概要
1995年4月15日に東映スーパーヒーローフェアの一編として上映された超力戦隊オーレンジャーの劇場版。
同作品に登場した怪人のうち、ジャグチャックは後にテレビシリーズ第31話にてバラジャグチとなって復活、その際に今作の出来事についてもわずかながら言及されている。ストーリー的には反戦色の強い不条理劇といった趣であり、スーパー戦隊シリーズの劇場用作品としてはひと際異彩を放っている。
登場する4人の子供たちにスポットが当たっており、オーレンジャーの活躍がメインでない事も特徴。いつもは中心になって活躍するオーレッドでさえ、ネコシグナルの幻影に惑わされ、ジャグチャックには放尿を浴びせられ空中で何度も廻され、ロッカーナイトに投げ縄を首に掛けられ馬に引き回される等強敵に嬲られてばかりで目立った活躍が無い程である。
今作を最後にスーパー戦隊シリーズの単独劇場版は『百獣戦隊ガオレンジャー』の劇場版「火の山、吼える」まで長い休止期間に入ることとなる。
関連項目
劇場版忍者戦隊カクレンジャー←劇場版超力戦隊オーレンジャー→火の山、吼える