「内閣改造!ガイアークはチェンジする時ナノーネ!世界中の空を、海を、陸を汚しまくり、散らかしまくるノーネ!」(GP-47)
CV:島田敏
概要ナノーネ
ガイアークの危官房長官。害気目出身。一人称は「私(わたし)」で、語尾に「ノーネ」「ナノーネ」を付ける。
総裏大臣ヨゴシマクリタインの女房役として、サウンドワールド、マジックワールド、プリズムワールドを滅ぼしてきた実力者である。
星型サングラスのような右眼から破壊光線の如き閃光を放ち、接近戦でも「天地羅苛死憲法(てんちらかしけんぽう)」なる格闘術を用い、そのずんぐりした体躯に見合わない素早い動きで敵の捌き打撃を叩き込むなど、攻撃の間合いを問わず戦える。そして後述の技により周囲をゴミだらけの世界にする事ができる。
その力でゴーオンジャーの攻撃をことごとく跳ね返し敗北させたが、グリーンとブラックの連携、ジャンクションライフルの攻撃を跳ね返している隙を突かれ、発射されたウイングブースターとハイウェイバスターを受け敗北。その直後、ドッキリウムエナジーを飲み、超産業革命を起こして巨大化する。
エンジンオー、セイクウオーを合体解除に追い込むが、ガンバルオーに気合で負け、最期はガンバルグランプリのエネルギーを受け止めきれずに爆散した。
「受け切れないノネぇぇぇぇ!!」
だがヨゴシマクリタインはチラカソーネの活躍など当てにしておらず、自ら現れた彼をガンバルオーが踏み潰そうとするも阻止され、彼の最大奥義「正義解散」を受けてガンバルオーを構成する炎神達が消滅。範人と軍平も変身解除させられ、消滅するのだった………。
私が使う技ナノーネ
- 秘技・天地逆転(ひぎ・てんちぎゃくてん)
敵の(飛び道具等の)放出タイプの攻撃エネルギーを両手で受け止めた後、麺類やパンの生地の如くこねて紫色の球体にし、人間ポンプの要領で口に入れ飲み込んだ後に威力を倍にして吐き出して反撃するカウンター技。ただし、吐き出して反撃する最中に別の所から飛んできた放出タイプの攻撃には対応できないという欠点がある。
- 天地羅苛死憲法(てんちらかしけんぽう)
その名の通り拳法のような構えと動きで、敵の攻撃を躱したり打撃を叩きこむ。
また演武のような動きから突風を発生させ、それにより相手を吹き飛ばしたりすることも可能である。
- 秘技・天地無用(ひぎ・てんちむよう)
人文字で×を描くように両手を掲げることで破壊エネルギーをまき散らし、周囲を壊して建築物の瓦礫や残骸などを散らかす。
胴体前面の×の字から×の字型のエネルギー弾や×の字ビームを放出して攻撃するパターンもある。
余談ナノーネ
名前の由来は「利かん坊+官房長官」と「散らかそうね」から(名前の響きからして第71-73代首相にもかけていると思われる)。
声を担当した島田敏は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にて臨獣バブーン拳ヒヒの声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は3年連続となる。同シリーズにおいては、宇宙忍群ジャカンジャの六の槍サタラクラで知られるが、ジャカンジャの首領タウ・ザント役はヨゴシマクリタインと同じく梁田清之であり、6年ぶりに同じ主従関係となった。また、翌年の『侍戦隊シンケンジャー』特別編DVDではナナシ連中/スーパーナナシの声を担当した。
その後スーツはキレイズキーと共に『海賊戦隊ゴーカイジャー』の保蛮官チラカシズキーに改造され、チラカソーネの頭と手足が使われた。
海外版の私ナノーネ
パワーレンジャーシリーズのひとつ『パワーレンジャー・RPM』にも登場。ただしこちらは幹部ではなくアタックボッツ(海外における蛮機獣の名称)の1体として登場する。
199ヒーロー大決戦で復活ナノーネ
黒十字軍の復活怪人として巨大な姿で登場する。
ヨゴシマクリタイン、キレイズキーと共にスーパー戦隊ロボに挑むが、ギャラクシーメガのメガフライングカッター、アバレンオーのティラノドリル、大獣神の超伝説雷光斬りを立て続けに受け敗北した。