『クロスオン!』
概要
ホッパー1とスチームライナーを装填したガッチャードライバーにエクスガッチャリバーを装着し、レベルナンバー10のライドケミーカードをエクスガッチャリバー側のスロットに装填することで変身する仮面ライダーガッチャードの強化形態。
劇中では、ユーフォーエックスが一ノ瀬宝太郎にエクスガッチャリバーのもう一つの使い方を教えてくれたことでスーパーガッチャードに変身できるようになった(なお、この時脳内ビジョンのようなものが流れていたが、これは後にとある存在が見せていたものだと公式サイトで判明した)。
形態の1つであるクロスユーフォーエックスが第13話から登場。
クロスエックスレックスは第14話から登場、第15話より本格的に参戦。
玩具ではレベルナンバー10のカードには対応しているので、他の10のカードを使った形態が登場するかは今後の放送に期待である。
なお、映画では仮面ライダースターガッチャードという上位互換の形態が登場している。
また、ガッチャードライバーに装填するカードは指定されていないため、設定上ではライトニングジャングル素体のクロスユーフォーエックスや、バーニングゴリラ素体のクロスエックスレックスにも変身可能だと思われる。
外見・特徴
ベース自体がレベル10ケミーの力を受けて超強化改造が施された「スーパーライダケミドール」に変化。複眼の色はオレンジからブルーに変化している。素体の段階で既にスチームホッパーに近似した形のアーマーを装着しており、色は通常のガッチャードと異なり紺が基調となった。
そこに更にレベル10ケミーが変化したアーマーを纏う形になっている。
また、素体自体がスチームホッパーの持つ「スチームコンプレッションの加圧による増強能力」を有しており、あらゆる攻撃力が大幅に強化されている。
変換炉は変換効率が急上昇した「スーパーパッションアタノール」へとパワーアップ。
ゴーグルも引き続き装備しているが、こちらは各形態固有の物になっている。
ただし、アーマーを上から装着している都合上ワイルドモードへの変形能力はオミットされており、何らかの要因でワイルドモードになるには一度クロスオンを解除して元のガッチャードに戻らなければならない弱点もある。
形態
クロスユーフォーエックス
『マーベラスオカルト!』
『ガッチャーンコ!X!』
『UFO-X! スーパー!』
ユーフォーエックスのライドケミーカードを装填して変身する形態。
クロスエックスレックス
『グレイトフルエンシェント!』
『ガッチャーンコ!X!』
『X-REX! スーパー!』
エックスレックスのライドケミーカードを装填して変身する形態。
余談
- 戦隊では強化や強化合体で頻繁に使われる「スーパー」の接頭語だが、ライダーの名前に直接付いているのはスーパー1以来。スーパーと名の付いた形態としてはスーパーヒーロー戦記以来。
- 登場後すぐにデイブレイクが出てきたため最高戦力でいれた期間こそ短かったが、その後登場したガッチャードの強化フォームであるファイヤーガッチャードは"オーバーヒート"、アイアンガッチャードは"禁術故に負荷が大きい"欠点を抱えているのでどちらも長時間の安定した運用には適しておらず、結果的にスーパーガッチャードに出番が回ってくる展開が所々で見られている。また、特に副作用の見られないプラチナガッチャード登場後も特殊能力を使うために度々変身しており、最強フォームのレインボーガッチャードに至ってはガッチャーブラザーズとして召喚が可能と近年の強化形態が激増した中での初期強化形態では珍しく、作品全編に渡って活躍の機会に恵まれている。
関連タグ
ガッチャードの中間フォーム
スーパーガッチャード→ファイヤーガッチャード