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リュウヤ隊長

りゅうやたいちょう

『未来戦隊タイムレンジャー』の登場人物。本作のキーパーソンの一人。
目次 [非表示]

「ようこそ、我が時間保護局へ。新しいレンジャー諸君。我々の任務はその名の通り、時間を守ることである」(Case File1)

演:永井マサル(TVOP内にてテロップ無し、竜也と一人二役



概要編集

30世紀でタイムレンジャーが所属する時間保護局のレンジャー隊隊長。

容姿は、オールバックである事以外は浅見竜也瓜二つで、ドモン達が最初に20世紀に来た際は竜也をリュウヤと勘違いしていた他、竜也自身も初めてリュウヤと対面した際には「俺?」と困惑し、リラも初対面時には竜也をリュウヤと勘違いした。

立場上は実働部隊の隊長に過ぎないのだが、過去に時間移動をした経験もあるらしく時間保護局では高い権限を有していて、タイムゲートの使用やタイムジェットの出撃等にまつわる全権を握っており、苦言を呈した上層部を一蹴できる程の発言力もある。


新人隊員達の前で、30世紀で発生している時間異常の説明を終えた後に、ドン・ドルネロの時間移動による脱獄という連絡を受け、新人のユウリアヤセ、ドモン、シオンの4人を選抜して、彼等と共にドン・ドルネロを追跡すると上層部に連絡して時間移動を開始。

しかし、実はこのリュウヤはリラの変装で(この為に竜也は最初に4人と会った際にリラと誤解されて攻撃されてしまう)、時間移動での脱獄という連絡自体がドルネロの罠であった。当然ながら新人ばかりを選出したのもリラの企みであり、隊長不在のまま新人達は西暦2000年に飛ばされてしまう。

そして、本来タイムレッドとしてタイムレンジャーを率いるはずだった彼が不在の為、紆余曲折を経て20世紀の人間である竜也が替わりにタイムレッドとして戦う事になる。


一方で、本物のリュウヤが何故まんまとリラとの入れ替わりを許してしまったのかは不明であり、むしろ何らかの思惑でドルネロ達を泳がせていた節もある。

その後も、未来からの増員は送らないと通達しながらも、何故かタックの要請に応じてタイムジェットや、完成したばかりのタイムシャドウを送る等の支援を行う(逆にそれ以外の支援は一切行おうとはしないが)。

また、ナビゲーターロボであるタックからブイレックスタイムファイヤーを始めとしたデータを削除した張本人の可能性が高く、物語が進むにつれてタイムレンジャーは彼への不信感を強めていくが…。


前述通り、外見は竜也と瓜二つなものの性格は真逆で、常に冷静ながらも冷淡な人物であり、一人称は「私」。ちなみに第1話から登場しているものの、本格的な登場は終盤からで、それまではほぼ台詞もなかった。

30世紀の未来とそこに連なる歴史を守るという事だけを重視し、個々の人間(特に過去の人間)の心情や生死は軽視する言動が目立つ。常に高圧的な言動で他人を「歴史上の役割」に当てはめて従わせようとし、相手の心情や個々の人々の犠牲や生死については「小さなこと」と言い切っている。


部下の隊員達についても、必要であれば命をかけて戦う事を強要し、時には暴力で無理矢理従わせる等、あくまで時間を守る為の道具のように扱っており、ユウリ達からは当然強い反感を買った。このような人物なので、隊員からの人望も薄く部下とのチームワークも悪い。

竜也についても、用済みとなればクロノチェンジャーを取り返した上で「部外者」と突き放し、竜也の心境など一切考慮せずに「浅見渡がもうすぐ死ぬ事」とその後の「正しい歴史」を告げた上で、彼に浅見グループに戻ってその後を継ぐように促した。


リュウヤ自身の戦闘力も、仮にも隊長だけあってそれなりに高いようだが、やはり彼自身の性格が5人で連携して戦う事を前提としたタイムレンジャーとはかなり相性が悪く、劇中では実際にタイムレンジャーを率いても、彼の言動のせいでチームとしての本領を全く発揮できていなかった。加えて力任せだったり場当たり的な指示も多く、お世辞にも指揮官としての能力が高いとも言えない。

