ピクシブ百科事典

カイドウ(ONEPIECE)

かいどう

カイドウ(KAIDO)とは少年漫画『ONE PIECE』に登場する大海賊である。
目次[非表示]

ウオロロロ… おい お前 教えてやれよ 同世代のバカ共に!! 『早く逃げろ おれ達がやってたのは』『海賊ごっこだった!!』…ってよ!!

『古代兵器』の存在は!! 世界に“恐怖”と“戦争”をもたらすだろう!!! 覚悟しろ それこそがおれ達の望む暴力の世界!!!

浅いんだよ… そんな力じゃあの時の傷は 開きもしねェ………!!!

この記事は単行本・アニメ未収録のネタバレ情報を含みます。

概要

百獣海賊団総督。元ロックス海賊団海賊見習い。そして「四皇」の一人でもある。
四皇の中でも特に凶悪な人物として知られ、マリンフォード頂上戦争では戦争に介入しようと動き赤髪海賊団と小競り合いを起こした。

"ジョーカー"との取引で入手した人造悪魔の実SMILEによる動物系能力者の軍団を組織。ワノ国の将軍・黒炭オロチと協力関係を結びワノ国を支配していた。

"白ひげ"エドワード・ニューゲート亡き世界の大海における事実上の世界最強の海賊であり、「この世における最強生物」と称されるに相応しい怪物の中の怪物である。

プロフィール

本名カイドウ
CV玄田哲章
所属ロックス海賊団見習い→百獣海賊団総督(単行本のキャラ紹介では、肩書きが「船長」となっている)
肩書き四皇
異名百獣のカイドウこの世における最強生物明王
懸賞金46億1110万ベリー存命の海賊の中では最高懸賞金額
武器金棒
笑い方ウォロロロ
誕生日5月1日
星座おうし座
趣味自殺
悪魔の実ウオウオの実 モデル“青龍”(動物系幻獣種
覇気覇王色、武装色、見聞色
拠点偉大なる航路 新世界 ワノ国 鬼ヶ島


人物

外見

百獣のカイドウ


第1部 サバイバルの海・超新星篇より、何度も話題に出ながらも長らくその姿を見せなかったが、ドレスローザ篇終盤の795話にて遂に登場。
極めて荒々しい外見と性格をしており、ビッグ・マムに比肩するほどの体格とユースタス・キッド達の数倍はある巨体。顔つきは面長な小顔で眉毛が無く(後述の能力の発動の際には眉毛が生える)、眼窩上隆起で発達した眉骨辺りと目の下部にある複数の縦皺、常に額に浮き上がった血管、血走った目など見る者に恐怖を与える威圧感のある人相。を想起させる長いナマズ髭(20年前は現在よりナマズ髭が短かった)とギザギザの顎ひげやうねり上がった腰程まである黒いザンバラの長髪、オーズのような巨大な二本角、左上半身に刻まれた骸骨と鱗のような赤い刺青が特徴。脇腹にある十字の傷跡は20年前、ワノ国九里の大名・光月おでんとの戦いの際によるもの。
服装は体に羽織った紫色の和服と毛皮のマント、横綱を想わせる大きな綱を腰に巻き、暗めの色のズボンとブーツ、両腕にはトゲ付きのブレスレットをつけている。20年程前は和装ではなく、マントの下にジャケットを着て自身の海賊旗マークのあるベルトを締めた世紀末風の衣装であり、筋肉も現在より細身であるなど現在とは所々差違がある。
 
因みに角の生えた人間については、オーズやハンニャバルに関する質問への57巻SBSにて「個性というか、ちょっとした特徴でしかありません。」と回答されている。

性格

あらゆる海賊達にとって ここは楽園と呼べる“無法地帯”となるだろう!!

