ギガノイド欠番「うっかり者」
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ぎがのいどけつばんうっかりもの
ギガノイド欠番「うっかり者」とは、ヴォッファが劇場版で活躍させるべく生み出したのに間に合わなかったギガノイドである。
ヴォッファがハイドン作曲の交響曲第60番「うっかり者」をモチーフに、劇場版内で丹精込めて作っていた究極のギガノイド。
デザイン画では胸部の真ん中に顔が有る四角い胴体をしており、うっかり八兵衛宜しく左手には笠を思わせる盾、右手には団子を思わせる槍の武装がある。
普段筆の遅いヴォッファにしては珍しくかなりノリノリで作曲しており、彼自身にとっても傑作だったのだろうが、製作スピードの遅さが災いし、完成した頃には劇場版の上映時間が終了してしまった。
苦し紛れに上記の台詞を叫んでいたが当然出られる筈も無く、どの様な能力を持つのか全く明かされぬまま本編は終了して次の『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』の上映に切り替わる。
エヴォリアン壊滅後の消息は不明。
モチーフはうっかり八兵衛。
外見は不明だったが、『特撮ニュータイプ』2003年11月号のコラムに漸くデザイン画が掲載された。当初は「『劇場版 仮面ライダー555』のエラスモテリウムオルフェノクがこのギガノイドなのでは?」というファンからの(※冗談交じりの)疑惑の声があった事も紹介されていた。
尚、スーパー戦隊シリーズの怪人が仮面ライダー作品で登場するのは、6年後の『仮面ライダーディケイド』でシンケンジャーの世界におけるチノマナコの登場で実現する事となる。
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