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「俺の名は『二階堂守』。まだ幹部ではないが、それに最も近い存在として万灯さんの信頼を得ている。俺の仕事はこの街のエネルギー管理。そして.....番人だ!」


「敵を招き入れるつもりか?恥を知れ。」


CV:乃村健次


概要編集

第30話「pは悪魔だ3/暗躍する魔手」から登場。

裏風都を拠点そして暗躍する謎の組織のメンバーの1人。


リアクター・ドーパント人間態であり、サングラスを掛けたダンディな髭面が特徴的な大男。

まだ組織の幹部の証である『ガイアドライバーrex』は支給されていないが、その実力を認められて準幹部の地位を与えられており、 “裏風都” のインフラ整備や街の番人としての役割を任されている。

また、それに伴い街のインフラ整備を担当する数多くのロード・ドーパントを配下として従えている。


シルバーメモリの1つ「リアクターメモリ」の適合者であり、それ故に自身の体に触れただけで触れた相手が焼けただれてしまう程の、超高熱エネルギーが体内に蓄えられている。彼の身に着けている衣服などは特殊な耐熱処理が施されたものであり、更にその熱エネルギーによって自身がメルトダウンを起こさない為に、定期的に冷却装置で体を冷やさなければ命にかかわる体質と化してしまっている。

尚、戦意が高揚した時など、着用しているサスペンダー前に引っ張って強烈に鳴らす奇癖を持つ。

「さぁ、火がついちまった」と自身の能力にかけた台詞も特徴。


準幹部の地位を獲得している点からも分かるように、彼もまた “ハイドープ” と呼ばれる長年のガイアメモリの使用により特殊能力をその身に得た人物であり、サングラスを外して目から高熱線を発射する力(恐らく放熱作用の攻撃転用と推測される)を身に着けており、その力に覚醒した為なのか、その瞳は白と黒色が反転したかのような不気味なものとなっている(本人はコミックの超人のようと語っている)


自身の力を高く評価し、認めてくれた組織のリーダー格である万灯に心酔し、彼のような超人になりたいと憧れており、街を守るためならば自身の命すらも投げ出す強い忠誠心を持つ男で自身の冷却装置の部品を開発させ、諸事情で街へとやって来た招かざる客の蘭堂廉太郎を巡る事件でダブルとやむなく対戦(万灯からは「ライダーと関わるな」と警告されていたが、内心では「彼に早く認められたい」「ライダーと戦って倒したい」とも思っていた)。


口も巧く、町工場の蘭堂 廉太郎に仕事を依頼した際、過去の経験から製作したパーツが兵器の一部に使われることを懸念していた彼に対し、

「この部品が他人を傷つける事はない(=自身の冷却装置だから)」と目的をはぐらかしていた(結局二階堂自身がドーパントと化して他者を襲う役割にある為、詭弁以外の何物でもない)。



活躍編集

廉太郎を捜索していた仮面ライダーWアクセルと「鉢合わせ」てしまった二階堂はリアクターに変身し、その熱量と変身者自身の高い戦闘能力によって互角に繰り広げ、両者を圧倒。

さらに大量の部下のロード・ドーパントを召喚し、彼らに裏風都との出入口を作らせ、ライダー達を無理矢理風都に送還。ロードは廉太郎の鹵獲にあてがわせた。


しかし、裏風都に迷い込んだときめが廉太郎を保護、自分達の部下が裏風都から帰還する際に開けたゲートを利用してついてきた結果、2人にゲートの先にあった冷却装置を見つけられてしまう。

目から放ったビームで威嚇しつつ、二階堂は自身と冷却装置の関係を明かし再び協力を求めたが、廉太郎に尚も力添えを頼むが突っぱねられ、ときめ共々亡き者にしようと再度目からビームを放つもエクストリームメモリに防がれる。


そこへエクストリームメモリを放った主=自身の目論見を看過したフィリップ左翔太郎が現れる。2人は上記の弱点を見抜いた上で冷却装置から発せられる高周波をスパイダーショックに辿らせて、冷却装置の在り処を突き止めたのだった。

続いてアクセルが引き連れたガンナーAに冷却装置を破壊されてしまい、そのまま激昂のままに決着に突入する。


最期編集

しかしW・エクストリームの能力の前に劣勢へ追い込まれてゆき、プリズムビッカーの必殺技『ビッカーファイナリュージョン』を決められそうになり、近くにいたときめを人質にとりプリズムビッカーを捨てるよう要求しつつ逃げようとする。


「大人しいな。もっと助けを乞え」

ときめ「そんな必要はない。あの2人は私を見捨てないし、あんたも許さない···!」


要求通りにWはプリズムビッカーを投げ捨てる···が、手の中には1本のメモリ


「メモリだけ残した!?」


空中へ飛び上がったWをビームで撃ち落とそうとするも、躱されてときめを奪還され、そのまま『ダブルプリズムエクストリーム』によって膨大なエネルギーを体内に叩き込まれ、体内の熱暴走が一気に臨界点を迎え大爆発しメモリブレイクされる。


「膨大なエネルギーが体内に…! 俺が…リアクターがもたん! ぐぅぁぁぁぁぁっ!」


その際に自身の部下達が “裏風都” へと逃げようと街へのゲートを開いたため、ライダー達から街を守るべく逃げようとした部下達を処刑した上で自身の体に貯えられていた膨大な熱エネルギーを一気に解放し自爆。

自身の命と引き換えに扉を閉めると裏風都の中で肉体半分となった状態で憧れの万灯の腕の中で詫びを入れながら、彼に看取られる形でその命を散らした。


万灯自身も「君という才能を失うのは惜しい」と憐れみの声をかけられており、相当信頼されていたと窺える。


「俺も……あなたのような、真の超人に…………なりたかった……」


裏風都の幹部では最初の戦死者となった。


千葉秀夫万灯雪侍はスペアのリアクターメモリを所有しており、二階堂亡き後は街のエネルギー生産に必要なこのドーパントになれる後任を探していた。

だが、流石の裏風都でも彼程の逸材がそう簡単に見つかるはずもなく、毎回制御できずに炎上してしまい、変身者だけを始末してメモリを回収……を繰り返している模様。


余談編集

名前の由来は苗字が「二千円札」、名前が「守礼門」からと思われる。


演じた乃村氏はゲーム版『仮面ライダーV3』のヨロイ元帥以来の出演となる。

後に『仮面ライダーガッチャード』でレスラーGのCVを担当した。


関連タグ編集

風都探偵 裏風都 リアクター・ドーパント

忠臣


筋肉モリモリマッチョマンの変態:サウn……冷却装置から出てくる瞬間が。


ターミネーター:同じく冷却装置から出てきた際に似た構図になっている。


???:後任。


大杉忠太wの2年後登場する仮面ライダーに登場する人物でサスペンダーを引っ張り鳴らす行為に共通点を持っている。


ジャック(ONEPIECE):演者が同じ乃村氏、幹部の中でも一番の巨漢、に対して強い忠誠心を持つ、格が上の幹部にブラキオサウルスの能力者がいるなど共通点が多い。

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