一方で、竜也がタイムレッドに復帰した途端に、竜也の機転と見事な連携で各人が本領を発揮して、瞬く間に後述するGゾード破壊に成功しており、竜也とのタイムレンジャーとしての経験値や統率力の差は如実に現れている。


ネタバレ編集

「入隊式で話したはずだ。不用意な時間移動で起こった、30世紀消滅の危機。その修正は、まだ終わっていない。お前達の任務はそれであり、生き延びさせた理由だ」(Case File.43)

シティガーディアンズは、いずれインターシティ警察の基礎となる。分かるだろ。全てが決められた道であることが。そこから外れることは許されない。私も同じだ。祖先に『浅見』の名を持つ、この私も…」(同上)


タイムレッドこと浅見竜也の子孫であり、20世紀の大財閥となったかつての浅見グループの力を使い、浅見グループが設立したシティガーディアンズが前身となったインターシティ警察のコネを最大限に利用してタイムレンジャーをサポートしていた(ただし、浅見という家自体は既に無くなっているらしく、竜也や渡の直系になるのかは不明)。

しかし、前述通り自身の先祖である竜也や渡に対しても極めて冷淡であり、竜也の心情や渡の生死にも何の関心も示さない。


実は2994年に時間保護局が開発したものの、時間移動実験の失敗で時空間に消えた生体兵器Gゾードと、そのGゾードが持つミュートエネルギー炉とそこに内蔵されたλ2000こそが、Case File.1で彼が話していた30世紀消滅の原因であり、その排除と歴史の修正がリュウヤの目的だった。その実態は時空を少しずつ蝕むという性質を持つλ2000が、Gゾードによって千年の時をかけて時空を蝕んだ結果が30世紀消滅だったのである。


最初からユウリ達が20世紀に派遣された本当の目的も、このGゾードの排除であり、元々タイムレンジャーは最初にリバウンドしたロンダーズ囚人との戦いで、竜也以外の4人が全滅するのが本来の歴史」だったのだが、リュウヤがGゾードの排除の為の訓練も兼ねて自分の権限でタイムジェットを派遣した事で彼等は生き延び、その後もロンダーズとの戦い通してリュウヤの思惑通りに経験を稼いでいった。

自分達の意思で選んできた行動の全てが、その実は自分達の生死すらもリュウヤの掌の上だったという事実には、竜也もユウリ達も流石にショックを隠せずにいた。


ロンダーズについては、彼曰くドルネロの脱走も正しい歴史であるらしく、むしろ歴史を守る為に彼はCase File.1でのドルネロの脱走をわざ見逃した。特に幹部のギエンについては彼が語る「21世紀の大消滅という、歴史に必要な存在であるらしく守ろうとしており、秘かにギエンと接触して彼に大人しくしているよう説得していた(結局無駄だったが)。


物語終盤では、Gゾードの排除という任務を完遂する為に、とうとう自らが20世紀に来て本来の予定通り竜也の使っていたクロノチェンジャーでタイムレッドに変身し、ユウリ達を率いてタイムレンジャーとして戦う。

しかし、不審な行動(ギエンを守る等)をした事でユウリ達を混乱させた上に、あくまで歴史を守る事を優先して竜也やユウリ達の心情を無視した横暴な言動の数々から反感を買い、むしろ彼自身がタイムレンジャーのチームワークを乱した事でGゾードに苦戦してしまう。

結局、ユウリに押さえられて半ば取り上げられる形でクロノチェンジャーを再び竜也に返し、彼等がGゾードを破壊した後はユウリ、アヤセ、ドモン、シオンに未来へ戻るよう指示して、一足先に30世紀に帰還した。


