ギエン「歴史に定められた破壊だ!今日、私は神になる!!」(Case File.50)
スペック
全高 | 73m |
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全幅 | 57m |
重量 | 8500t |
出力 | 2400万馬力 |
概要
破壊兵器メカ・クライシスをベースにCase File.48でギエンが全てを破壊しつくすために建造した黄金の巨大ロボット。
自身と同じ黄金の外見も然ることながら、顔の表情もまるで「笑うギエン」本人を彷彿とさせる狂気に満ちたそれになっているのが特徴で、口部のビーム砲をはじめ全身を多数の砲門で武装、両手は鋭利な鎌型のブレードクローになっている。
これまでの破壊メカと違って有人制御式でギエンが自らの身体と機体を接続して操縦する。
時空を歪ませる程の強力なエネルギー源である「λ2000」で稼働しており、タイムロボαの時空剣をへし折るほどの出力を持つものの、防御力は高くない上に劇中でも一時的に機能が停止する不具合が見られる等不安定な部分もある。
Case File.19で使った破壊兵器ノヴァと同じく圧縮冷凍→解凍→リバウンド誘発というやり方で巨大化させられるとギエン自らが搭乗して街中で暴れ始める。対抗してきたブイレックスと交戦するが相手もλ2000で稼働していたことからギエンとブイレックスのλ2000が互いに共鳴し合ったことによって時空間の歪みによる大消滅が発生してしまった。
この時の戦いではブイレックスに勝利し、止める者がいなくなったことを受けて地上の破壊を続行するが、半日満たずで急速で完成させたがためか、ここでネオ・クライシスが異常を来たしたため一時撤退を余儀なくされる。
翌朝、破壊活動を再開しようとしたところで未来から帰還したタイムピンク達が操縦するタイムジェットγのガンマトルネードにより山岳地帯に吹き飛ばされ、一時的に機能停止する。
その後またしても活動再開し、タイムロボαの時空剣を折るといった抵抗を試みるものの、タイムロボβの攻撃で動きを止められた直後にタイムレッドの手でλ-2000をζ3に変換されたブイレックスの最大出力のマックスバーニングを叩き込まれて爆散。
同時に元凶となったギエンも体内のλ-2000を消滅させられ死亡したため、ようやく大消滅は終息した。
余談
- 作中では等身大戦は一度も行わなかったがスチール画では等身大状態でタイムレッドとタイムファイヤーと戦っている。
- 詳細は『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 2000 未来戦隊タイムレンジャー』を参照。
関連タグ
イジルデストロイヤー4世:21年後の終盤に登場したマッドサイエンティストの機械人間が自ら乗る巨大ロボットでベース機など近いものがある(ただし開発者兼搭乗者は主君に対する忠誠はギエンと真逆)。
グランディーヌ/ジルフィーザⅡ/サラマンデスドラゴン←ネオ・クライシス→センキ