概要
通信衛星アークが知能を取り戻した際に、特殊なプログライズキー・アサルトウルフプログライズキーと共に作成した拡張モジュール。初登場は第14話。
特定のプログライズキーと接続し、変身ベルトに装填する事で仮面ライダーバルカンまたは仮面ライダーゼロワンを強化変身させる。
初期はアサルトウルフキーのものしかなかったため、或人と不破のどちらかの所有権は決まってなかったが、第18話で通信衛星ゼアによってシャイニングアサルトホッパープログライズキー用が複製されて双方使用可能になった。
機能
グリップにはプログライズキーに保存されている生物種のデータイメージ「ライダモデル」に部位置換・改造を施す改造データが内蔵されており、そのデータに基づいて武装特化型として運用するための特殊な強化「オーバーライズ」を行う。
側面にある赤いボタンは「EMGディスター」という遮断器で、緊急時に押下することでアサルトグリップのシステムが遮断されてプログライズキーへの事故波及を防ぐ。プログライズキーとアサルトグリップを物理的に切り離す分離ボタンでもある。
本来の機能としては、アサルトウルフの開発経緯の通り「通信衛星アークに接続し、ライダモデルを強化する」という危険なものであり、これがアサルトウルフが滅亡迅雷.netにしか使えないとされた理由と思われる。
シャイニングアサルトホッパーについても、アサルトグリップ使用時に「Warning,warning. This is not a test!」の警告が鳴ることから、やはりゼアの想定の上でも危険な接続に当たるものと考えられる(シャイニングホッパーキーとの連動はゼアが想定した"拡張プランの1つ"であり、アサルトグリップ専用の物ではない)。
これを踏まえて亡によりある事件の直前、アークに接続せず最初から人間が使う想定の改良型が作られている。
運用方法
アサルトウルフプログライズキーの後端に接続し、エイムズショットライザーで使用した場合は仮面ライダーバルカン アサルトウルフに変身。
シャイニングホッパープログライズキーに接続してゼロワンドライバーで使用した場合は仮面ライダーゼロワン シャイニングアサルトホッパーへと変身する。
- シャイニングホッパープログライズキーとアサルトグリップを接続した状態はシャイニングアサルトホッパープログライズキーという独自の名称になる。アサルトウルフプログライズキーは接続状態がデフォルトであるため名称は変化しない(なお分離状態のアサルトウルフキーが使用可能なのか、名称や機能に変更があるかは不明)。
変身後に上部の赤い入力キー「アサルトチャージャー」を操作すると「ライダモデル」にオーバーブーストをかけ、過負荷の状態にすることで必殺技に圧倒的な破壊力をもたらす「アサルトチャージ」を行う。
本編後に登場したダイアウルフゼツメライズキーを使ってライダーに変身する場合もグリップを装着しており、不破がゼロワンドライバーと併用して"仮面ライダーバルカン ローンウルフ"に変身した。
立体物
DXトイにてラインナップ。
DXアサルトウルフプログライズキーに同梱されている他、単体でもラインナップされている。
…が、入手方法の一つのアサルトウルフキーが諸般の事情で物流量が大幅に少なく、単体版はそもそもの数が少なかったためにプレ値販売が相次いだ(定価は単体だと400円ほどだが、中古では普通に10倍以上の値がついている)。
後にアサルトウルフキーがプレミアムバンダイで受注再販されたためある程度行き届いた他、後にDXダイアウルフゼツメライズキー発売時やSUPER BEST版でのアサルトウルフキーの再販時にも同梱されたために当初と比べれば大幅に改善された。しかし、プレ値転売そのものは未だに続いてしまっている。
余談
- カタログ発表時には「アサルトトリガー」と表記されていた。
- 仮面ライダー図鑑ではほとんど触れられておらず、「拡張モジュール」程度の情報しか記されていない。
関連タグ
シャイニングアサルトホッパープログライズキー シャイニングアサルトホッパー
- 極ロックシード:アタッチメントを介してだが、キーアイテムに接続する点で共通。
- ガシャットギアデュアルβ:2人のライダーで同じ物を使用し、状況によっては使用権を譲っていたアイテム繋がり。後にもう1つ作られ、最初に作られていた物は2号ライダーが所持し続けている点も共通。アサルトグリップと異なり、ギアデュアルβは大分期間が空いてからもう1つ制作された。