「アナタ……ワタシ……!」
CV:黒田崇矢
概要
ドライブサーガ第2弾『仮面ライダーハート』編に登場するロイミュードらしき怪人。
コブラ型をベースとしてスパイダー型とバット型が混ぜ合わせたかのような下級ロイミュードの集合体を思わせる不気味な姿をしている。
人間態は顔が見えないほど帽子を目深に被った浮浪者のような男性。
かつてロイミュードたちがコピーした人物のみを襲撃しているらしいが、その目的や正体は分かっていない。
一人称や二人称が変わったり、緩慢に動いたかと思えば急に襲い掛かるなど不安定な言動をしている。
正体
「オマエタチ……オレタチ。復元シタイ、再生シタイ……」
その正体は全ロイミュードのデータの破片から生まれた(ハート曰くプログラムの『バグ』)存在。
胸のプレートの数字は全ロイミュードのコアナンバー(001~108、劇中のブレンの発言ではチェイスの000も含む)を全て足し合わせた数字となっており、それに気づいたブレンの発言からハートに正体を看破された。
何らかの要因でハート、ブレン、メディックのコアの復活の影響で実体化を果たし、残骸データの寄せ集めである自身を新たな命として再生させようと本能的にかつてロイミュードたちがコピーした人物達を次々と襲撃し、その記憶を奪い取って吸収していた。
本来ならバラバラのデータが混在している影響からなのか動作及び言動はかなり不安定な状態となっていた。
戦闘力はそこまで高くないが、通常の下級ロイミュードと同じく両腕の指の先から紫色の破壊光弾を発射する能力を持っており、諸事情で以前の力を十分に発揮できないハートを苦戦させた。
だが、決死の覚悟で仮面ライダーハートに変身したハートたちの猛攻の前に敗れ去り爆散し消滅した。