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カイドウ(ONEPIECE)

かいどう

カイドウとは、少年漫画『ONEPIECE』に登場する海賊である。
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「くそったれ……急げ 〝ジョーカー〟最期の戦闘準備を整えろ!!!
  こんな退屈な世界壊れてもいい!!! 世界最高の戦争を始めようぜ!!!」

「おいお前 教えてやれよ 同世代のバカ共に!!
  “早く逃げろ おれ達がやってたのは『海賊ごっこ』だった!!”…ってよ!!」

プロフィール

本名カイドウ
異名百獣のカイドウ
懸賞金不明
所属百獣海賊団
能力不明(動物系)
出身地不明
年齢不明
身長不明
笑い方「ウオロロロ」
誕生日5月1日
CV玄田哲章



概要

四皇の1人で百獣海賊団の総督。

四皇の中でも取り分け凶悪な人物として知られ、マリンフォード頂上戦争では戦争に介入しようと動いて赤髪海賊団と小競り合いを起こしたり、ドンキホーテ・ドフラミンゴと取引をして数百人の動物系能力者部隊を築いている。
そして当の本人も「この世における最強生物」と称されるに相応しい猛者の中の猛者である。

超新星篇より、何度も話題に出ながらも長らくその姿を見せなかったが、ドレスローザ篇終盤の795話にて、遂に登場する事になった。
極めて荒々しい外見と性格をしており、ユースタス・キッド達の数倍の大きさの巨体とオーズのような二本角、体に刻まれた龍の鱗のような入れ墨が特徴的。
ちなみに、角の生えた人間自体は、オーズやハンニャバルに関する質問への57巻SBSにて、「出っ歯やノッポみたいな身体的特徴として時々そういう人はいる」と回答されている。

懐刀とされる「災害」と称される三人の大幹部がおり、その中の一人には到底人に従うようには見えない“旱害の″ジャックがいるあたり、彼のすさまじさが伺える。
海賊団の戦闘員は角の装備をつけていることが特徴で、戦力は非常に多く、ジャックの率いた部隊だけですら、「まるでとめどないゾンビの軍団」と評されたほど。

目的は不明だが将軍黒炭オロチと手を組みワノ国をほぼ制圧状態にして、国を守る「明王」との扱いを受けている。
ワノ国の海岸から見える距離にある「鬼ヶ島」という島がカイドウと百獣海賊団の本拠地。

『ONE PIECE BLUE DEEP CHARACTERS WORLD』によると
ライバル達を駆逐し、新世界覇者を目指す武闘派四皇とのこと。野心家とも記述されている。
次々と挑戦してくる強豪海賊を打ち倒し、ゲッコー・モリアも退けて、新世界にゆるぎない地位を築いたとされる。
更に、ラフテルの位置を知るために必要な4つしかないロード・ポーネグリフ(赤いポーネグリフ)の一つを持っている。

人物

あまりにも生命力・耐久力が高すぎて今まで自分自身も含め誰も殺すことが出来ず、それゆえ趣味が「自殺と解説されてしまう程に強い自殺願望の持ち主となってしまった。
初めて姿を現した際も、死に場所を求めて空島から飛び降りるも死ねず、自暴自棄に陥り、最期の戦争を起こすことで「退屈な世界」を破滅させることを考えている。
この時、「うまくやった白ひげのジジイは」とも呟いており、マリンフォード頂上戦争に乗り込もうとしたのも自殺の一環である事が伺える。


自殺を望む一方、自分自身の強さには絶対的な自信を持っており、自身に歯向かう者・意を違うことをした者には容赦しない。

彼の意に違うことをした人間は、カイドウ及び百獣海賊団の追及の前に破滅を免れない。
トラファルガー・ローからは「話の通じる男じゃない」と評され、彼を怒らせた場合、王下七武海の中でも最も危険とされるドンキホーテ・ドフラミンゴですら破滅は免れられず、カイドウの部下やドフラミンゴからも絶対に怒らせる訳にはいかない存在として恐れられている。
当然、カイドウはドフラミンゴとのSMILE取引を潰したモンキー・D・ルフィ達も標的と見定めた。

酒癖

とても悪い。ちょっとした事でも泣き上戸や怒り上戸になりやすく、その変化は唐突で読めない。
ひとたび怒れば怒りに任せて部下達を島の外まで吹き飛ばすこともあるため、部下達は酒を飲んでいるカイドウの機嫌を損ねないよう冷や汗を流すこととなる。

