本願寺「どうですか?カッコ良いでしょ!?中々決まってるでしょ!?ねぇ?良いでしょ〜コレ!仮面ライダー…純!!」
概要
沢神りんなが対ロイミュード用に制作した量産型の仮面ライダーマッハ。
量産型マッハドライバーと特状課キーを用いて変身する。
シグナルバイクを使用しないシステムのためコア・ドライビアは搭載されてないようだが、ピコピコ3号を背中に装備しているので問題なく重加速環境下でも行動できる。
また、排熱等の理由があるわけでは無いがマッハ同様バイザーは開閉することができ、そこから顔を出せる機能が付いている。
第44話に登場し、試作ドライバーを用いて本願寺純が変身。仮面ライダー純を名乗った。
しかし、試作型であったために「装着者の安全確保の為、装着者の意思を要せず自立行動して戦線離脱を行う」というシステムに不具合が生じ、変身してからある程度動いた後に体が固まり動けなくなるという事態に陥ってしまう。
当時は“真のグローバルフリーズ”が起きるまで間も無いという切羽詰まった状況だったこともあり、量産型マッハではなく小型軽量化されたピコピコ4号の量産を優先させる方針に決まった為、一回きりの登場で終わってしまった…。
スペック(想定)
身長 | 171cm |
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体重 | 62kg |
パンチ力 | 2.5t |
キック力 | 3.7t |
ジャンプ力 | ひと跳び6.0m |
走力 | 100mを7.0秒 |
一応各種データは記載されているが、システムが十全な状態で本願寺が変身した場合の推定もしくは憶測で記述されており、実際のスペックについてはかなり曖昧なものとなっている。
なお、装着者によってスペックは変動するらしい。
派生作品
ドライブの後日談となる『超MOVIE大戦ジェネシス』にも登場する。
上記の不具合も改善されたようで、ついに実戦へと投入…というよりは本願寺が勝手に駆けつけ変身し単身でダヴィンチ眼魔に戦いを挑み、彼に向かってライダーキックを放つ。
出オチで終わった仮面ライダー純の活躍がとうとう見られるのかと思いきや……ダヴィンチ眼魔に一発で倒されてしまった。
また、「ファイナルステージ」では追田現八郎が変身する仮面ライダー現八郎が登場した。
余談
- 変身者
変身者第1号の本願寺を演じる片岡鶴太郎氏は2015年時点で60歳(と8か月と10日)であり、当時54歳で仮面ライダーソーサラーを演じた陣内孝則氏を抜いて最高齢仮面ライダーを更新することとなった(正確には、元祖ライダーたる藤岡弘、氏が『仮面ライダー1号』にて当時69歳で変身しているため、「初めてライダーに変身した年齢が最も高い人物」となる)。
後に竹中直人氏演じる仙人版仮面ライダーダークゴーストを含めればタイ記録(月単位でいえば片岡氏のほうが3か月ほど長い)となる。
- 『仮面ライダーじゃない』?
『仮面ライダー純』と自称しているものの、公式のライダー図鑑の絞り込み条件では『仮面ライダーじゃない』に該当する。それどころか量産型「仮面ライダー」マッハと明記されながら、この絞り込み条件にぶち込まれている(『量産型』と言う単語で打ち消されたのだろうか)。
関連タグ
仮面ライダーG3マイルド:量産型マッハと同じ量産予定だった警察ライダー。本編終了後の時代として描かれている「仮面ライダージオウ」では、マイルドではなく通常のG3が量産されて現場の警官たちに配備されていた。
ゼクトルーパー:(量産型ライダーシステムのようなパワードスーツ的装備ですらないが)対怪人用の防護服と武装を複数人分そろえて編成された対ライダー怪人組織の特殊部隊。