「時空の彼方で、奴等の息の根を止めてくれる!」
CV:矢尾一樹
概要
宇宙最強のボクサーを自称するロンダー囚人で、30世紀において500人もの人間を殴り殺した罪で圧縮冷凍されていた。
劇中での活躍
解凍直後は街中で暴れ回り、火災を引き起こしてタイムレンジャーを誘き寄せて一戦交える。
タイムレンジャーに圧倒され、プレスリフレイザーを受けて圧縮冷凍されかかるが、直後に呪士ピエールの魔力によって救われる。
その後、ピエールから闇の魔力を授かり、右腕が強化されると共に圧倒的なパンチ力と時空に歪みを生じさせる能力を得た。
そしてレアル、バーツ、ルピア、ディナール、シリングと共に再度タイムレンジャーとゴーゴーファイブの二大戦隊に挑み、彼等を別々の時代へ飛ばす。
自身はレアルと共に原始時代にて竜也とマトイを迎え撃ち、時空の歪みによって変身出来ない二人を追い詰めるが、ブイレックスによって歪みが修復されたため、再び変身が可能となったタイムレッドが放ったベクターエンド・ビートクロスに怯む。
現代に帰還後、タイムファイヤーとゴーゴーファイブによってゼニットを一掃され、更にレアル達を圧縮冷凍されてしまう。
ドルネロ撤退後、呪士ピエールの魔力によって災魔合身し、合成災魔ボリピエールとなり、その力でタイムロボシャドウαを一撃で分離させ、タイムロボαとタイムシャドウを圧倒する。
ベイエリア55が水没しているためゴーゴーファイブはゴーライナーを呼び出せなかったが、タイムロボαが時空の扉を通す事が出来たためゴーレッドが発進させ、タイムロボの胸部からゴーライナーとマックスライナーが出現する。
3分間の制限付きで合体を果たしたビクトリーロボの攻撃に怯むが、片手からの光線で反撃する。
しかし、ビクトリーロボはブレイバーソードのエネルギーをタイムロボαの時空剣に送り、更にタイムロボαはブイレックスに乗り、ボリピエールに対して『プレッシャープロミネンス』を放った。
プレッシャープロミネンスを喰らったボリピエールは再びボリバルとピエールに分離し、ボリバルは再び圧縮冷凍され、ピエールも昇天していったのであった。
余談
名前の由来はベネズエラの通貨単位『ボリバル』から来ている。
ちなみにこの通貨、当時の政変の影響等もあってか(アレほどではないが)暴落しており、2度のデノミを繰り返してなお2023年現在もハイパーインフレの真っただ中である。
声を担当した矢尾一樹氏は『激走戦隊カーレンジャー』にてOOバットンの声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は4年ぶり。また、5年後の『魔法戦隊マジレンジャー』では冥府神ドレイクの声を担当している。
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