プロフィール
概要
元々ヒュウガ自身がギンガレッドになるはずだったが、継承式の際に現れた宇宙海賊バルバンとの戦いで発生した地割れに落下し、その寸前に星獣剣をリョウマに託し消息不明となっていた。リョウマはその志を継ぎ、ギンガレッドに変身することになる。
しかし落ちた地底にはバルバンに敗れ傷ついた黒騎士ブルブラックが潜んでおり、ブルブラックはヒュウガを取り込むことで復活し、バルバンへの復讐を再開した。
最初はブルブラックの中でヒュウガは半ば眠っている状態だったが、己の復讐のためには他人の犠牲も顧みず、なりふり構わぬ行動を取るブルブラックの中でヒュウガの良心が目覚め、ブルブラックの心も苦しみを覚えるようになってゆく。
そしてヒュウガとその弟であるリョウマの姿を、自分と自分の弟に重ねた事でその行為を恥じたブルブラックは、命を捨てて地球崩壊の危機を救い、ヒュウガに黒騎士の力と称号、そして相棒のゴウタウラスを託して自らは散った。
ヒュウガ自身もリョウマ達と共に闘いたいという願いと黒騎士の意志を受け継ぐという思いで、ブルライアットを天にかざした。
こうしてブルブラックの鎧を纏う黒騎士ヒュウガが誕生するのであった。以降は6人目の戦士としてギンガマンや星獣たちと共にバルバンと戦う。
終盤では
三十七章でゼイハブ船長に見限られ、故郷を滅ぼされた上に姪イリエスを殺害されたことでゼイハブに復讐せんと企むブクラテスによってイリエスとの戦いでダメージを負い弱った隙を突かれゴウタウラスを捕獲され、やむなく別行動をとることとなってしまう。
三十八章ではゼイハブの星の命を破壊出来ると言われる斧、ナイトアックスを使えるようにするために「沈み草」を飲みアースを捨てて以後はブクラテス自身が海に沈められた際に生還するために使っていた星の命を使い修行しているうちに初めは利害の一致ということで協力していた彼らにも次第に信頼関係が芽生えていった。
そして四十九章でシェリンダによって瀕死の重傷を負わされたブクラテスからゼイハブの弱点は右胸の星の命であることを聞かされた後、彼の最期を看取りギンガマンと合流、そして最終章でのゼイハブとの一騎打ちで右胸にナイトアックスの一撃を決めるが、実はゼイハブは星の命をいつの間にか中央に埋め変えていたため攻撃は無意味に終わってしまい、さらにナイトアックスも破壊され変身解除した隙を突かれて生身の状態で攻撃を受けてしまう。
だが、第一章でリョウマにしたように彼に「星を守りたいという思いがあるかぎりアースは生まれる」と励まされたことでアースが復活、リョウマと共にW炎のたてがみでゼイハブの星の命を破壊することに成功、ギンガマンと共にゼイハブを倒しその直後に復活したギンガの森へ皆で帰還した。
余談
- 演じる小川輝晃氏は忍者戦隊カクレンジャーのサスケ/ニンジャレッドとして主演していた。戦隊レッドと6人目の戦士を演じたのは唯一の事例である。(ただし『戦隊の初期メンバー』と『6人目の戦士』を両方経験した俳優としてなら和泉史郎氏という前例がある)翌年の海外版ではレッドの吹替を担当した。
- 第1章から第25章の間に登場していた(偽者含む)際に着用していた衣装は恐竜戦隊ジュウレンジャーのゲキの衣装を流用した物である。そして第25章ではストーリーの関係で衣装がボロボロになってしまったため、第26章以降はリョウマたちに新しく仕立ててもらった黒騎士を模したような衣装(メイン画像参照)を着用している。