暴力”を第一とする完全実力主義かつ弱肉強食主義者にして、作中随一といえる程の戦闘狂
生き残るのは“強者”だと疑わない獣の如き思考を持ち、初登場のナレーションでは「強き者は生き…弱き者は死ぬ…!! この世はただ…それだけだ」と紹介されており、まさにそれを体現した存在。
自身の“強さ”に絶対的な自信を持っており、刃向かう者は容赦なく叩き潰し、たとえ同盟相手でも用済みと判断すれば切り捨てる事も厭わないなど、身内以外の人物や、利用価値の無い者、戦う力の無い市民といった“弱者”に対しては奴隷であることを強いるなど、非常に狂暴かつ残虐な性格。
例としてドフラミンゴ敗北の報告を受けた際に、嘆き悲しむ様子を見せながらも、「ひとえにてめェが弱ェせいだが…」とぼやいた事から彼を敗北した“弱者”と見なし、敵討ちはする気が全く無かったことが挙げられる。
無関係の者を巻き込むのを良しとしない白ひげロジャー、おでんなどを「強ェがどこか甘い奴ら…!!!」と評するなど、彼らとは正反対の性質を持ち、発言からもその容赦の無さが窺える。
作中では「話の通じる男じゃない……!!!」と恐れられており、王下七武海で取引相手のドフラミンゴでさえカイドウには慎重に対応していた(怒らせれば確実に殺される為である)。
冷酷ながらも武人的な気質も持ち合わせており、20年前の光月おでんとの戦いでは、黒炭ひぐらしによる横槍で勝利したことに、黒炭ひぐらしへの粛清という形で詫びている。
本来、海賊が卑劣な手段を取ることは当然だが、それに対する後悔の気持ちと、死に様が見事だった者に対して敬意を表する気持ちがある。

大海賊団の総督として

部下への対応は、粗暴な外見に反して意外なほど寛大(ただし酒さえ絡まなければ)。


  • ビッグ・マムが来たという報告に手間取り、さらに軽い謝罪で済ませようとした真打ちバオファンに対して軽い叱責のみ。
  • 自分に向かって堂々と暴言を吐いたうるティに対しても軽く応じるだけ。
  • 自分の名前を勝手に使って飛び六胞を呼び寄せたキングに対して、理由が存在するならと事後承諾で不問にする。
  • 飛び六胞とキングの仲違いに宴の日だからと仲裁する。
  • 自分の息子(正確には娘)探しに飛び六胞を「命令」ではなく、「大看板」昇格の挑戦権を報酬に自主参加という形で駆り立てる。任務に参加せず宴を楽しむブラックマリアを咎めない。
  • 赤鞘九人男に敗北したジャックの援護に入り、彼の強さを認めている故に敗北を責める事なく「大事な部下」と褒め称えて治療を促す。

と、部下達の自主的な行動を認め、非常に柔軟な対応をしている。このため、特にギフターズ以上の上級の団員や幹部にはカイドウを慕う発言が多く、四皇の名に見合うだけのカリスマ性と器をしっかり兼ね備えている

計画に細かい面もあり、秘書を用意し逐一スケジュールを聞くなど、割と真面目な側面もある。
世界政府に対する注意も欠かさず、新兵器に対して警戒するなど用心深い一面も。

スカウト

おれの部下になるのなら歓迎する

上記にもある様に自分に刃向かう者や、自分にとって不利益な者は容赦なく叩き潰す。が、見込みのある者に対しては傘下に入れて水に流すこともある。
ワノ国の侍の中では特に頭山盗賊団棟梁酒天丸のことを気に入っている。自分のビジネスを潰したルフィに対しても、戦力としての有用性を評価し、傘下に加えようと考えていた。
自分に服従する気がなく抵抗し続ける生意気な者こそがカイドウのお気に入りのようで、スカウトした者は殺さず、自分の本拠地であるワノ国へ連れていき様々なやり方で心を折り服従させようとする。
スカウトされた者は大抵、心が折られて自ら従うか、拷問に耐えられず死ぬかのどちらかの運命が待っている。

酒癖

とても悪い。突然泣き上戸から怒り上戸になるなど、その変化は唐突で読めない。そのため部下達は酒を飲んでいる時のカイドウの機嫌をとにかく損ねないように気を遣っている。
酔い始めると見境なく破壊行為を行うこともある。また、悪酔いするなど酔っ払い親父な一面も持つ。

最強の海賊を目指して

百獣海賊団にはカイドウの懐刀であり「災害」と称される三人の大幹部(大看板)がおり、その中には狂暴極まりなく到底人に従うようには見えないような“旱害のジャック”もいる。
海賊団の戦闘員は角の装備をつけていることが特徴で、戦力は本船だけでも約2万人と非常に膨大。ジャックの率いた部隊だけですら、「まるでとめどないゾンビの軍団…!!」と評されたほど。
トラファルガー・ロー曰く”カイドウを倒す為には、いかに百獣海賊団の戦力(特に能力者)を減らすかが重要”という。

ワノ国では国を守る「明王」と扱われている。
百獣海賊団の本拠地はワノ国・兎丼「常影港」から見える「鬼ヶ島」。
ワノ国を支配する理由は海楼石の産地であることと、ワノ国の加工技術を利用するための武器工場を確保するため。

自殺願望

時世じゃねェがよ………!! 死は人の完成だ……!!! そうだろ? 終わろうか……!!!