しかし、リュウヤの目的が明かされてGゾードが排除されてもなお、前述のギエンを守ろうとした行動や、タックからブイレックスやGゾードや大消滅に関するデータを削除したのがリュウヤだとほぼ確定した事や、そして更にタックの中に秘かにリュウヤの命令に従うようチップが予め仕込まれていた事実が発覚した事で、ユウリ達はリュウヤへの不信をより強めていく事になる。

そもそも前述した2994年の時間移動実験も、30世紀では表向きはそこで失踪したのはブイレックスとして知られており、そのブイレックスや大消滅の情報をリュウヤが徹底して隠蔽しようとする理由は謎。そもそもリュウヤの行動自体が、時間保護局の意思ではなくあくまでリュウヤ個人のスタンドプレーの可能性が高く、これもユウリ達の疑念を深めていく事になる。


更にGゾード破壊後は、これ以上過去に干渉する必要はないとしてタイムジェットやタイムシャドウの派遣要請にも応じなくなってしまう(その為にこれ以降は最終決戦まで、巨大戦は追加戦士タイムファイヤー専用ロボであるブイレックスのみで行うという、スーパー戦隊でも異例の事態となった)。


ちなみに彼が語っていた浅見の歴史は浅見渡は今日明日には死亡し、竜也がその後を継いで発展させる」というものだったが、結果的に渡は生存して彼が更にグループを発展させていく事となった。この事実は渡は歴史に打ち勝ったという事に他ならず、リュウヤが語る歴史が必ずしも絶対ではないという確信を竜也達に与える事になる。


更なるネタバレ編集

「何故だ!? この時代は奴等にとって最良のはず…」(Case File.50)


大方の予想通り、やはりリュウヤの行動は時間保護局としての任務だけではなく、むしろ一連のタイムレンジャーを使った行動の大半は、リュウヤの個人的な目的の為のものだった。


実は、2994年に行われたGゾードを使った時間移動実験の被験者はリュウヤであり、その際の事故で時空間を一時的に徬徨った彼は、2つの歴史を辿った世界を偶発的に目撃してしまう(Case File.1でリラが化けたリュウヤが言及した、彼の時間移動の経験というのはこれの事である)。

それは「ギエンとブイレックスの戦いによって21世紀が大消滅するという正しい歴史」「Gゾードによってギエンが殺害され、その結果30世紀が消滅してしまうという間違った歴史」だった。30世紀消滅の危機の原因はGゾードのλ2000であると同時に、Gゾードがギエンを殺してしまう事もまた原因だったのである。

そして、リュウヤにとって何よりも重要だったのは、その両方の歴史で彼自身はブイレックスのパイロットとして過去に派遣され、「2001年2月3日に死亡する」という事実だった。


即ち、リュウヤこそが本来のブイレックスのパイロット=タイムファイヤーの正規の装着者だったのである。おそらくはリラの妨害によってタイムレッドとして過去に飛ぶ事ができなかったリュウヤが、タイムファイヤーとして改めて20世紀に派遣されるというのが本来の歴史の流れだったと思われる。

ちなみにタイムファイヤーとブイレックスは“恐竜”がモチーフであり、最初から“リュウ”ヤの為に作られた装備である事が暗示されていたと言える。


リュウヤがブイレックスや大消滅に関する情報を徹底して隠蔽しようとしていたのも、全ては自分が死ぬという確定した歴史を過去の人間に擦りつけて改竄する(作中では結果的に滝沢直人が犠牲となった)為に、自分がタイムファイヤーの正規変身者であるという事実を隠す為である。

当然ながら、このような恣意的に歴史改竄をしようとする行動は完全に時間保護法違反なので、彼は保身の為に自身の権力をフル活用して今回の件を全面的に自分の管理下に置き、職権乱用とも言える程のスタンドプレーを行っていた。この為、時間保護局の隊員達の間でも歴史を勝手に変えたのではないかという疑惑や不信感が広まっていた。

そもそも2994年に起きた時間移動実験中の事故で失踪したのはやはりGゾードであり、リュウヤが自分がタイムファイヤーになる事を回避するべくGゾードの存在を隠蔽し、代わりにブイレックスが実験失敗で失踪したと偽って20世紀に送り込んでいたのである。それ故に30世紀ではGゾードの存在は一切知られていなかった。


