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「お見事な初陣でございます、サラマンデス様。今までお育て申し上げた甲斐がありました」

CV:松野太紀


概要編集

災魔一族の王家に仕える執事にして錬金術師

丸眼鏡を掛けての様な長い鼻と鯰髭と言う顔が特徴で、ハエの顔の意匠の付いた漆黒の燕尾服を纏い、背中にもハエの羽根が生えた出で立ちをしている。因みにアップで見ると眼鏡の下の目は鋭く素顔はかなり怖い。

身分はサイマ獣より高く、事実上災魔4兄弟に次ぐ立場である。


呪士と名乗るだけあって様々な魔術を使い、真骨頂として災魔カードを駆使してマイナスエネルギーと融合させてサイマ獣を召喚する役割を担う。

更に、サイマ獣がゴーゴーファイブに倒された際には、その残骸に再生カードを投げ付け、死霊として復活及び巨大化をさせる今作の巨大化要員でもある。

他にも、様々な魔術に精通しており、彼の家には様々なカードが存在している他、魔術に関する書物等も多く存在する。


性格は基本的にはひょうきんであり、彼回りはギャグ要素が多く、常にシリアスで何かと殺伐としている災魔一族サイドでは、数少ない清涼剤と言えるキャラである。

しかし、一方で彼も災魔一族が宇宙を支配すべきだと信じて疑っておらず、人間を含めた他種族を見下して蹂躙する事にも躊躇いは一切ない。時には人間の命や心を利用した非道な作戦も実行しており、言動こそひょうきんだが決して共存可能な存在ではない。


また、自身が親代わりとして育てた童鬼ドロップを溺愛しており、彼が龍皇子サラマンデスとなった後も彼の側に立って活動している。

サラマンデスに対する溺愛ぶりは凄まじく、彼が死んだ後は酒に溺れる程に荒れた上、彼の仇を討つべく自ら行動もしている(この際には、姿が見えないディーナスコボルダの事を毒づいている)。


能力編集

サイマ獣を召喚する際は災魔カードをサイマ獣発生装置となる悪魔像の口に入れ、「悪の魔力よ、ここに集い我らがサイマ獣を生み出すのだ!アミアス・アミアス・アミディーヌ!」と呪文を唱える事で、マイナスエネルギーが集まりサイマ獣が召喚される。


そして、巨大化はサイマ獣の残骸に再生カードを刺し、「闇の世界の力よ、最後の力を!アミアス・アミアス・アミグロス!災魔復活!!」と詠唱するが、回によっては詠唱の描写を省略される事もある。

更に中盤になって登場するゴレムカードを使用する際は、「大魔女の祈りよ、更なる力を!アミアス・アミアス・アミゴレム!災魔転生!!」と唱えて強化復活を促す。


それ以外にはハエに変身する能力を持つ他、銃にもなる杖を武器としているが、その外見通り戦闘力自体は低い。

一方で、防御力(と言うか生命力)は意外と高く、ゴーブラスターのハイパーモードの直撃を受けても手傷を負うだけで済んでおり、少なくとも使い魔インプスよりは遥かに頑丈である。

総合的に見ると、決して前線で矢面に立って戦うタイプではなく、能力的にも後方支援に適した人材だと言える。


執事として編集

前述した通り、大魔女グランディーヌに代わってドロップを生まれた時から親代わりとして育て上げた人物である。実家があるらしいが、詳細は不明。

ちなみに他の兄弟達については彼が育てたのかは不明だが、『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』ではグランディーヌの命令で赤ん坊の頃のギルを闇地獄に捨てる場面が描かれており、少なくとも彼等が赤子の頃からグランディーヌに仕えていた模様。


ただし、彼が溺愛しているのはドロップだけであり、他の兄弟に対しては敬意を持って接してはいるものの、あくまでもドロップ=サラマンデスを常に優先して彼の側に立っている。

その為、サラマンデスが台頭した中盤以降は、ディーナスとコボルダからはサラマンデス側の存在として疎まれ始め、彼等の行動や作戦について事前に伝えられなくなった他、コボルダの作戦に口を挟んだ際には「お前はサラマンデスのお守りでもしていろ!」と一蹴されている。

彼の方も、サラマンデスに内密で動くディーナス達について「サラマンデス様に隠れて何をやっているのか」と影口を叩く等、回を追う毎に分断が進んでおり、この事からあくまで彼が直接育てて愛着を持っているのは、サラマンデスだけだと思われる。


一方で、グランディーヌに対しては彼女の事を心底恐れて絶対服従しており、基本的に上記のギルの件も含めて彼女が子供を捨て駒にする事にも表面上は一切意義は唱えない。

ただし、やはりサラマンデスだけは例外であり、彼が切り捨てられて幽魔地獄に置き去りにされた際は、彼を助けるべく幽魔地獄の情報を調べ、秘かにサラマンデスに接触して彼に脱出方法を授けて、結果的に彼を幽魔王サラマンデスに進化させている。


本編の最後には、グランディーヌに嘆願して回収していたサラマンデスの一部からサラマンデスを復活させるも、同じく復活させたジルフィーザと共に、サラマンデスもグランディーヌによってた巨大破壊神に変えられ自我を失って暴走し、最終的にはゴーゴーファイブによって倒された2体の爆発の煽りを受けて吹っ飛ばされ、そのまま首都某所の石川商店に激突すると言う形で生存エンドとなった。


その後『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』においてロンダーズファミリーに入るも、こき使われた挙句に殺人ボクサー・ボリバルと合体し、合成災魔ボリピエールとなってタイムレンジャーとゴーゴーファイブに戦いを挑んだ末、二大戦隊に敗れて死亡した。これにより災魔一族は名実共に滅び去った。


余談編集

モチーフはハエ執事


彼が呪文を唱える際によく用いる「アミアス」というフレーズは、「災魔(SAIMA)」のスペルの逆読みである。ただし、彼以外でも劇中で行われた災魔の魔術の詠唱にはほぼ必ず「アミアス」というワードが出ており、彼等の魔術の必須文句のようである。


上記の通り、ピエールの実家に関しては詳細は不明のまま終わったが、少なくとも「無限連鎖カード」が家宝として伝わっていた事実や、グランディーヌに災魔兄弟が生まれる前から仕えていた事から相応の名家である事は間違いなく、彼自身が当主である可能性も無くはない。


ハエをモチーフにした戦隊怪人は、『大戦隊ゴーグルファイブ』のハエモズー/ハエコング以来17年ぶりの登場となっている。


声を演じた松野氏は、今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となり、その後も多くのシリーズに怪人役等で出演する常連となる。

2年後の『百獣戦隊ガオレンジャー』では、時計オルグの声を担当している。


関連タグ編集

救急戦隊ゴーゴーファイブ 災魔一族 執事 使用人 ハエ


タンゴ・サ・イマ:キャラソン。


骨のシタリ:同じく本編では倒されずVSシリーズで倒された幹部怪人。

執事アチャ/執事コチャ:『超力戦隊オーレンジャー』における執事繋がりの幹部怪人。ただし、こちらは最終的には改心させられる形で生存している。


シュリケンジャー:中の人が3年後に演じるキャラ。

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