高すぎる生命力と耐久力のせいで、今まで自分自身も含め誰も殺すことができず、趣味が「自殺」と解説される程の強い自殺願望がある。生きている事自体に苛立ちを募らせる事も。
初めて姿を現した際も、死に場所を求めて空島から飛び降りるも死ねず、自暴自棄に陥り、最期の戦争を起こすことで「退屈な世界」を破滅させることを考えている。頂上戦争に乗り込もうとしたのも自殺の為と思われる。
ただしいつから自殺願望が生まれたのかは不明。

戦闘能力

悪魔の実

カイドウ龍バージョン


悪魔の実ウオウオの実 モデル“青龍”(動物系幻獣種)
能力
  • 巨大な東洋風の青い龍に変身する(蛇の体に手足が生えている。前足は四本指となり人型時の角が残るため角は左右二対ある)
  • 口から熱風、火炎、雷、かまいたちを放つ
  • 焔雲を生み出し空を飛ぶ(両腕に輪のように纏っているのが焔雲)
  • 天候を自在に操る

上記の強力な能力の他にも、生み出した焔雲に島を載せることでフワフワの能力のように島を丸ごと空中に浮かせて運搬させることもできてしまう。
本人がどこまで能力を引き出しているかについては不明。

パンクハザード篇やゾウ篇の時点で、その能力が予想されていた。また「最強の生物」と呼ばれるに相応しい経験を過去に幾度も繰り返している。

最強生物と呼ばれる所以

  • 海賊として7度の敗北を喫する。
  • 一人で海軍及び四皇に挑み、捕まる事18回
  • 1000度を超える拷問を受ける。
  • 40回の死刑宣告で、絞首・断頭台・串刺しを経験する。しかしその全てがカイドウの肉体には通じなかった。
  • その結果、沈めた巨大監獄船の数は9隻。
  • 一対一でやるならカイドウだろう」と人々は言う。
  • 上空1万mの空島から飛び降りて地面に激突しても「頭痛ェ」程度ですみ難なく起き上がった(ちなみにより勢いのついた状態でやらかして「うっかり生きてた先人がいる)。


つまり、カイドウはこれまで敗北こそすれども誰も殺せなかったそれは彼自身も然り。

初登場時は「陸海空… 生きとし生ける全てのもの達の中で…… 『最強の生物』と呼ばれる海賊…!!!」と解説された。また、獣形態はこれまで登場したどの動物系よりも巨大である。

基礎戦闘力

『ONEPIECE BLUE DEEP』によると新世界の覇者を目指す野心家で、四皇の中では武闘派とのこと。その強さは作者ですら倒し方に頭を抱えてしまう程。

初めて龍の姿でルフィ達の前に現れた時も、全力で挑んだルフィを相手に、半ば酔っ払った無防備の状態で傷一つ負わず、自身の必殺技である“雷鳴八卦”の一撃で瀕死の重傷に追い込み、殆ど余力を残したまま完勝してしまうなど格の違いを見せつけた。

上記の通り高度1万mの空島から落ちても全くの無傷であり、赤鞘との戦闘を終えた後も最悪の世代一味と問題なく連戦するなど耐久力と回復力はその分野に優れた動物系の中でも群を抜いている。彼の皮膚は強靭な鱗で守られており内部に衝撃を流す技術流桜を持ち得なければ殆ど有効打になり得ない。キッドやキラーはこの強固さに散々泣かされたとのこと。獣人化した際にはマムと並んでゾロは「攻撃が効いている気がしない」とぼやいていたので流桜もかなりの領域まで極めなければ致命傷を与えられる可能性は低いと思われる。

20年前の時点で既に「無敵のカイドウ」と呼ばれる程の実力を持ち、当時新世界の強豪と言われていたモリアを相手に勝利を収めたことで、新世界に揺るぎない地位を築いた。

※この先は単行本98巻以降のネタバレの為、閲覧には注意して下さい。
































人獣型になれば、人間型よりも強さが跳ね上がる。その力はスピードだけでも凄まじいものになっており、ゾロローを相手に、雷の如き速さで移動しながら一瞬で“雷鳴八卦”の一撃を次々と与えて見せている
しかし、順応性の高いルフィには人獣型を以てしても回避されたりすることも。

覇気

ビッグ・マムと最初に交えた一撃は天を二つに裂くほどの衝撃を生み、夜通し激戦を繰り広げた時は、覇気が全方位に暴発、その余波で本拠地の鬼ヶ島は危うく崩壊寸前となってしまった。