最終的には、直人に「2001年2月3日にブイレックスのパイロットは死亡する」という歴史的事実を直人に擦り付けて身代わりにする事に成功したリュウヤは、31世紀に戻ったユウリ、アヤセ、ドモンにGゾード排除によってこれまでに比べて遥かに改善した未来を提示する事で彼等を抱き込み(シオンだけは異星人の為、地球の歴史改変の恩恵がなかったので、武器で制圧して無理矢理従わせている)、さらに4人の過去での記憶を消してタックを廃棄処分する事で、歴史改変を行ったという事実の隠蔽を図る。

そして、データ上にも「2001年2月3日にユウリ達は帰還し、タイムファイヤーの直人は死亡した」という記録を歴史的事実として記録させた(この際にコンピューターからタイムファイヤーのデータが異なると指摘され、焦りを滲ませながらごり押ししている)。


しかし、3001年にて明るい未来になったにも拘わらず、それでもなお21世紀と竜也を初めとするそこに生きる人々を守る為に過去に戻ろうとユウリ達は記憶消去前に脱走し、そこに廃棄場で周囲にあったエネルギーをかき集めて何とか復活したタックも合流する。

それに対してリュウヤは過去に拘るユウリ達を理解できず、苛立ちながら抵抗するなら射殺するよう命令して時間保護局の隊員達を総動員して追跡させる。そしてタイムジェットを出動させようと制御室にいたアヤセを懐柔しようとするものの抵抗され、揉み合いになった結果銃が暴発して致命傷を負う。


最初は、結局自分が死ぬ運命が変わらなかったという現実を受け入れられず、呆然とした様子で自身の目的を語ったが、最期は運命を受け入れたかのような自嘲気味な言葉を遺して息を引き取った。


「自分の死を知ったら…それを変えられる手段があったら…誰だってそうする…… そうだろ…?」


アヤセ「あんたも…明日を変えたくて……」


「…6年かかった…だが、結局は…同じ結末だった……」


その最期は、子供を守る為に命をかけた末に、竜也に想いを託しながら息を引き取り、彼からその死を嘆かれた直人とは対照的な、どこまでも利己的であっけなくそして孤独な末路だった。


私利私欲の為だけに人間を駒のように扱い、自分の都合で歴史を改変して他人を生け贄にした最低な人物であるのは間違いないが、彼自身もタイムレンジャーと同じく運命を変えようとした男でもあり、ある意味では歴史に運命を狂わされた哀れな犠牲者と言えるかもしれない。

そんな彼の事実にユウリ達は複雑な表情をし、特に自分が死ぬ運命を宣告されそれに抗っていたという共通点を持つアヤセは、取り分け複雑そうな表情をしていた。


彼が決定的に間違っていたのは、未来を変える手段として自分自身を変えたり運命に真正面から抗うのではなく、他人に自分の運命自体を押し付けるという身勝手な手段を選んだ事だろう(実際に直人を身代わりにして死なせた事は、直人に仲間意識を持っていたシオンからは強く責められた)。

また、自分の運命を他人に押し付けただけでなく、ユウリ達やタックを道具として利用し、自分の立場や権力の保身の為に自分が犯した時間犯罪を隠蔽しようとした事は言い訳の余地もない。

他人には歴史の中での役割を全うするように強要して個々の人間、特に過去に生きる人々の心情や生死を「小さなこと」と言って歯牙にもかけず、そのくせ自分だけは歴史を改変してでも助かろうとした愚かな男が、歴史という大きな力から逃れる事など最初からできる筈もなかったのである。


そして明日を変えられる事を信じ、過去も未来も救う為に最後まで真正面から戦い足掻き続ける事を決めた竜也とユウリ達は、タイムレンジャーとして大消滅という歴史から21世紀を守り通し、同時に31世紀も存在させて本当の意味で明日を変える事に成功した。


