概要
黒騎士の専用武器である可変式の長剣。
普段は星獣剣同様に刀身を収納した状態で左腰に提げられており、引き抜く事で基本形態の「セイバーモード」として機能し、同時に持ち主を黒騎士に変身させる為の変身アイテムでもある。
「騎士転生」の掛け声と共に抜刀したブルライアットを掲げる事で、クリスタルから放出されたエネルギーが変身者の身体を覆ってその姿を黒騎士に変身させる。ただし、黒騎士ブルブラックの方は作中では変身する場面は無く、主に彼の遺志を継いだヒュウガが黒騎士ヒュウガに変身する際に使われる。
鍔に配された緑色のクリスタルにエネルギーを注入し、それによって80cmの厚さの鉄を斬り裂く程の切れ味を発揮する。地面に突き立ててクリスタルから結晶状の結界を張る事も可能で作中では自らの命と引換えに火山の爆発を食い止める際、ギンガマンを巻き込まない為に使用。
必殺技は跳躍からの前宙を経てエネルギーを集中させたブルライアットで敵を一刀両断にする「黒の一撃」と飛びかかりつつ敵を袈裟懸けに斬り裂く「黒の衝撃」である。
また、収納した状態からグリップ(セイバーモード時の柄も兼ねている)を変形させる事で射撃形態の「ショットガンモード」にもなり、発射されるエネルギー弾は巨岩をも粉砕せしめる。速射性にも優れているようでキバショットを装備したギンガレッドと撃ち合いを展開した際には使い手の実力の差も相まってこれに圧勝している。
こちらの形態の必殺技は、飛び上がって敵の頭上から光弾を浴びせる「黒の撃弾」。
ちなみにブルブラックとヒュウガの黒騎士としての差異は主にこのブルライアットの持ち方に表れており、前者は逆手で振るい、後者は順手で構えるスタイルをそれぞれ取っている(実際にヒュウガとブルブラックの関係を疑っていたリョウマも、この戦闘スタイルの違いもあって一度は両者は無関係だと判断した)。
関連タグ
カクレイザー:『忍者戦隊カクレンジャー』に登場する武器の一つ。鞘に納めた状態では銃としても活用可能な、剣型の武器という点でブルライアットとの共通項が見られる。