※この先は単行本98巻以降のネタバレの為、閲覧には注意して下さい。


































覇王色も纏うことができ、その力は強大な威力を生み出すことができる。

自然に関する技を繰り出しており、いずれも強大な破壊力と攻撃範囲を誇る。
アニメ版では引き延ばしのためか「酔った勢い」というよりも規格外の破壊力の方が強く演出されている。

  • 熱息(ボロブレス)
さァ 逃げ疲れて死ぬがいい 何発避けきれるか見物だな
口から強力な熱風を吹く。
最早破壊光線の類と化しており、遠方の「おでん城跡」を山頂諸共消し飛ばすなど、絶大な破壊力と攻撃範囲を備えている。その強さは流れ弾でも町を簡単に破壊するほど。しかしルフィには効果がなく、錦えもんには剣技『狐火流 焔裂き』で一刀両断されるなど、ある程度の強者は難なく耐えられる模様。

※アニメでは熱風というよりも火炎放射の如く火(というより熱線に近い)を放つ様子見られたが、実際に火を吹くのか、それともアニメ特有の演出なのかは不明。

因みに、「ボロ」とはメキシコ語で「酔っぱらい」を意味する。

  • 雷鳴八卦(らいめいはっけ)
いいぞ… 二度目はまともにゃくらわねェか…!!

金棒に覇気と雷を纏わせた状態で行うフルスイング。雷の如き速さで移動しながら一瞬で複数相手を次々と殴りつけることもできる(誤解されやすいが、遠距離で雷撃を浴びせる攻撃ではない)。
その威力は規格外。全力状態のルフィを一撃で倒す、ビッグ・マムとの夜通しの殺し合いで“威国(いこく)”を容易に跳ね返す(アニメ953話)などの荒業を見せた。さらにスピード自体も凄まじく、未来予知の領域に達する見聞色と高い身体能力の持ち主であるルフィですら完全には回避しきれないため、通常の見聞色の覇気の使い手では、尚更回避不可能と言える。しかし、単純に攻撃が速いだけなのか、見聞色の覇気と併用した上での速さなのかは不明。

原作で披露した最初の一撃は軽くスイングした程度でせいぜい小手調べといったところだったが、アニメでは渾身の一撃といった感じになったため、視聴者から不満の声が上がった。原作とアニメで強さの設定の矛盾が発生したのはこれまでもあり、例えばシャーロット・クラッカー(及びウルージ)の例が有名。

過去にルフィが完敗したケース(クロコダイルとの初戦、青雉との一戦等)では、敵に対して有効な攻撃手段を持っていないことが主な原因だったが、金棒という、ゴム人間のルフィにとっては相性が最高(カイドウからすると最悪)の相手でありながらも一撃で敗れてしまったことが四皇の怪物っぷりを示している。

咆哮が雷に変化する。ただし、赤鞘の侍達には回避されている。

  • 壊風(かいふう)
ハッ
咆哮と共にかまいたちを発生させる。菊之丞左腕を刀ごと切断する程の威力を誇る。

※この先の技は単行本98巻以降のネタバレの為、閲覧には注意して下さい。















































  • 龍巻(たつまき)
複数の“竜巻”を発生させて辺りに暴風をもたらす。その規模はまさしく「災害」

  • 龍巻壊風(たつまきかいふう)
“龍巻”と“壊風”を合わせた技。暴風にかまいたちを上乗せして辺りを斬り刻む。

  • 覇海(はかい)
ビッグ・マムと同時に放つ真空波で、四皇版“覇国(はこく)”と言える程の絶大な大技。
その規模は巨大な鬼ヶ島を覆う程の衝撃波を発生させ、カイドウを斬れる力量を持つゾロでさえ一瞬しか防げない。まさに全てを“破壊”するかの如く絶望的な威力で、鬼ヶ島の一部を破壊する程の力を発揮する。
但し、この衝撃波(真空波)の正体は不明。

  • 降三世引奈落(こうさんぜラグならく)
覇気と雷を纏わせた金棒を振り回した後に相手を地面に叩きつける。まともに食らったルフィはまたもや気絶しておりゾロの援護が来なければそのまま両目や脳を潰されていた可能性が高い。

経歴

過去

38年前に壊滅したロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団に海賊見習いとして乗船していた。
後に同じ四皇に数えられる“白ひげ”と“ビッグ・マム”の二人は同海賊団時代の仲間。
ビッグ・マムに対してはロックス海賊団が壊滅した日にある悪魔の実を与えられて現在の能力を手に入れた、という一生の恩とも言えるほどの大きな借りがある(カイドウにとっては割り切りたい模様であるが)。