彼が与えた影響編集

(注:この項目は独自研究を含みます)

リュウヤの一連の行動によって正史世界の他に、少なくとも3つの平行世界が生まれている。なお、ここでの正史とは「あくまでも30世紀の人間から見た正史」の事である。


  • 正史世界

本作未来戦隊タイムレンジャー本編で「正史として語られている」世界。

2001年2月4日に発生したタイムパラドクス事件「大消滅」によって、地球上の陸地の3分の2が崩壊。そこから900年もの月日をかけて文明を再興したという歴史である。

なお、この世界線のリュウヤはタイムジェットの発進要請にも応えずに彼等を見殺しにしており、その結果タイムレンジャーは最初にリバウンドした爆弾魔ジェッカーとの戦いで竜也を残して全滅している。


  • 改変世界A

Gゾードがギエンを殺害した事で「20世紀に大消滅が起きなかった」世界。

大消滅が起きなかった事によってその後の歴史が大きく変わってしまい、Gゾードが持つλ2000の影響もあって最終的には30世紀の世界が消滅してしまう。その為にこの歴史が発生した時点で、タイムレンジャー派遣の目的はGゾードによる歴史改変を防ぐ事に変わり、リュウヤがタイムジェットの派遣を許可した事でタイムレンジャーは全滅を免れた。

なお、リュウヤ自身は上記の正史世界とこの改変世界Aのいずれでも、最終的にタイムファイヤーとして派遣され戦死する。


  • 改変世界B

改変世界Aからリュウヤの介入によって更に分岐した、「Gゾードによる歴史改変が阻止された」世界。

大消滅が正史世界と同様2001年2月4日に発生している為、31世紀の歴史は正史世界とほぼ同じものだが、オシリス症候群の治療法が開発されているユウリの家族が生存しているドモンはグラップ界追放ではなく、1年の出場停止過去でタイムファイヤーとして死ぬ筈だったリュウヤはタイムファイヤーにならず、代わりに直人がタイムファイヤーとして死亡するという変化がある。

しかし、リュウヤは前述通り結局自分が死ぬ運命からは逃れられなかった。また、ユウリ達3人にまつわる歴史改変は実際に起きたという事実確認はされておらず、リュウヤはその後に4人の記憶を消去しようとした為、これらは4人を抱き込もうとした嘘の可能性もある。


  • 改変世界C

2001年2月4日に改変世界Bから、タイムレンジャーの活躍によって新たに分岐した、「大消滅の被害が最小限に抑えられた」世界。

この世界線での31世紀がどう変化したのかは直接描かれていないが、少なくとも31世紀の未来世界が消滅していない事は確認されており、過去と未来の両方が守られた世界線である。

後にドモンが登場した『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、この世界線がベースになっていると思われる。


関連タグ編集

未来戦隊タイムレンジャー 浅見竜也 滝沢直人 タイムファイヤー

ブラック上司 黒幕 自己保身


マスターブラック19年後に放送された戦隊のキャラクターで中の人繋がり。劇中の行動はリュウヤに近い事をしており、その時の表面上の言動もリュウヤに近かった。しかし、彼の場合はあくまで最悪の存在を封じる為に敵のふりをしていただけで、本来の戦士としての在り方はリュウヤとは真逆=竜也に近い人物である。

ある戦隊における真の黒幕であり、全ての元凶とも言える繋がり。利己的で個々の世界やそこに生きる人々の心情を軽視している点も共通しているが、こちらは最終的にそういった自分の考えを改めて主人公と和解している。

志葉薫:同じ脚本家の後年の作品に登場するキャラで、こちらも本来戦隊を率いる戦隊レッドになる筈だった人物であり、終盤に登場して主人公からレッドの座を奪って新たなレッドになった。ただし、こちらはリュウヤとは真逆の人格者にして理想の上司であり、最終的には自らレッドの座を主人公に返し、最後まで戦隊の味方であり続けた。

エアロヴァイパーウルトラ怪獣だが、自身が死ぬ未来を知って運命を変える為に行動した点が類似。

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