ガスドリンカーズ
がすどりんかーず
住民が機械の身体に魂を宿した生命体となっているアルゴル星人4人組で構成された、凶悪極まりないアリエナイザーの集団。その戦闘力も非常に高く、一瞬だけ時間を止められるという特殊能力を持ったデカゴールドを相手に勝利するほど。
人間を機械奴隷にするウイルス「金色の雪」を使用して第17銀河系レスリー星を壊滅させた凶悪犯達であり、次のターゲットを地球に定めて襲来する。
メンバー全員の共通点として左胸の周囲にタトゥーレリーフをしている。
アルゴル星人ヴォルガー
声/人間体:遠藤憲一
罪状:人間機械奴隷化及び惑星壊滅罪
ジャッジメント:デリート許可
ガスドリンカーズのリーダー。格闘術「ジャアクンドー」を駆使する。タトゥーは髑髏。
演じる遠藤憲一氏は、過去に忍者戦隊カクレンジャーで貴公子ジュニア/ガシャドクロを演じていた。
アルゴル星人ブランデル
声/人間体:田村円
罪状:人間機械奴隷化及び惑星壊滅罪
切り込み隊長。怪力の持ち主でバズーカを武器にしている。タトゥーはトカゲ。
演じる田村円氏は、過去に五星戦隊ダイレンジャーでザイドス少佐を演じていた。
アルゴル星人ウインスキー
声/人間体:岡本美登
罪状:人間機械奴隷化及び惑星壊滅罪
剣による速攻を得意とする。タトゥーはピラニア。
演じた岡本美登氏は、過去に電撃戦隊チェンジマンで副官ブーバ、光戦隊マスクマンで地帝忍オヨブー、ライブマンでドクター・アシュラ/毒島嵐、忍風戦隊ハリケンジャーでサーガインを演じており、更にデカレンジャー本編では、アブレラのスーツアクターやアラドン星人ギャンジャバも演じている。
名前の由来は粕取り焼酎の「カストリ」と「リカー(焼酎)」、「ドリンカー(酒飲み)」から。そしてアルゴル星人と言うの名前の由来も「アルコール」及び、ペルセウス座のβ星で悪魔の星とも称される変光星「アルゴル」。
メンバーも全てお酒の名前に由来しており、「ウォッカ」/「ジン」/「ブランデー」/「ウイスキー」、そして『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』に登場したバボンも「バーボン」から来ている。
デザインを担当した森木靖泰氏は『百化繚乱[下之巻]』にて、「ロボットなのか生命体なのかわからない感じにし、単色で塗ったボディに差し色としてメンバーそれぞれに刺青(スカル、ピラニア、トカゲ、サソリ)を入れた」とコメントしている。
人間体の姿、及び怪人体の声に関しては、何れも過去のスーパー戦隊シリーズで敵幹部を演じた事のある俳優が務める。