その後は自身の圧倒的なまでの実力に惚れ込んだ凶悪な海賊たちを仲間にしていき、自身をトップとする「百獣海賊団」を結成。

26年以上前にワノ国の将軍オロチと手を組み、ワノ国を支配下に置く。オロチからはワノ国の優れた武器を供給してもらう代わりに、外敵からオロチを守り百獣海賊団への指揮権を与える。
光月おでんが帰還した25年前、彼とヒョウ五郎が手を組むと自らの分が悪くなると判断し、おでんを騙し戦いを回避。
23年前、ワノ国・鈴後でのゲッコー海賊団との戦争でゲッコー・モリアと交戦。大軍を率いるモリアに対して全軍を引き連れ迎撃し、全面戦争の末にモリアを打ち破った。

20年前、自身への討ち入りを起こした光月おでんと赤鞘九人男に対し、彼の援軍として使えない様に事前にヒョウ五郎らを捕らえた上、自軍1000人と共に兎丼にて迎え撃つ。

One Piece ch 970 - Oden vs Kaido


戦いは長期戦となり、おでんによって腹部に十字傷を負わされたが、罠に嵌ったおでんの隙を突いて倒す(この勝ち方はカイドウにとっては不本意だったので、後に詫びている)。おでんの処刑の際は1時間の釜茹でに耐えきった彼の生き様を認め、自らの手で介錯した。

その後、光月家を滅ぼす為、逃亡した赤鞘九人男やおでんの妻・光月トキらの命を狙いおでん城に火を放ち、オロチへの従属を拒否して反乱を起こした霜月康イエら各郷の大名や民を返り討ちにしてワノ国を焼き尽くした(この頃にパンクハザードから怪物ナンバーズを買い取った模様)。おでんの息子・モモの助と対面した際は、おでんとは違いひ弱な彼に失望しつつも自らの手では殺さず、燃え盛るおでん城に放置した。

第1部

サバイバルの海・超新星編

原作45巻で、モンキー・D・ガープに語られる形でその他の四皇と共にシルエットで登場したが、初めて名前が明らかになったのは原作47巻のスリラーバーク篇。

マリンフォード頂上戦争の直前に、四皇・赤髪のシャンクスが率いる赤髪海賊団と新世界にて小競り合いを起こした(海軍本部は、戦争を機として白ひげを討ち取ろうと目論んだカイドウを、シャンクスが止めたのではないかと推測していた)。

第2部

最後の海・新世界編

ワノ国篇の数か月前、モモの助や家臣の錦えもん達が20年の時を超えワノ国に現れると、彼らから秘密を聞き出すため追っ手を差し向けた。

ドレスローザ篇

ドンキホーテ海賊団から人造悪魔の実「SMILE」を大量に買い付け、全て能力者の最強の海賊団を作ろうとしていたが、闇のブローカー“ジョーカー”がルフィとローに倒された事で実現不可能となり、二人に怒りを向ける。

趣味となっていた自殺のため、空島「廃虚バロンターミナル」から飛び降り自殺を図る。それでもかすり傷一つ付かずに生き延び、更に重要な取引相手が敗れた事も知らず「世界を終わらせるための戦争」を起こすことを宣言。

罗路联盟+基德联盟 VS 百兽凯多


くそったれ……急げ“ジョーカー” 最期の戦闘準備を整えろ!!! こんな退屈な世界壊れてもいい!!! 世界最高の戦争を始めようぜ!!!

その真下にあったキッドのアジトに落下するもまたも生き延びての前に現れる。
ホーキンスは早々に降伏したのに対し、キッドとキラーは最後まで抗戦。カイドウは彼らを徹底的に痛めつけて無抵抗にし、自分に服従したホーキンス海賊団、オンエア海賊団と共にワノ国へ連れて帰った(アプーは元々百獣海賊団の傘下だったことが後に発覚、カイドウが海賊同盟と遭遇したのも偶然ではなくアプーがいる場所への移動の次いでに自殺を試みた可能性がある)。

ゾウ篇

ジャックの“ジョーカー奪還”失敗と取引の終了を知る。ジョーカーの身柄奪還に失敗した後にアプーと思われる人物からジャックと連絡が取れなくなったことを電伝虫を通じて伝えられた。

