「ウォースター帝国の逆襲だァァーーッ!!」
データ
身長:205cm
体重:197kg
出身星:デサプオダ星
特技:不明
任務:ギョーテンオーの側近として惑星の虐滅を全力で援護する
趣味:トランペット
概要
2010年公開の『天装戦隊ゴセイジャーエピックON THEムービー』に登場。
宇宙虐滅軍団ウォースターの残党で、超新星のギョーテンオーの共々「宇宙を荒らし回る」という任務を与えられ、別動隊として他の星に攻め込んでいた(なのでウォースター壊滅後も生き残っていた)。ギョーテンオーの補佐として破壊活動をアシストするのが役目。
容姿・性格
モチーフがシュモクバエなので、シュモクバエ同様に突き出た両目と長い口吻が特徴。この口吻は笛を吹くのに適しており、その為の肺活量もズバ抜けている。
常に人を食ったような態度を取り、英語交じりの独特のしゃべり方が特徴。ラッパを吹くからか「プップクプー」が口癖。
武器は「シュモク刀」と呼ばれる2つの刃が付いた短刀で、この武器はブーメランのように投擲する事も可能。
劇中ではギョーテンオーと共に地球を滅亡させる為、ラシルが持ち逃げして地球に落としたラグナロクの角笛を狙った。
劇中での活躍
ドレイクの敵討ちに燃えるギョーテンオーと共に地球へ襲来。ラシルが地球に落下させたラグナロクの角笛の破片で或る隕石を狙って行動する。
彼女がすり替えた破片ともう1つの破片を合わせて復活させた角笛を吹き鳴らし、とうとうラグナロクを誘発。上記の台詞を吐いて「ウォースター帝国の逆襲」を高らかに宣言し、そのまま地球を滅亡させんとする。
それを阻止する為にゴセイジャーが駆け付けた事で交戦となり、シュモク刀を武器にピンクとイエローの2人を相手に立ち向かうも、ウォースターとの戦いを乗り越えてより強くなったゴセイジャーに敵うはずもなく、ゴセイシャイニングを喰らい、石化して砕け散った。
余談
モチーフのシュモクバエは両目が長く突き出たハエの一種で、出身星の由来もその英訳である「diopsoidea」のアナグラム。名前の由来も映画『ディープ・インパクト』から来ている。
「ディープ・インパクト」は彗星によって引き起こされうる人類滅亡の危機を描いた作品であり、隕石を巡る攻防を描いたエピックON THEムービーの内容を想起させる。なお、ラストも生き残った人間たちが文明の再建を目指した歩き出すというものであり、ゲストのラシルの立場にそっくり当てはまる。ちなみに相方のギョーテンオーの由来になった「キャプテンEO」の要素も補完している。(詳しくは超新星のギョーテンオーの記事にて)
声を演じた島田氏は『炎神戦隊ゴーオンジャー』のチラカソーネ以来、2年振りのスーパー戦隊シリーズ出演となった。(また、『侍戦隊シンケンジャー』の講談社特製DVDではナナシの声を担当。)翌年の『海賊戦隊ゴーカイジャー』ではサタラクラJr.の声を担当している。
劇中でデインバルトが口にした上記の台詞は『スター・ウォーズ』シリーズ第2作『帝国の逆襲』が元ネタで、島田氏は主人公であるルーク・スカイウォーカーの吹き替えを務めた事が有る。
巨大化どころか爆散せず、石化して砕け散る最期は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の臨獣拳士達を思わせる演出だが、当作品の監督を担当した渡辺勝也氏は『ゲキレンジャー』本編の監督を数話担当しており、島田氏も臨獣バブーン拳ヒヒ役で出演している。
関連タグ
シュモクバエ ディープ・インパクト エピックON_THEムービー
グンダジーム:13年後で島田氏が演じる虫モチーフの戦隊怪人でこちらもよく喋る。
クサレ外道衆→超新星のギョーテンオー/超新星のギョーテンオー→ロスダーク