よって、シラフの彼の性格が、酒が入った状態と比べてどうなのかは不明。

他人への態度

一方で、かつて戦った相手であるモリアからは「カイドウの野郎(バカ)」と呼ばれており、馴染みのある物言いをされている。また、「白ひげのジジイ」と、見方によっては親しみを感じるような言い回しもしていた。

また、酒が入っていたとはいえ、ドフラミンゴ敗北の報を受けた時は、「お前が弱すぎるだけ」と一瞥した一方で夢半ばでルフィに敗れたドフラミンゴに対し「かわいそうなジョーカー」と嘆き悲しんでいた。

ワノ国の侍の中でもジャックと互角に戦う実力を持つ酒天丸のことを気に入っているらしく、彼を部下にしたがっている。X・ドレークスコッチと戦ったのも、そんなカイドウの実力主義を知っていたからかもしれない。

原作921話以降のネタバレ注意









戦闘能力

悪魔の実

カイドウ(龍ver)


名称不明
種類動物系
説明巨大な龍に変身する。

  • 熱息(ボロブレス)

口から火を吹く。彼方の「おでん城跡」を瞬間に消し飛ばす威力を持ち、火を吹かれた場所は建物の跡形もなく全焼する。

  • 雷鳴八卦(らいめいはっけ)
金棒を使用した状態での打撃技。カイドウ自身の実力も相まって攻撃力は規格外であり、ギア4(バウンドマン)状態のルフィを一撃で倒してしまう程の威力を誇る。

詳細な戦闘スタイルや能力の詳細は不明。
ただし作中で語られるカイドウの様子からその能力が予想されている(余談参照)。

しかし、「最強の生物」という名を知れ渡らさせるような経験を過去に何度もしている。

最強生物

  • 海賊として7度敗北。
  • 1人で海軍及び四皇に挑み、18回捕まる。
  • 1000度を超える拷問を受ける。
  • 死刑宣告され首吊りギロチン串刺し等の執行40回。しかしその全てがカイドウの肉体には通じなかった。
  • それでも死ねなかった結果、巨大監獄船を9隻沈める。
  • 1対1(サシ)でやるならカイドウだろう」と人々は言う。
  • 「自殺」が趣味となっているが、上空1万mの空島から飛び降りて地面に激突しても「頭痛ェ」程度ですみ難なく起き上がった(ちなみにより勢いのついた状態でやらかして「うっかり生きてた先人がいる)。


つまり、カイドウはこれまで敗北こそすれども誰も殺せなかったのである。そしてそれは彼自身も然り。

初登場時のナレーションでは「陸海空 生きとし生けるもの全てのもの達の中で 最強の生物と呼ばれる海賊」と解説された。
また、作中ではある海賊がゲッコー・モリアの過去についてカイドウと渡り合ったということを引き合いに出し、「(カイドウと渡り合った)モリアが誰かに敗北するなどあり得ない」と評しているほどで、カイドウと渡り合ったというだけで世間では非常に高い評価を受ける。それほどカイドウが強いという事なのだろう。


ロー曰くカイドウを倒す為には、いかに戦力(特に能力者)を減らすかが重要であるらしい。

新世界篇では、彼単身で最悪の世代の中でも最も凶悪とされているキッドや彼と同盟を結んでいたバジル・ホーキンススクラッチメン・アプーの3つの海賊団の戦力と向き合うという、キッド達にとって「謎の怪物が空から突然降ってくる」という突然とはいえ絶好の機会だったにも拘らず、海賊団同盟を敗北に追い込んでおり、アプーとホーキンスを傘下に、キッドに至っては半殺しの状態で生け捕りにしている。
そして、数多くの修羅場を潜って来たルフィでさえも、ワノ国篇で半ば酔った状態の身でありながら、猛攻撃を受けても傷一つ負わず、更には自身の必殺技である「雷鳴八卦」の一撃で、逆に瀕死の重傷を負わせると言う、まさに規格外の化け物ぶりを発揮した。

彼等やルフィ達を「海賊」ではなく「海賊ごっこ」と嘲笑った事からも、その戦闘力は間違いなく最強クラスであると言える。

活躍

過去

単身、四皇(おそらくは白ひげ海賊団ビッグ・マム海賊団)や海軍に自殺の一環として挑んでいた。

シャーロット・リンリン曰く、カイドウには大きな貸しがあるとのこと。

偉大なる航路

エニエスロビー編のラスト、モンキー・D・ガープに語られる形でその他の四皇と共にシルエットで登場。

初めて名前が明らかになったのはスリラーバーク編。
モンキー・D・ルフィの影を手に入れたゲッコー・モリアはカイドウに敗れた記憶を思い返していた。
そしてスリラーバーク編のラストでは、カイドウが四皇である事、かつて新世界でモリアとの抗争に打ち勝った事が明かされる。