世界会議

万国でのルフィの活躍を報じた世界経済新聞を読んでいたが、自身の取引を潰したルフィが何故ホールケーキアイランドにいたのか怪訝そうな様子を見せた。

その後電伝虫で、ルフィへの報復に燃えるシャーロット・リンリンから、「麦わらの首を取りにワノ国に行く」ことを宣言され、昔の恩を彼女に掘り返されたときは絶句したものの、彼女に対して警告と迎撃の意思を示した。

ワノ国篇

第一幕
頭山盗賊団の棟梁・酒天丸と旱害のジャックの闘いの最中に天から黒雲を掻き巨大な龍の姿でおこぼれ町の上空に現れる。

酒に酔っていたカイドウが、酔った勢いで町を破壊しないように、酔いを醒めさせようとホーキンスがカイドウが探しているルフィとローは『おでん城跡』に隠れているという嘘で誘導。ルフィの仲間達が潜む城跡を“熱息”で吹き飛ばす。
それでも殆ど酔いが醒めなかったカイドウに対して、仲間を襲撃されたことに激怒したルフィが攻撃を仕掛けるが無傷で耐え抜き、逆にルフィを“雷鳴八卦”の一撃で下す。
その後、気絶しても覇王色の覇気で威嚇してくるルフィの闘志を認めて部下にすることを決め、兎丼の囚人採掘場に連行させた。

第二幕
シャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団の襲来に対処。キングにより撃退した際は全面戦争にならなかったことに心を落ち着かせる。
黒炭オロチによる康イエの処刑の際には、えびす町の住民の悲しむ姿を肴に酒を楽しんでいた。

終盤、クイーンによって連れて来られたビッグ・マムの前に現れ、一対一での殺し合いを始める。激戦の末、クイーンが再び様子を見に来た時には、二人で酒を飲みながら談笑。百獣海賊団とビッグ・マム海賊団で海賊同盟を結ぶ事をビッグ・マムと声を揃えて宣言する。

第三幕
都で年に一度の祭事“火祭り”が催されている頃、カイドウとオロチ達は本拠地・鬼ヶ島で大々的な宴会を開き盛り上がる。
カイドウはこの宴会の席でとある“重大発表”を予定。失踪している"バカ息子"のヤマトを連れ戻す様飛び六胞に呼び掛ける。今回の発表内容に重要な役割があるヤマトをキングが招集した“飛び六胞”に対して「大看板への挑戦権」という褒美を掲示してまで捜索に駆り出している。

オロチの内通者であったカン十郎改め“黒炭カン十郎”が、おでんの息子・光月モモの助を連行しオロチ達の下に帰参した際には、「あの時」と全く変わらない無力な子供であるモモの助からは「聞きたい事」の答えは望めないとして興味が失せ、加えてヤマトも現れる様子がなかったことで痺れを切らし、前倒しで重大発表の内容である「新鬼ヶ島計画」の全貌を語り出した。

先日のドフラミンゴの捕縛により今後のSMILEの生産が望めないことや、海軍や世界政府が自身ら四皇にも匹敵する戦力を手にしたという情報を受け、それに対抗するためにビッグ・マム海賊団と連携し"古代兵器"と"ひとつなぎの大秘宝"を入手するなど更なる武力の向上を計画し、その絶大な軍事力をもって世界中に恐怖と戦争をもたらし、「暴力の世界」と称する世界規模の大戦を勃発させることを宣言する。その上でワノ国全土の支配および武器工場化、人民の奴隷化、国名を「新鬼ヶ島」に変えるという方針を掲げる。
新鬼ヶ島の将軍にはヤマトを立て、オロチの傘下である侍達には「主君オロチと共にここで死ぬかおれ達と世界を獲るか」選ぶことを要求し、「新鬼ヶ島計画」に異を唱えたオロチの首をキングの日本刀で斬り飛ばして殺害する。
突然の事態に動揺した侍達は、カイドウを敵に回すのは流石に分が悪いと判断。お庭番衆隊長の福ロクジュ、見廻り組隊長のホテイは即座に百獣海賊団入りを宣言したことでオロチ軍の戦力約1万人がカイドウの軍門に下り、大きな騒動は起こらずその場は収められた。侍達が屈服した事を確認したカイドウはモモの助の処刑を始めようとするが、せめてもの慈悲として暗に「光月家とは無関係」であると騙れば見逃そうと改めて彼の名前を問い詰める。しかしモモの助はカイドウからの情けを一蹴。カイドウは険しい面持ちで金棒を振り上げ刑を執行しようするがその直後、背後の壁を打ち破り、錦えもんをはじめとする光月家の家臣団9人が一斉に飛び出してくる。完全に不意を突かれたカイドウは全く対処できぬまま接近を許し、同時に彼らの気迫にかつて自分の体に唯一傷をつけたおでんと同じものを感じ戦慄。
錦えもんと狂死郎(傳ジロー)を筆頭に家臣団は一斉にカイドウの体に刃を突き立て、その勢いのまま彼の巨体と共にステージから転落。おでんから受けた古傷と、流桜を帯びた刃で次々に体を貫かれる痛みに動揺したカイドウは、悲鳴を上げながら階下に叩き落とされた。

