それは自由を 守る自在剣 高くかざして Oh!
テーマソング | 機刃をむけ!(坂井紀雄) |
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概要
その名の通り獣の牙のような湾曲した形状をしており、中心部には各人のパーソナルカラーで、ギンガマンの装備に共通する鋭い波状のラインが入っているのが特徴。
物語開始から遡ること3,000年前、初代ギンガマンが星獣たちより与えられた武器の一つであったが、バルバンとの戦いの中で魔人の一人・バクターに奪われており、後に現代においてバクターが作戦のため星獣剣を狙ってきた際、リョウマ達当代のギンガマンが逆にこれを利用して、機刃を奪還せしめたという経緯がある。
本体は縦に割るようにして展開することが可能で、この機構と内部に折りたたまれているグリップの変形を組み合わせることにより、後述の通り5つの形態へと変形させることができる。基本的には各メンバーの特性に合わせた形状に変形させて使用するが、いずれも専用形態という訳ではなく状況に応じて別の形態を使い分けたり、複数人で同じ形態を使用したりすることもある。
また個人武器として以外にも基本形態の機刃を全員が星型に合わせた状態から星獣のパワーを中心に集めてアースの破壊ビームを放つ「機刃の激輪」という合体技も使用できる。
このように武器として多彩な使い方ができる機刃であるが、それ以外にも重要な役割として「故郷の星からの膨大な力を五星獣へと伝達する」というものがある。
これは機刃を手にして、その膨大な力を受け止めるギンガマンに一歩間違えば命の危険を強いるものでもあり、そのため星獣達も当初はその役割の存在自体を秘匿していた。しかし、バルバンの作戦で命の危機に瀕したリョウマ達や人々を救うべく星獣たちが石化し、これを蘇らせようとした過程で偶然リョウマ達もこの事実を知り、命を賭して星からの力を星獣達へと送り込んだ結果、星獣達を復活させるのみならず銀星獣への大転生という新たな能力の会得にも成功した。
さらに、これに伴って新たに誕生したギンガイオーへの合体の際にも活用され、合体後に各自のコックピットにセットされることで操縦者のアースを伝達させる操縦桿ともいうべき役割を果たす。
各種形態
キバカッター
短剣形態。機刃の下部からグリップを伸ばした状態で、刃に星獣パワーを充填・増幅して炸裂させることにより、直径30センチメートルの鉄の扉を真っ二つにできる。
ギンガレッドが主に使用する他、グリーン・ピンクも使用したことがある。
キバショット
銃形態。下部を中心に本体を展開することでクロスボウのような形を取り、二門の銃口からアースを光線にして発射。鉄の扉をも溶かすほどの威力を発揮する。
ギンガグリーンが主に使用する他、他の全メンバーも使用したことがある。
キバクロー
鉤爪形態。本体を左右に大きく割り開いてグリップでコの字に繋いだ形状となっており、刃に敵を引っ掛けて投げ飛ばしたり、厚いコンクリートの壁でも切り裂くことができる。
ギンガブルーが主に使用する他、イエロー、ピンクも使用したことがある。
キバナイフ
小刀形態。グリップも含めて本体を左右に完全に分割した状態で、両手に持って敵を切りつけたり、投擲武器として活用されることもある。
ギンガイエローが主に使用する他、グリーン、ピンクも使用したことがある。
キバアロー
弓形態。本体を左右に大きく割り開いて一直線状にしたもので、銃口から光の矢を放つ他、双刃刀のように弓部分で切りつけることもできる。
ギンガピンクが主に使用する他、イエローと同時に発射したこともある。