その後、マリンフォード頂上戦争の直前に、四皇シャンクスと新世界で小競り合いを起こした事が判明。
このことについて海軍本部はカイドウが戦争に乱入しようとした(この機会に白ひげを討ち取ろうとした)のをシャンクスが止めたと推測している。理由は先述の通り、戦争の中で死ぬことだったようだが。

また、元・海軍少将の海賊であるX・ドレークはカイドウの関心をひくためか単に挑もうとしたのかは不明だが、彼の部下を襲っており、その後、カイドウの傘下に入っている。

新世界編

「自らが死ぬ」為の戦争を引き起こす為に、闇のブローカーであるジョーカーから、人造動物系悪魔の実SMILE』を購入して能力者軍団を組織、シーザー・クラウンの毒ガスで武装している事など、戦力の増強に力を入れている。

また、ワノ国将軍黒炭オロチと手を組み、元ゴールド・ロジャーの仲間でありポーネグリフを製作した(古代文字の読み書きも伝わっている)光月一族の当主である光月おでんその妻を処刑し、ワノ国を実質支配下に置いていることが判明している。

ドレスローザ編

そんな中、死ねないために趣味となってしまった自殺の一環として、空島から飛び降り自殺をするも無傷で済み、今度はジョーカーが敗れた事を知らずに「世界を終わらせるための戦争」を堂々と宣言する。また、落ちたところがキッド・ホーキンス・アプー達の拠点だった為に彼らと激突し、圧倒的な実力差で勝利したが、その際にホーキンスとアプーを仲間に引き入れ、キッドは連行して牢屋に入れた。

ゾウ

ジョーカーの敗北を知らされ、更にジャックも身柄奪還に失敗し、アプーと思われる人物からジャックと連絡が取れなくなったことを伝えられる。

SMILEを作れなくなったと知ったことで酒を飲んで酔いつつもそのことを悲しみながら、ルフィとローを含める同世代のルーキー達に彼らのしている事は「海賊ごっこ」と笑い上戸で評し、キッドを牢屋の外から罵倒した。


世界会議

万国でのルフィの活躍を報じた世界経済新聞を読んでいたが、自身の縄張りを荒らしたルフィがなぜホールケーキアイランドにいたのか怪訝そうな様子を見せた。

その後電伝虫で、ルフィへの報復に燃えるシャーロット・リンリンから、ルフィを追うべくナワバリに入ることを宣言され、昔の恩の話を彼女から出された際には少し絶句したものの、「来るなら殺すぞリンリン」と彼女への迎撃の意思を示した。

ワノ国

頭山盗賊団の棟梁酒天丸ジャックの闘いの最中、天から黒雲を疼き巨大な龍の姿として突如現れ、別の場所にいたルフィ達にもその強大な存在を知らしめる。

おいジャック 今すぐあの"ガキ共"を 連れてこい・・・

この時カイドウは、例の酒乱で笑い上戸になっており、町の壊滅の危惧を感じた人々を混乱に陥れていた。
そこにホーキンスから少しでも酔いを覚めさせようと「(事実である事を知らず)麦わら達がおでん城跡に隠れ潜んでいる」という情報を耳にし、SMILEの取引が出来なくなった元凶のルフィとローに怒りを露にした上でナミ達が潜む城跡を焼き尽くす。

ナミ達を襲ったことに激怒したルフィの怒りの鉄拳を頭上から受けて地面に打ち落とされ、人型に戻った後はルフィからの猛攻撃を食らわされるも物ともせずに耐え抜き、逆にルフィを一撃で倒す。
その後、気絶しても尚自身を睨み続けるルフィを「心をへし折りゃいい戦力になる」と見定め、直後にルフィを牢屋に入れるよう部下に命じた。また、ルフィが無意識に覇王色の覇気を放って部下を気絶させた際は、キッドだけでなくルフィも覇王色の覇気を使えることを知り、「何人もいらねぇんだよ、覇王なんて」と呟きながら去った。

余談

  • モリアのゾンビ兵

彼に敗れたゲッコー・モリアは自身の実力ではなく「優秀な部下」を重要視するようになっており、自身の能力で「不死身のゾンビ軍団」を組織していた。カイドウを意識した点もあったのかもしれない。