赤鞘九人男との戦い

赤鞘九人男と共に階下に落下したカイドウは心臓に傷を負うが直ぐ様体制を立て直し、20年を耐え忍び、片や時を超え駆け回り兵を集めた事を称賛する一方、“麦わらのルフィ”は一度その鼻っ柱をへし折ってある事を持ち出し「───だが海賊は裏切るぞ 負けるとわかりゃお前らを見捨てて逃げる」と不安を煽動しようとするが、既に死を覚悟した赤鞘の侍達、ましてや外海で窮地を幾度も救われた錦えもんには全く通用せず、“百獣海賊団”と“ビッグ・マム海賊団”、将軍オロチとその部下との“全面戦争”を宣言した“麦わらのルフィ”に「聞こえたぞ“麦わら!!やってみろ!!受けて立つぞ!!!」と宣戦布告し、両軍はそのまま鬼ヶ島ドーム屋上にて決戦を迎える。

余談

  • モリアとの関係

かつて彼に敗れ仲間を失ったゲッコー・モリアは自身の実力ではなく「優秀な部下」を重要視。自身の能力で「不死身のゾンビ軍団」を組織。カイドウを意識していた可能性もある。
作中では海賊キャプテン・グーがゲッコー・モリアについて「バカなァあり得ねェっ!! モリアは一時期“四皇”の『カイドウ』と渡り合ったと聞く程の海賊だぞ…」と、カイドウと戦ったという評判だけで世間では非常に高い評価を受けている。

  • 実際に死を望んでいるか否か
『ONE PIECE』の世界ではほぼ確実に死ぬ方法として「悪魔の実を食べて海に飛び込む(泳げず溺死する)」「悪魔の実を二つ食べる(能力に耐えきれず体が大爆発、粉砕される)」等がある。カイドウがこれを実践した事があるのかは不明。
全面戦争になる事を危惧してビッグ・マムの上陸を全力で阻止するなど、読者からは彼が本当に死を望んでいるのか疑問に思う声も多かった。
しかし、994話にてその自殺癖の理由の一端が語られる。
結論から言うと、死を望んでいるのは本当。
カイドウには上述の台詞の「死は人の完成」という人生観があり、今までの海賊活動も、「華々しい死に様・死に場所を求める」ためであった。
ゾロカタクリと言った今まで登場してきた武人肌のキャラクターとはまた違う意味で武人肌な人間であり、彼の語った「うまくやりやがった……!!!」は、「立派な死に様であった」と言う意味。カイドウにとっては最高の賛辞であった。
確実に死ねる自殺方法である「悪魔の実を二つ食べる」を試していないのも、自分が求める「華々しい死に方」ではないからと思われる。同話にてワノ国の侍に対して「好きだ………」とも発言しており、「いつでも覚悟がある」から純粋に敬意と好意を抱いていることを語った。

  • 人物像の変遷
登場当初から一切キャラクター像が変わらないことが多い『ONE PIECE』の人物の中では珍しいことに、登場するたびに新たな側面が明らかになっていく構成でキャラクター像が補完されている。そのせいでキャラクター像がぶれているように見えるが、全体を俯瞰すると全ての行動や言動に一本筋が通っているという珍しいキャラクター。
その為、当初は読者間でも評価は賛否両論あったが、徐々に「悪党らしく人格破綻者だが、真面目で武人肌な漢」との評価に固まりつつある。
これからも別の側面を見せていくことで評価が変わることは大きくあり得るキャラクターであり、総じて魅力的な悪役と言える。

  • カイドウの能力?
父親(主君)の光月おでんを殺されたモモの助が「龍は嫌い」&錦えもんが「親の仇……!!同然にござる!!!」と発言、カン十郎が能力で龍を出現させた際に錦えもんがそれを見咎めカン十郎が「目には目をと申す」と意味深な発言、更にカイドウ本人の龍の鱗のような刺青やひげ、単身で地上から断絶された空の孤島である空島「バロンターミナル」に到達できたこと、「百獣」の長であることなどから幻獣種「」との関連性を匂わせていた。

