概要
ゴーゴーファイブが擁する、列車型の大型輸送車両。
各車両とも全長50m前後と、99マシンやマーズマシンより一回りほど大きく、これらのマシンを内部に格納、災害現場まで輸送する役割を担う。基地であるベイエリア55への駐機時や、後述の合体時などには分離することもあるが、基本的には連結状態である「ファイブライナー」として運用されることが多い。
前述の通りゴーゴーファイブの他のマシンは勿論、一般的な鉄道車両と比較してもこれらを優に凌ぐ大型車両ではあるものの、発進シークエンスからも分かる通りゴーライナー用として専用に敷設された線路のみならず、一般の鉄道路線や道路での走行も可能としている。
さらに専用の線路が変形したカタパルトを介し、そこから空中へ飛び上がることで短時間ながら低空飛行も行える他、物語後半より登場したマックスライナーとも連結し6両編成の「スペースゴーライナー」として運用する際には、その名の通り大気圏を突破して宇宙空間にまで飛び出すことさえ出来てしまう。
以上の説明からも分かるように、ゴーライナーはスーパー戦隊シリーズの初期に多く見られた、所謂「大型母艦」に相当するポジションのマシンであり、基本的にはファイブライナー形態では99マシンを、スペースゴーライナー形態ではマーズマシンを、それぞれ運搬することが多い(※)。
一方で、単に合体前のマシンを輸送する目的のみで運用されることの多い従前までの大型母艦に対し、ゴーライナーはそれ自体にも変形・合体機構が備わっている点において趣を異としており、この変形合体によって完成するのが超巨大ロボ「グランドライナー」である。
(※ OVも含めると、作中では1度ずつ逆の組み合わせでマシンの運搬を行ったケースも存在する)
一覧
各車両の詳細は個別記事を参照。
各車両とも専用のコックピットを備えている他、ゴーライナー3には集合式のコックピットも用意されており、前出のグランドライナーへの合体時、そして合体後の操縦もここから行われる。
関連タグ
救急鬼ング:『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する敵怪人の一体。『ゴーゴーファイブ』にまつわる要素を複数含んでおり、ゴーライナーと同様に複数の車両からなる列車のような姿を、特徴の一つとして備えている