概要
ベルトそのままの状態の名称はキバットの止まり木となるキバックルであり、これにキバットバットⅢ世が付いた状態になって初めてキバットベルトと呼ばれる。
渡が変身を決意するといくつもの鎖が絡み合うようにして腹部に出現。左右のフィッティングウインチが渡の腰に装着され、中央の止まり木パワールーストにキバットがぶら下がることで変身する。
左右にはフエッスルをストックするフエッスロットが装備されており、右側にウエイクアップ、ドラン、ブロン、左側にフォームチェンジ用のガルル、バッシャー、ドッガと各3個ずつセットしている。ベルト中央のマジックサークルはキバットの体をしっかり固定すると同時にキバットが得たモンスターの力を伝達する。
ちなみにテレビ本編と玩具版では「ウェイクアップ」の音声が異なるが、これはキバット役の杉田智和氏による音声収録が放映前に行われていたためである。映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では玩具版の音声が使われている。
なお、次回作となるディケイド以降変身ベルトは「○○ドライバー」という名称で統一されたため、次の名称に「ドライバー」が入らない変身ベルトは令和まで待つこととなる。
DX版
2008年2月9日に「変身ベルト&フエッスル DXキバットベルト」の商品名で発売。
キバットバットⅢ世とキバックルの他、6種のフエッスルと左右のフエッスロットが付属する。
開口用ボタンを押すことでキバットのアゴが開き、その牙にある噛みつきボタンを押すことで変身待機音が鳴り、待機中のキバットをキバックルにセットすることで変身音が鳴る。
変身後は各種フエッスルを読み込ませて遊ぶことができる。
フォームチェンジ状態でキバットの噛みつきボタンを押すと、そのフォームの必殺技待機音が鳴る。
COMPLETE SELECTION MODIFICATION版
2019年12月6日にCSM第25弾として発表され、CSM第26弾のタツロットとの同時予約開始となった。DXやプロップ版であった開口用のボタンが目立たない造りになっている。この開口用のボタンは90°回転出来る様になっており、DX版やプロップ版の擬似的な再現が可能。変身音声は基本・派生から最強フォームであるエンペラーフォーム、更には飛翔態やドガバキエンペラーフォームまで完全再現可能である。ただし、武器はCSM化されなかった為、ガルル、バッシャー、ドッガの3形態はフォームチェンジ後にキバットの噛み付きボタンを押すことにより発動可能。ドガバキフォームは、変身モードがあり、そこからガルル・バッシャー・ドッガのフエッスルを順番に吹かせる事により変身可能。
また、キバフォームと飛ばしてからガルルフォームへの変身等も再現されており、劇中では行ってなかったいきなりバッシャー、ドッガへの変身も可能になっている。
モードチェンジにより、風邪気味の状態やキバットバットⅣ世の再現も可能。
このCSMの最大の特徴として音声認識により会話を再現可能、無線「送受信」によるタツロットとの連動、加速度センサーによる羽ばたきの再現等が挙げられている。
こちらだけでも遊び応えはあるのだが、エンペラーフォームや飛翔態等はタツロットが無いと再現出来ない為、やはりタツロットとセットで完成されると言っても過言では無いだろう。
因みに、キバット演じる杉田智和氏の収録はこの手の収録では珍しく2回にも渡ったとの事。