そして、原作921話にてその能力を初披露している。

  • モデル?
竜の他に頭にある大きな二本の角、金棒が武器とを思わせる特徴を多く持ち、さらに「大の酒豪である」こと、「酒瓢箪の『』の文字」から、鬼の頭領として知られる酒呑童子がモデルと思われる。酒呑童子も、ヤマタノオロチの子供という説もある。
部下も角の装飾を身につけており、拠点は鬼ヶ島であることから、鬼が海賊団のモチーフであることが伺える。

また、金太郎伝説には、金太郎は女と雷神の息子説や赤い龍と人間の女の息子説もある。鱗の赤い龍であるというのはカイドウの変化にも当てはまる。

ちなみに龍は中国において「王や皇帝の象徴」「を含む9種の生物の特徴を持つキメラ的生物」「366種の鱗のある生き物の王」であるとされ、「王」「数多の獣(→百獣)の王」「鱗の模様」などのカイドウのキャラクターにも当てはまる。SMILEの能力者たちも、まるでキメラ→合成生物を彷彿させるデザインが特徴となっている。

悪魔の実のモデルである青龍は東西南北を司る四神の一体だが他のをモデルとした悪魔の実が存在するかは定かではない。

カイドウやモモの助の龍の形態は4本指であり、これは例えば朝鮮半島の伝承に近い。派手な体色も、中国やベトナム等の大陸やフィリピン等の伝承に近い。

またワノ国の入り口はまるで鯉の滝登りを思わせる要素があり、これも龍伝承に繋がりがある。

それ以外にはカイドウ自身や部下達の野性味を感じさせる外見から、鬼や海賊だけでなく、かつて北欧で暴虐の限りを尽くした戦闘民族であるヴァイキングを髣髴とさせている(最近の調査で、ヴァイキングにはコーカソイド以外の人種がかなりいたことが判明している)。

  • 空島からの投身自殺について
生きているのは凄まじい生命力だが、もっと前に空島から落ちて頭から地上に突っ込んだのに生きていた人がいたりする。もっともあちらはギャグ補正込みだったが。

アニメについて

戦闘描写
アニメ915話ではその防御力が(尺の都合上)強調されているが、原作での戦闘はあっさり終わった。
 
アニメ版において覇気を暴発させた際には、紅紫色のオーラ(または稲妻)を赤色のオーラを纏うルフィと対応するかのように纏わせており、通常モードのカイドウに戻った際には多少なりとも本気になると赤みがかった黒色のオーラが発生している。

声優
カイドウの担当声優である玄田氏は映画第二作目のねじまき島の冒険のラスボスであるベアキングを担当している。

ラフテルの位置を知るために必要なこの世に4つしかないロード歴史の本文の一つを所持している。世界最高の戦争を求める彼がなぜ歴史の本文を所持しているかは不明だが、四皇の一角がラフテルへの鍵を秘匿しているということが、多くの海賊にとってラフテルへの航海を阻む大きな壁となっている。もしかしたら彼が歴史の本文を手放さない理由も、次世代の海賊王を生まないためなのかもしれない。
ちなみにこれは元々ワノ国の光月一族が管理していたポーネグリフだと思われる。

関連タグ

ONE PIECE 四皇
赤髪のシャンクス 白ひげ ビッグ・マム 黒ひげ 金獅子のシキ

0世代

ヤマト…娘

百獣海賊団
災害(大幹部)
火災のキング 疫災のクイーン 旱害のジャック
真打ち
ページワン X・ドレーク うるティ フーズ・フー ブラックマリア ササキ飛び六胞と呼ばれる真打ちの中でも最強の六人
シープスヘッド  ホールデム スピード バジル・ホーキンス ババヌキ ドボン ダイフゴー ソリティア バオファン…通常の真打ち(役職持ちの者が多い)
階級不明
アイアンボーイ・スコッチ ジンラミー スクラッチメン・アプー 
協力者
ドンキホーテ・ドフラミンゴ 黒炭オロチ

ワノ国
光月おでん モモの助

ゲッコー・モリア

戦桃丸…モチーフの金太郎は酒呑童子で有名
つなぎの龍

ロックス海賊団 ロックス・D・ジーベック

明王 竜王 竜神 龍神 龍人 青龍 鬼神 荒神 須佐之男 八岐大蛇 破壊神

デビルリバース…数回死刑を執行されながらも生きながらえた凶悪囚ということでモデルの可能性がある。

外部リンク

関連記事

親記事

四皇 よんこう

子記事

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「カイドウ(ONEPIECE)」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 327573

コメント