ワンピースの世界ではほぼ確実に死ぬ方法として「悪魔の実を食べて海に飛び込む(泳げず溺死する)」「悪魔の実を二つ食べる(能力に耐えきれず体が大爆発、粉砕される)」等がある。
カイドウがこれを実践したことがあるのかは不明。
ちなみに前者について、部下の能力者であるジャック動けないながらも溺死することなく耐えていた
複数の悪魔の実についても、彼の耐久力及び彼の二つ名である百獣と関連するところがあるのであろうか…。

なお、カイドウとモリアが直接対面したことがあるのか不明だが、モリアのカゲカゲの実のように、能力の中には即死技を持つものも一応あることにはある(カイドウ本人がモリアの能力を把握していたのかも定かではないが)。

  • カイドウの能力?
父(主君)光月おでんを殺されたモモの助が「は嫌い」&錦えもんが「龍は親の仇同然」と発言、カン十郎が能力で龍を出現させた際に錦えもんがそれを見咎めカン十郎が「目には目をと申す」と意味深な発言、更にカイドウ本人の龍の鱗のような刺青やひげ、単身で地上から断絶された空の孤島である空島「バロンターミナル」に到達できたこと、「百獣」の長であることなどから幻獣種「」との関連性をにおわせていた。

そして、原作921話にてその能力を初披露している。

  • モチーフ?
竜の他、頭にある大きな二本の角、金棒が武器とを思わせる特徴を多く持ち、さらに大の酒豪であること、酒瓢箪の「」の文字から、鬼の頭領として知られる酒呑童子もモチーフと思われる。
酒呑童子を退治した金太郎は「怪童丸」と演劇で呼ばれたり、「新・酒呑童子―大江山の怪童」という本も出版されたりしている。
部下も角の装飾を身につけており、拠点は鬼ヶ島であることから、鬼が海賊団のモチーフであることが伺える。

また、金太郎伝説にも、金太郎は女と雷神の息子説や赤い龍と人間の女の息子説もある。鱗の赤い龍であるというのはカイドウの変化にも当てはまる。

ちなみに、龍は中国において「王や皇帝の象徴」「を含む9種の生物の特徴を持つキメラ的生物」「366種の鱗のある生き物の王」であるとされ、「王」「数多の獣(→百獣)の王」「鱗の模様」などのカイドウのキャラクターにも当てはまる。SMILEの能力者たちも、まるでキメラ→合成生物を彷彿させるデザインが特徴となっている。

また、ワノ国の入り口は、まるで鯉の滝登りを思わせる要素があり、これも龍伝承に繋がりがある。

また、カイドウ自身や部下達の野性味を感じさせる外見から、鬼や海賊だけでなく、かつて北欧で暴虐の限りを尽くした戦闘民族であるヴァイキングも髣髴とさせている。

  • 龍の姿
カイドウやモモの助が変化した東洋龍は「非常に細長い髭」と「四本指」である。これらは朝鮮半島の龍に見られる特徴である。これらの特徴を持つ龍は例えばベトナム、モンゴル、シンガポール、マレーシア、フィリピンにも見られるが、それらの国々では韓国とは異なり(おそらく)基本型とは言えない。
暖色系の派手な体色や派手な顔、龍王のように人型に変化するのも、どちらかと言えば(インドを含む)大陸側の龍に"より多く"見られる特徴である。

  • 空島からの投身自殺について
確かにそれで生きているのは凄まじい生命力だが、もっと前に空島から落ちて頭から地上に突っ込んだのに生きている人がいたりする。

  • 作者は…
とあるインタビューにて、自分もカイドウをどうやって倒したら良いかわからないと答えた。
それだけカイドウが、作中でもチート過ぎる戦闘力をもった存在という事なのだろう。

関連タグ

ONEPIECE 四皇
シャンクス エドワード・ニューゲート シャーロット・リンリン マーシャル・D・ティーチ

百獣海賊団
ジャック 
スコッチ シープスヘッド ジンラミー ホールデム スピード
X・ドレーク スクラッチメン・アプー バジル・ホーキンス
協力者
ドンキホーテ・ドフラミンゴ 黒炭オロチ

ワノ国
光月おでん モモの助

ゲッコー・モリア


戦桃丸…モチーフの金太郎は酒呑童子で有名
太宰治(文豪ストレイドッグス)…趣味は自殺繋がり

明王 竜王 竜神 龍神 龍人 鬼神 荒神 破壊神

外部リンク

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