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星獣

せいじゅう

星獣とは、特撮テレビドラマ『星獣戦隊ギンガマン』に登場する巨大戦力の総称の一つ。
目次 [非表示]

「星獣・・・それは、銀河の平和を守るために戦う、神秘の動物たちのことである――!」

(オープニングナレーションより)


概要編集

宇宙惑星が、自らを守るために生み出した神秘の動物達。その誕生の経緯ゆえに、星を守る力であるアースを行使することが可能で、パートナーたる戦士との共闘によりその力もさらに増幅・強化される。人語こそ喋らないものの、戦士達とは自在な意思の疎通もできる。

基本的には有機的な姿である一方、後述の5大星獣のように故郷の星の力によって、メカニカルな銀星獣へと転生する能力も備わっている。また星獣の中には、ゴウタウラスのように元来が硬質な見た目の持ち主である「重星獣」や、後天的かつ人為的にメカニカルな姿へと変貌させられた鋼星獣といったカテゴリも存在する。

本能的に星を滅ぼす存在である魔獣や、それを利用して星の命を奪い続けている宇宙海賊バルバンは、星を守る宿命を帯びた星獣にとって、正しく宿敵ともいうべき間柄である。3000年前にバルバンが地球を標的とした際にも、ギンガレオンを始めとする5体の星獣達が、ギンガの森の住人である5人の戦士達にギンガブレス星獣剣を与え、共にバルバンへと立ち向かっている。この5人の戦士達こそ初代ギンガマンであり、以来現代に至るまでその系譜と使命は子孫達へと受け継がれている。


前述の通り人知を超えた力の持ち主である星獣であるが、彼らも独立した意思を持つ生物であることに変わりはないため、状況によってパートナーとの共闘を拒んだり、相手によって戦うことを躊躇う場合もある。また過大なダメージを受けた際には当然傷付き消耗し、最悪の場合は命を落とすことすらない訳でもない。

実際に、作中でも5大星獣がタグレドーの散布した猛毒を打ち消すために力を使い果たした際、それに後の鋼星獣達が故郷の星を滅ぼされた際、一度は落命・石化してしまった他、OV『救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン』ではグランドクロスの影響により、5大星獣が仮死状態に陥って海底に沈んでいたこともある。


一覧編集

詳細については各個別記事を参照。


5大星獣編集

作中において単に「星獣」という語句が出てくる際、その過半は以下の5体を指す場合が多い。


星獣ギンガレオン銀星獣ギンガレオン

ライオンに似た姿を持つ、ガレオン星出身の星獣。ギンガレッドパートナーであると同時に、5星獣のリーダー格でもある。


星獣ギンガルコン銀星獣ギンガルコン

飛竜(もしくは)に似た姿を持つ、ガルコン星出身の星獣。ギンガグリーンのパートナーである。


星獣ギンガリラ銀星獣ギンガリラ

ゴリラに似た姿を持つ、ガリラ星出身の星獣。ギンガブルーのパートナーである。


星獣ギンガベリック銀星獣ギンガベリック

に似た姿を持つ、ガベリック星出身の星獣。ギンガイエローのパートナーである。


星獣ギンガット銀星獣ギンガット

山猫に似た姿を持つ、ガット星出身の星獣。山猫に似た星獣。ギンガピンクのパートナーであり、作中に登場する星獣の紅一点でもある。


重星獣ゴウタウラス編集

特撮ワンドロその10:黒騎士ブルブラック

(※画像奥の星獣)

バッファローに似た姿を持つ、タウラス星出身の星獣。黒騎士ブルブラックのパートナーとして登場し、彼の死後はその遺志に従いヒュウガを新たなパートナーとした。


鋼星獣編集

ギガライノス 

に似た姿を持つ、ライノス星出身の星獣。

鋼星獣への改造によって、5台の分身獣「ギガホイール」への分離・合体機構を備えるようになった。


星獣

に似た姿を持つ、フェニックス星出身の星獣。

鋼星獣への改造によって、5台の分身獣「ギガウイング」への分離・合体機構を備えるようになった。


ギガバイタス

に似た姿を持つ、バイタス星出身の星獣。

鋼星獣への改造によって、他の二体の鋼星獣を分離状態で体内に格納できるようになった。


スペック編集

全長(星獣/銀星獣)体重スピード
ギンガレオン27m→28.5m(銀星獣)600t→1,200t(銀星獣)600km/h→700km/h(銀星獣)
ギンガルコン26m→27.5m(銀星獣)400t→800t(銀星獣)マッハ3(1,000km/h)→マッハ1.5(銀星獣)
ギンガリラ30m→32m(銀星獣)800t→1,600t(銀星獣)450km/h→500km/h(銀星獣)
ギンガベリック26m→27.5m(銀星獣)500t→1,000t(銀星獣)650km/h→800km/h(銀星獣)
ギンガット25m→26.5m(銀星獣)500t→1,000t(銀星獣)550km/h→700km/h(銀星獣)
ゴウタウラス32m3,500t600km/h
ギガバイタス120m→80m/57m→107m(全高)15,000t-

(※)ギガバイタスはクルーザーモードとスクランブルモード両方を記述。

なお、ギガフェニックスギガライノスなどは各項目を参照してほしい。


備考編集

諸般の事情から、従来の1号ロボに相当するギンガイオーの登場が遅れたこともあり、番組初期では5大星獣が生身の姿で巨大戦力として活躍する展開が数話に亘って継続した。そのためこれら5大星獣もギンガイオーとは別にソフビ人形として商品化されるというシリーズでも異例の商品展開が実現している。


関連タグ編集

星獣戦隊ギンガマン


ボイジャーマシン星獣99マシン/ゴーライナー/マーズマシン


電子星獣ドル:『宇宙刑事ギャバン』に登場するマシンの一つ。本作に登場する星獣と直接の関係はないものの、そのネーミングもあってか、『すごい科学で守ります!』ではその関連性について考察の対象とされたこともある

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