集

規制退場や周辺、内部の混雑による大きな変動あり

横浜駅東口より徒歩9分(歩行者デッキが完成した場合。完成前は徒歩11分)。(最大では1〜2時間かかった例もある点は留意。)

「新高島駅」4臨港パーク口より徒歩5分

「みなとみらい駅」2いちょう通り口より徒歩12分

  • リムジンバス

羽田空港発の京浜急行バス・「山下公園・みなとみらい地区・赤レンガ倉庫線」「Kアリーナ横浜・ヒルトン横浜」下車。

関連タグ編集

  • 近隣および市内の音楽施設

ぴあアリーナMM

横浜アリーナ


インペルダウン:フロアの呼称がLEVEL〜のためたまにネタにされる。

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